カレル橋 Karluv most カレル橋は、正面から渡るときには階段がないので、ベビーカーでもだいたいOKです(数段の段差はあります)。プラハ城側の岸にはサイドに下りる階段があります。 橋からの展望はうわさどおりすばらしいものですが、橋の上はお土産や似顔絵の屋台でいっぱいです。あるガイドブックには「プラハの最高にして最低の場所」と書かれていました。ただし、これらの屋台は鑑札を表示しています。 |
スメタナ博物館 地図上ではカレル橋のたもとにありそうですが、カレル橋から川沿いの道路を少し国民劇場側にむけて、土産店街をぬける歩道を歩いていくと、川岸にレストランが並んでいるところに出ます。そこを川岸に向っていくと、いちばん奥にあります。 1階でチケットを買って、2階の展示室を見ます。残念ながらエレベーター・エスカレーターは無し。1階にベビーカーを置かせてもらって、だっこで上がりました。 こじんまりしていますが、英語の説明もあり、自筆楽譜やスメタナ当時のピアノなどもあるので音楽ファンにはお薦めです。1階のCDショップも充実しています(ただし値段は少々高めか。プラハでは店によってCDの値段が違います)。 |
プラハ城 Prazky Hrad ヴルタヴァ(モルダウ)川岸から徒歩で歩いて上がることもできますが、急坂+階段ということで、私たちは市電でお城の裏側へまわりました。22、23系統で、坂を上がりきってから止まる二つ目の停留所です。停留所から城の入り口まではすぐで、段差はほとんどありません。 城内は多少の段差やでこぼこの厳しいところはありますが、城壁の中を見てまわるだけならベビーカーでもなんとかなります。建物の中はどうしても階段が避けられません(中央にあるメインの教会、Katedrala Sv Vitaの、無料部分だけならスロープで出入できます。すばらしいステンドグラスは十分見ることができます)。城の正門から出て左にいけば、市内を一望するすばらしい景色に出会えます。 黄金小路(Zlata ulicka)や旧王宮内部、Katedrala Sv Vitaの奥のほうは有料です。黄金小路のチケット売場は昼休みにはしまっていますが、周辺の土産店でも買えるので安心してください。またKatedrala Sv Vitaの内部で写真を撮るときも料金を払う必要があります。まあ、文化財保護のため寄付したと思うことにしましょう。 |
旧市街 Stromestske 石畳はベビーカーにとって多少つらいですが、やはり旧市街の街歩きはプラハ観光の目玉でしょう。中世そのままのような古い建物が並ぶ通りの景色は魅力的ですし、土産店ばかりでなく個性的な店もあって買い物も楽しいものです。旧市街広場Stromestske Namestiに面した、カフカの父親の店があった場所にある「カフカ書店」などはたずねてみる価値がありそうです。 ただ、おむつルームなどはあまりみかけませんでした。公衆トイレにはトイレ番がたいていいるので、身振り手振りでもおむつを替えたい旨伝えれば、手伝ってくれるかもしれません。おむつルームはむしろ、旧市街から少し中央駅よりにあるメインストリートのNa Prikope(共和国広場Namesti Republikyから地下鉄Mustek駅へむかう大通り)にある大型店やパッサージュのなかにありそうです。たとえば衣料品店のH&Mなど。 |
ユダヤ人街 旧市街とヴルタヴァ川の間に広がるのがユダヤ人街です。カフカもここの出身で、第二次世界大戦までは欧州有数のユダヤ人街があったとのことです。ナチス占領下に、大半の住民はアウシュヴィッツで虐殺されましたが、今はシナゴーグも復活しています。ここも石畳ですが、歩道は比較的歩きやすいと思います。 |
ショッピング街 Na Prikope 共和国広場Namesti Republikyから地下鉄Mustek駅へむかう大通りがNa Prikopeです。大手銀行や西欧系の衣料品店などがならんでいます。 ところどころにパッサージュがあり、一つ旧市街側の静かな通りRytirskaや反対側の電車通りにも抜けられます。パッサージュのなかやRytirskaには小さいけれども魅力的な店があります。 ただし、この通りの屋台はぼったくるときがあります。私たちは、通常せいぜい30コルナ程度のミネラルウォーターを200コルナで買わされました。水はスーパーで買うことをお薦めします。 |
市民劇場 Obecni dum 旧市街の片方の入り口、共和国広場Namesti Republikyに面した立派な建物が、有名なスメタナ・ホールのある市民劇場です。ホールにはコンサートの客としてでないと入れませんが、入り口両翼にあるカフェやレストランには誰でも入れます。また、たぶん階段しかありませんが、2階のホール入り口までは行けますので、多少雰囲気を感じることはできます。 |
共産主義博物館 商業施設で、入場料が高い割に展示はたいしたことがありません。しかし、旧体制時代の商店や秘密警察の尋問室を再現した展示や、プロパガンダ・ポスターは、関心のある人には興味深いものでしょう。テラスには古いバイクも飾ってあります。 入り口はメインストリートNa Prikopeの、マクドナルドの隣、カジノと共通で、表通りに面して看板がでていないのでちょっとわかりにくいですが、建物の中庭に通じる通路の右側の入り口から入って階段を上がります。ここもエレベーターはありません。 |