2012.10
ロンドンで行われるヨーロッパ最大のニットイベント Knitting & Stitching Show とニットショップを訪れる旅です。 3年前から計画を立てていましたがなかなか行けず、ようやく実現に至りました。 やや強行突破でしたが、日本からはスクールの生徒さんと、現地では通信講座の生徒さんと一緒です。 仕事の踏ん切りをやっとつけ、睡眠不足のままロンドンに到着です。 甘いフレグランスの香りのヒースロー空港。 うーん! この初めて感じるイギリスに、降り立ったとたんにスイッチオンした気分です。 Showは2日間じっくり見る予定にしたので、会場近くのB&Bにしました。 朝食付きの民宿といった感じです。 トースト、シリアル、卵、フルーツ、コーヒーはおかわり自由で、私としては十分でした。 お部屋はシンプルでしたが、疲れて帰って来て寝るだけでしたので、初めてB&Bを経験してみてよかったです。 朝は寒かったのですが、朝食後裏庭に出てみました。 空気が澄んでいて心地よい寒さが気持ちよかったです。 小高い丘の上にある会場のアレキサンドラパレスに到着です。 三々五々たっくさんの人々が開場前から到着しているようです。 ヨーロッパ各国から来ているとのことです。 こんなに大勢の人がknitに、もちろんstitchもありますが、一堂に会していることに改めて驚きを感じました。 各ブースは魅力あるものばかりです。 変わった糸があり、作品があり、改めて糸の魅力にひかれてしまいました。 糸のセールはどこも同じと、入るすき間もありません。 ブックコーナーでは本にたどりつくまでが大変なくらいで、興味深いものがたくさんありました。 手芸コーナーもニットとの組み合わせによさそうなものがたくさんあります。 ランチのレストランも席の順番待ちです。 イギリスビールを飲みながら、ホット一息です。買ったものを見せ合い、情報交換です。 その後また会場をまわり、閉場までいましたがとても見切れませんでした。 明日がまた楽しみです。 市街から離れているこの街は、落ち着きがありました。 車道脇は車だらけです。家に駐車場というものがなく、車道駐車するのだということで驚きです。 話し込んでいるうちに外は暗くなり、明日のためにやや早めの夕食のために外に出ました。 少し小雨の降っている中お店を探し、インドカレーのお店にしました。 本格的な味にとっても満足でした。 翌日も朝早くから会場に行き、堪能できました。 後ろ髪を引かれる思いでしたが、明日から回るニットショップのために市街地へ移動のため少し早めに会場を後にしました。 彼女は見たいマーケットがあるというので、一足先に向かいました。 そこもとても魅力的なので、上手くいけばぎりぎり間に合うかなというところでしたが、現地の生徒さんと話がはずみ、 近くに Kenwood があるというので案内してもらいました。 映画のロケーションにもなったとのことで、こんなところで美味しいお茶でも飲みながら編み物したいなーと思いました。 少し遅めの昼食。彼女がよく行くというパブへ。 せっかくなので、フィッシュ&チップスを注文。美味しかったです。 ホテルに無事着き、今夜は街のおしゃれなお店で夕食です。 モヒートがとっても美味しく、思わずUPです。 明日からニットショップめぐりです。 メインな所をご紹介します。 地図を片手に電車、バス、地下鉄を利用して訪れました。 道に迷ったり、道行く人に尋ねたりしてたどり着いたお店もあり、あったーと思わず拍手です。 デパートではROWNが充実していました。 昨日までのイベント会場の方が値段が安く、迷わず買っておいてよかったです。 最終日は、一足早く帰国した彼女。今日は一人で回りました。 道路工事をしていて地図とは違う…と思っていたところ、英国紳士が助けてくれたり、 地下鉄が入り組んでいて間違えたら困ると思い、パンク風のお姉さんに訪ねてみたり、 カードのチャージに手間取っていると説明してくれた青年や、旅の醍醐味を味わいました。 個性的なアートなお店が並んでいる道を進んでいくと、 有名なお店 loop 色の変化が面白い糸が多く、選ぶのに大変でしたが、店員さんにアドバイスをもらいながら決めました。 色々な国から来るとのことで、日本人も来るとのことです。 観光地を訪れる時間がないほどニットオンリーの短い旅でしたが、街の様子を眺めながらイギリスを実感することができ、 私のモットーとしている「そこに住んでいるように旅をする」を味わうことができてよかったです。 またゆっくりと訪れたいです。 まだ見切れなかった所、楽しみたかった所を残し、日本へ出発しました。 ここで感じたことを今後に生かし、ニットの輪が広がって行くことを願っています。 |
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