2014.01 アメリカの Vogue Knitting が主催するアメリカ最大のニットイベント Vogue Knitting Live! とニューヨークの街を楽しんできました。 オーストラリア、イギリスのニットイベントを経て、ようやくアメリカです。 30年余り前に初めて訪れたニューヨーク。 あの時はドキドキしながら、夜も早目に切り上げて…という感じでしたが、今回も何となく気を引き締めてという思いでいました。 が、そんな心配をよそにとてもフレンドリーでお互い助け合って生きている街だと知り、とてもホットしました。 9.11テロ事件があってからはなおのことのようです。 驚いたのは女性の一人歩きもバーに行くのも深夜でなければOKとのことで、ニットイベントやニットショップが閉店後からは 十分ニューヨークを楽しめる!とハイテンションのスタートとなりました。 イベントは2日間共参加し、前日のマーケットプレイス参加の特典つきだったので、もちろん行ってみました。 会場はブロードウェイの中心に位置しており、宿泊ホテルから歩いて15分位で便利でした。 今回はミュージカルを観に行ける時間はありませんでしたが、入口に列を作っている光景を見ると、 あー行きたいーと心がそそられました。 明日からはもっと混みそうと思い、さっそく気に入った糸を購入。 このイベントのために日本から来たことを話すとビックリされ、 「私はオレゴンから来ただけで大変だったのに!」と周りの人も寄って来て質問攻めになってしまいました。 次の日からは、Vogue Knitting Live! 本番です! ネームプレートを下げ、準備OKです。 イベントは、展示を兼ねたマーケットプレイス、ファッションショー、クラスがあります。 エントランスにはさまざまな作品の展示です。 マーケットプレイスでは、各糸屋さんが作品や糸を並べています。 それぞれがそれぞれにデザイン、糸使用を駆使していてとても勉強になるものでした。 これはデザインや糸使いがおもしろくキットになっていたので何点か購入してきましたので、後ほどご案内します。 注目されている糸 KOIGU 今回は帽子で登場です。 色選びが楽しく、何色か購入してきましたので、キットにしたいと思っています。 ファッションショーは前列に座ることができ、本に載っている作品や新作を見ることができました。 ファションショーやクラスのレッスンの時でも編み物をしている人は多く、そんな人たちを見ているとウズウズしてきます。 そう!指編みなら!と思いマーケットで糸を選び指編みををしていると、 「不思議ね」「何ができるの?」「幅を広くするにはどうするの」と多くの人が興味を持たれました。 アームニッティングのデモンストレーションをしていました。とてもユニークです。 ゆび編みと同じように簡単です。 「あなたはフィンガーニッティング。私はアームニッティング。グッドコンビネーションね。」 と隣にいた人が調度アームニッティングをしていたので写真を撮らせてもらいました。 彼女は4本の糸でこんな感じ… 彼女の個性が出ていて思わず「素敵な糸の組み合わせですね。」と。 クラスもたくさんあり迷うところでしたが、色、デザインについてのクラスを選び、勉強してきました。 3時間びっしりのレッスンです。 メールを教えあったり、SNSで友達登録したりで楽しい出会いがありました。 知りたいこと、情報はネットでもリアルに見聞きできますが、 やはり行ってみないとわからないこと。実感してみなかればわからないことを思い知り、とてもいい経験になりました。 イベントが終わると、地図を見ながらのニットショップ廻りや少し観光もできNYの街を楽しみました。 地下鉄に乗ったり、タクシーを使ってみたり、迷いながらのニットショップ廻りでしたが、それも旅の醍醐味でした。 立ち止まって地図を見ていると、そんな様子を見て取って声をかけてくれる人がいて、NYってこんな街なんだと感激しました。 ニットイベントに参加しているショップが主でしたが、実際のお店の様子を見ることができよかったです。 街の様子は… あちこちにやたらとあるスターバックス。かなりの列で並んでいる所も。 日本と違ってフルーツカップがあるのはとてもいいなーと思いました。 日本人はあまりフルーツを取らないと言われますが、NYのお店にはフルーツは欠かせません。 早目の朝食はこんな感じで。 イエローキャブの多いこと。乗用車より多く走っていることもありびっくりです。 車は平気でクラクションを鳴らしています。 信号はストップ表示でも車が来なければどんどん渡ります。 寒さが苦手なので天気予報を気にしながら来ましたが、東京とさほど変わらない気温で助かりました。 少し雪が降り、雪の中を歩きながら、NYは雪が似合うーと感激してしまいました。 五番街やブロードウェイ辺りのお店の様子をいろいろ見て廻り、これもまた感じることが多くいい勉強になりました。 夜は買い物に出たり、観光地に行ったり、ゆっくりバーでビールやワインを飲みながら、美味しいものをいただき、 ニューヨーカーの過ごしぶりを観察したり、一日を振り返ったり… 「そこに住んでいるように旅をする」を前回よりも実現でき、なごりおしい帰国となりました。 帰国の日は朝から雪がずい分降っていて2時間以上離陸が遅れましたが、 今日帰れなくても…なんて思ってしまいながら雪景色を楽しんでいました。 おおよその大きなニットイベントをしている国に行くことができ、それぞれの国の様子を知ることができ大変勉強になりました。 またニットの旅に行きたいと思っています。 |
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