2017.11 今回はイタリアです。 今回は観光せずには帰れないと時間を取れるように計画し、ニットと観光どちらも充実した旅となりました。 最初に降り立ったのはミラノです。 何日か前にテレビで見たドゥオーモや街並みの風景の中に自分がいる不思議さと感激に何とも言えない気持ちでした。 建物自体に彫刻が施されているすばらしさ。あちこちに見られる教会、ミュージアムから感じる歴史。 その時代に引き込まれていきそうな強烈な印象を受けました。 その街並みに並ぶブランド店。 全体の相関を損ねない出で立ち。 世界各国のブランドショップ。セレクトショップ。洗練されたディスプレイの並ぶセンスあるショップ。職人さんの工房。 歩いているだけで研ぎ澄まされる気分です。 今までの国と違い食事にも気合が入ります。 初日ミラノで本場イタリア料理を堪能できました。 次はローマです。 スペイン広場コロッセオ、フォロ・ロマーノ、トレビィの泉、真実の口など見逃せない箇所やその周辺を見てまわりました。 大きな遺跡の中にどっぷりつかった時は、その偉大さに圧巻でした。 至る所にある遺跡。その中で共に暮らしているイタリア人。改めてイタリアの凄さを感じました。 ニットイベントは、早目に着きましたがもう大勢集まっていて、待っている間どこから来たの?などと話しかけられ、 このイベントのために来たのだと言うと、この国でも驚かれました。 糸を始めあらゆる手芸品のショップのブースが集まっています。 日本のホビーショーと似ています。 日本でも目にするようになったPaintの糸、それに似ているカラーバリエイションの糸は早速購入です。 変わり糸も数多くあり、惜しみなく購入です。 ボタンにも注目。ビンテージものや珍しいものなど選ぶのに大変でした。 持ちきれないほどの荷物を抱え、いい買い物ができたようね。と声をかけられ、 周りを見てもそんなに買っている人はいなく、ただ、ええ、とっても。とうなづくのに精一杯でした。 これらの糸をどのように生かしていこうか楽しみです。 同じ糸でも編む人によって完成はさまざま。その魅力に魅かれます。 いつも感じることですが、国は違っていてもニットに馳せる思いは同じで、 今この時も世界のあらゆる所で編んでいる人がいるのだと思うと、ニットで結ばれている感動を感じます。 行ってこそわかるその国の風土。 今まで見聞きしてきたこの国のことを肌で感じることができた感動の旅でした。 慣れないイタリア語に苦戦しながらも、少しずつこの国に打ち解けることができた喜び。 またどこかの国で感動を味わいたいと思っています。 |
TOP New York London Sydney/Cairns |