*洞天上元
一景眞符
古来伝わるところ、頭の中を聡明にする為に用いた玉符である。この玉符を白紙に墨書して所持すれば、知識増伸して学術・諸芸に明達したと云われた。
*洞天上元
二景眞符
古来伝わるところ、髪の病等を治す為に用いた玉符である。この玉符を黒紙に朱書したものを数枚作り、一枚を護符として所持す。残りの霊符は桑の火で焼き、その灰を頭髪に塗布し祈念したと云われた。
*洞天上元
三景眞符
*洞天上元
六景眞符
*洞天上元
五景眞符
*洞天上元
四景眞符
*洞天上元
八景眞符
*洞天上元
七景眞符
古来伝わるところ、皮膚の病を治す為に用いた玉符である。この玉符を黄紙に朱書したものを数枚作り一枚を護符として所持す。残りの霊符を焼きその灰を皮膚の諸瘡に塗布し祈念すれば快癒したと云われた。
古来伝わるところ、目の病を治す為に用いた玉符である。この玉符を赤紙に朱書したものを二枚作り一枚を護符として所持す。残りの一枚を以て常に眼を撫でて祈念すれば一切の眼病平癒に効験があると云われた。
古来伝わるところ、首・肩の凝りを治す為に用いた玉符である。この玉符を白紙に毎日一枚ずつ朱書し封じて、其れを以て常に首筋・肩・背の痛む箇所を撫で祈念すれば快癒すると云われた。
古来伝わるところ、脊髄の病を治す為に用いた玉符である。この玉符を白紙に数枚朱書し一枚を護符として所持す。残りは毎日一枚ずつ背・腰等の痛む箇所を撫で、神棚等に供え祈念すれば快癒すると云われた。
古来伝わるところ、鼻の病を治す為に用いた玉符である。古来この玉符を黄紙に朱書す。護符として所持し常に祈念すれば鼻の病患一切に効験が有ると云われた。
古来伝わるところ、舌の病を治す為に用いた玉符である。この玉符を赤紙に朱書し、これを桑火で焼いて祈念すれば、口舌の病患一切を平癒する効験が有ると云われた。
*洞玄中元
一景眞符
古来伝わるところ、喉の病を治す為に用いた玉符である。この眞符を白紙数枚に朱書し、これを桑火で焼いて祈念すれば、咽喉の病患一切を平癒する効験が有ると云われた。
*洞玄中元
二景眞符
古来伝わるところ、肺の病を治す為に用いた玉符である。この眞符を白紙に朱書して護符とし、更に毎朝一枚ずつ書いて祈念し続けると、肺の病患一切を平癒する効験が有ると云われた。
*洞玄中元
三景眞符
古来伝わるところ、心臓の病を治す為に用いた玉符である。この眞符を赤紙に朱書して護符とし、更に毎日一枚ずつ書いて祈念し続けると、心臓の病患一切を平癒する効験が有ると云われた。
*洞玄中元
四景眞符
古来伝わるところ、肝臓の病を治す為に用いた玉符である。この眞符を青紙に朱書して護符とし、更に毎日一枚ずつ焼いて祈念すれば、肝臓の病と小児五疳の病患一切を平癒する効験が有ると云われた。
*洞玄中元
五景眞符
古来伝わるところ、胆臓の病を治す為に用いた玉符である。この眞符を青紙数枚に朱書して一枚を護符とする。他は毎朝一枚ずつ拝み祈念すれば胆嚢の病患一切を平癒する効験が有ると云われた。
*洞玄中元
六景眞符
古来伝わるところ、左腎臓の病を治す為に用いた玉符である。この眞符を赤紙数枚に朱書して一枚を護符とする。他は毎日一枚ずつ桑火で焼いて祈念すれば左腎臓の病患一切を平癒する効験が有ると云われた。次の右腎臓の符と併用すると良い。
*洞玄中元
七景眞符
古来伝わるところ、右腎臓の病を治す為に用いた玉符である。この眞符を黒紙数枚に朱書して一枚を護符とする。他は毎朝一枚ずつ祈念すれば右腎臓の病患一切を平癒する効験が有ると云われた。前述の左腎臓の符と併用すると良い。
*洞玄中元
八景眞符
古来伝わるところ、黄疸を治す為に用いた玉符である。この眞符を黄紙数枚に朱書して一枚を護符とする。他は毎朝一枚ずつ祈念すれば黄疸の病患一切を平癒する効験が有ると云われた。
*洞神下元
一景眞符
古来伝わるところ、胃の病を治す為に用いた玉符である。この霊符を黄紙数枚に朱書して一枚を護符とする。他は毎朝一枚ずつ桑火で焼いて祈念すれば、胃の病患一切を平癒する効験が有ると云われた。
*洞神下元
二景眞符
古来伝わるところ、腸の病を治す為に用いた玉符である。この霊符を黄紙数枚に朱書して一枚を護符とする。他は毎日一枚ずつ祈念すれば、腸の病患一切を平癒する効験が有ると云われた。
*洞神下元
三景眞符
古来伝わるところ、便秘を治す為に用いた玉符である。この霊符を黄紙数枚に朱書して一枚を護符とする。他は毎夜一枚ずつ祈念すれば、大小便の秘結を通じ快癒する効験が有ると云われた。
*洞神下元
四景眞符
古来伝わるところ、腫れ物を治す為に用いた玉符である。この霊符を白紙数枚に朱書し、毎日一枚ずつ桑火で焼いて祈念すれば、「よう」「ちょう」の様な悪性の腫れ物が快癒する効験が有ると云われた。
*洞神下元
五景眞符
古来伝わるところ、胸郭の病を治す為に用いた玉符である。この霊符を白紙数枚に朱書し、毎日一枚ずつ桑火で焼いて祈念すれば、胸郭の病が快癒する効験が有ると云われた。
*洞神下元
六景眞符
古来伝わるところ、肋膜の病を治す為に用いた玉符である。この霊符を赤紙数枚に朱書し、痛い処を撫でて一枚ずつ祈念し神棚等に供えれば、肋膜疾患の病が快癒する効験が有ると云われた。
*洞神下元
七景眞符
古来伝わるところ、左の手足の病を治す為に用いた玉符である。この霊符を白紙数枚に朱書し、毎日一枚ずつ桑火で焼いて祈念すれば、左の手足の痛みが快癒する効験が有ると云う。次の右の手足の符と併用すると良い。
*洞神下元
八景眞符
古来伝わるところ、右の手足の病を治す為に用いた玉符である。この霊符を白紙数枚に墨書して、毎日一枚ずつ桑火で焼いて祈念すれば、右の手足の痛みが快癒する効験が有ると云われる。 前述の左の手足の符と併用すると良い。