初夏のニュージーランド8日間

2003年11月15日 その1

ホテルのエントランス脇の八重桜が満開だった
今日は、いわば移動日である。
特に、観光するわけではなく、ひたすら走るだけという日である。
ここ、テ・アナウを出発し、マウントクック村まで約280キロだ。

今日も朝から快晴。これなら、車窓の景色も楽しめる。長距離ドライブだって、楽しくなることだろう。車は、クイーンズタウン方面に向けて、来た道と同じ道を進む。

ガーストンは、NZで一番内側にある街
最初のトイレ休憩はガーストン という街で。
公衆トイレを使うのだが、ニュージーランドの公衆トイレはどこもきれいに管理されている。お掃除も行き届いているし、トイレットペーパーもきちんと備え付けられている。旅行者には本当に嬉しいことだ。
この国では、公衆トイレをきれいに保つことが、街の品格を意味すると考えられているそうで、どこのトイレも本当に気持ちよく使うことが出来る。掃除にかかる費用や、トイレットペーパーの費用のため、募金箱がおいてあるところもあるが、そういうときには是非、気持ちだけでも入れてきたいものだと思う。

次は、
カワウラブリッジ でバスを降りる。ここはクイーンズタウン郊外に位置するところであり、商売としてのバンジージャンプを初めて行ったところである。ここでのジャンプは、半身着水のチョイスができる。
高さ43メートルにかけられた橋から川へと向かってジャンプする。バンジーに挑戦しない人でも、橋は通れるので、ジャンプ台のすぐそばに行くことが出来る。
私も、行ってみたけど、ものすごく高い。きっと足がすくんでしまうだろう。
ここで、バンジーに挑戦するのは、圧倒的に女性が多いそうだ。で、ジャンプ台に立ってから飛び込むまでの時間も、圧倒的に女性のほうが短く、男性はあれこれ考えて、ギブアップしてしまう人も多いと聞いた。
ふむ、女性のほうが思い切りがいいと言うのか、度胸があるというのだろうか・・・。
そういえば、このときは2人がジャンプするのを見たが、どちらも女性だったなぁ。
ジャンプした瞬間・・わかりにくいけど こうなります

果物屋さんの店内はカラフルで見ているだけでも楽しい
次のトイレ休憩は、クロムウェルという街。
ここは、果物が多く作られているところで、国道沿いにはフルーツを売る出店(fruit stall)が点在する。私たちのバスも果物屋さんでの休憩だ。
あらゆる種類の果物が、とても安く売られている。ここでは旅行中に食べる果物はもちろん、おみやげ用のドライフルーツも買うことができる。
人気は、ドライキーウィフルーツ。さくさくとした歯ごたえで、ちょっぴりすっぱい。
他にもフルーツのソフトクリームなども売られていた。
背の高ーいポプラが並んでいました


道路には→のようなポプラ並木が続いている。防風林として植えられているそうだ。
これ、北海道のポプラ並木なんて比べ物にならないほど、みごとなものだ。
秋には、黄色に色づいて、それはそれはきれいな風景になるそうである。

外は快晴。気温もぐんぐん上がっていて、長袖では暑いくらい。
バスの中では、みんな半袖になっている。昨日はすごく寒かったのに、今日は真夏のように暑い。本当に気温差が激しいので、毎日脱ぎ着のできるような服装をしなくてはならない。



バスは順調に飛ばして(笑)、ワナカの街へはいる。
ワナカ湖のほとりの街、ワナカは湖畔のリゾート地として、海外からの観光客だけでなく、NZ国内からも多くの人がやってくるところだそうだ。

また、別荘地として、あるいはリタイア後の住まいとして、この地を選ぶ人が多いという。

途中、車窓からおもしろい建物が見えた。
これ、
パズリングワールド(puxxling world)というところ。
2階建ての1.5キロにも及ぶ巨大迷路が有名で、脱出するのに要する平均時間は2時間を要するらしい。時間に余裕がないとこれないところだね。

今日の昼食場所、ワナカエッジウォーターリゾートは、コテージタイプの部屋が並んだ広大なリゾートホテル。「ハネムーンで泊まりたいホテル」の世界ランキングで毎年上位にランキングされるという。
美しい湖でのアクティビティのほか、トレッキングも楽しめるし、冬にはスキーもできる。
今日は、ランチの立ち寄りだけだけど、1週間くらいのんびり滞在するのもいいんだろうな〜。

今日のランチは、シーフードバーベキュー。白身魚やえび、たこ、ムール貝などをガーリックバターで焼いたものだ。
お味・・・おいしいけどね、やっぱり大味!(笑)
こんなときはバッグから醤油を登場させる。そうするととてもおいしくいただける。
やっぱり醤油って偉大!

食事の後は、湖畔をぶらぶらとお散歩。
ミルキーブルーに輝く湖、白く雪を抱いた山々・・絵葉書そのものの景色が目の前に広がっている。

ああ、幸せだなあ・・・思わずそんな言葉がでてきそうな感じがした。

■一口メモ
この日の気温は多分25℃を超えていたと思います。
バスの中では、それこそ30℃くらいはあったんじゃないかな。NZのバスはもちろん冷暖房は完備しているのですが、効きが悪いものも多いそうなので、衣類で調節しなくてはなりません。
基本は重ね着で、暑くなったら脱ぐ、寒くなったら着るというようにしなければならないのです。

 
Back  5th Day 1  Next


NZ Top

Travel Top