イエローストーン&グランドティートン国立公園 7日間



2004年7月17日その3

Blacksand BaisinからOld Faithful (オールドフェイスフル)までは、車で3分ほど。

ここには、イエローストーンのシンボルともいえるOld Faithful Geyser(オールドフェイスフルガイザー)がある。
「faithful=忠実な」というとおり、この間欠泉は120年以上もの間、ほとんど狂うことなく65〜90分おきに4万リットルもの熱水を噴出しているのだ。噴出の時間は約4分間。
ちょうど私たちが、駐車場についたときに、噴出が始まったところだった。「早く、早く!」とヘルガにせかされ、車を降りる。
急いで、車を降り、ガイザーまで走っていったけど、着いた頃には噴出終わりかけ・・(泣)

ここOld faithfulエリアには、Old faithful Geyserを囲むように、ビジターセンター、ホテルやロッジ、郵便局、ガソリンスタンド、ストアが建ち並んでいる。
イエローストーンのシンボルOld fathful Geyserがあり、いろいろな施設があるのだから当然かもしれないけど、びっくりするくらいの人・人・人。とにかく、人が多いところである。
駐車場もかなりの広さがあるのだけど、お昼前後には、駐車場所を見つけるにも一苦労するほどだ。


100周年の垂れ幕がかかっていた
ここのOld Faithful Innというホテルは、1904年に作られた丸太作りの美しいホテル。
何と今年で100周年!100才の丸太小屋なのだ。
100年経った木独特の温かみがいいっ。また、ロビー中央の暖炉がこれまたニクイ。なかなかナイスなホテルなのである。
もちろん、園内の宿泊施設の中でもダントツの人気でなかなか予約が取れないらしいけど、一度泊まってみたいな〜と思ってしまう。
(実際は、古くてあんまり快適ではないらしいんですけどね)

このホテルは、宿泊客だけでなく、食事をする人にも人気があるらしい。レストランには長蛇の列ができていたし、カフェテリアもかなり混んでいた。
ランチに時間をとるのはもったいないということで、ヘルガが別なロッジのカフェテリアに連れて行ってくれた。
サンドイッチとグレープジュースでランチ。

ランチの後は、イエローストーンレイクに向けて出発。

こちらは、オールドフェイスフルの南に位置する、Kepler Cascades(ケプラー滝)である。このエリアの中では、車で行くのに一番アクセスしやすい滝で、
車から降りてすぐに見ることができるというので、ちょいと立ち寄ってみた。
イエローストーンの中って、滝はたくさんあるんだけど、倒木があったり、立ち枯れた木が前にあったして、きれいな滝ってあまりお目にかからなかったような木がするわ。

オールドフェイスフルから27キロほどで、イエローストーンレイクの西側、West Thumb (ウェストサム)に到着する。
イエローストーンレイクは、握った右手から、親指を出したような形をしている湖だ。
その親指部分の形をしたところがWest Thumbと呼ばれているエリア。まさしく西側の親指部分なのである。


イエローストーンレイクから山へ向かって上る道があり、それを上って行くとPumicePointがある。
天気がよければイエローストーンレイクの向こうにグランドティートン山が見えるポイントだ。
写真の右奥のほうが、West Thumbの親指部分である。
親指の形っていわれてもピンとこないけど、こうして上から眺めると、なるほどねーって納得できる。



そしてレイクビレッジまで車を進める。レイクビレッジは湖畔の大きなビレッジで、キャンプサイトや大きなホテルもある。
Yellowstone Lake (イエローストーンレイク)は、北米でもっとも高地にある湖で、その広さは360平方キロメートル。かつて、大噴火した火山の、火口の底に水がたまってできた湖である。
12月下旬から6月上旬の半年間は凍りついてしまう。
ここの海抜は2357メートル。標高が高いこともあって、ここの朝焼け、夕焼けは見事らしい。
できたら、ここに1泊したかったなー。


ここで、ミュール鹿を発見。
エルクよりも小型の鹿で、角もエルクと比べるとずいぶん小さいでしょう。
おいしそうにお花を食べているミュール鹿の姿は、とってもプリティで、私はこの鹿がとてもお気に入り。

イエローストーンではあちこちで見られるというんだけど、私たちはこの時しか見ることができなかった。






● ひとくちメモ
レイクビレッジでは、車をおりて湖畔をお散歩するのが気持ちいいです。
また、ストアで売られているアイスクリームは、種類も多くおいしいのでオススメです。(1スクープ4ドルくらいだったかな)
でも、やっぱりアメリカサイズ。1スクープ(日本で言うシングル)といってもものすごく大きくて、一人で食べるにはちょっとキツいかも。私たちは二人で1スクープでちょうどよかったです。
ヘルガはぺろりと食べてましたけど。

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