あざらしの赤ちゃんに会いに
カナダ マドレーヌ島とナイアガラ7日間
2002年3月7日(木) またまた夜中の2:30に目が覚めてそれから寝付けず。朝方までもんもんと時間を過ごす。 殆ど寝ていないのに体調は悪くないから不思議だ。遊びに行くとやけに元気な私である。 マドレーヌ島のことを少しお話しておこう。 地図にものっていないような小さなこの島は、カナダの東海岸 セントローレンス湾に浮かんでいる。ケベック州なので公用語はフランス語だ。赤毛のアンで有名なプリンスエドワード島からは105Km離れている。 経済の殆どが漁業に頼っており、ロブスター、貝類、蟹などが捕れる。 人口は約15,000人。夏は緑に包まれ、きれいな砂浜と青い海、そしてたくさんのサンゴ礁に見せられて観光客が集まるのである。シュノーケリングやフィッシングで賑わうそうだ。 今日のあざらしウォッチングは14:00からなので、午前中は島内観光に行くことにした。 ホテルの宿泊には島内観光も無料で付いているのだ。参加者は日本人が3名とオランダ人が1名。 ガイドはホテルのスタッフ。すべて英語での説明だが、もともとフランス語圏のせいか、それほど難しい英語は使わないので理解しやすい。 White La Verniere-Church 最初は島の教会へ。ここは北米で一番古い木造の教会で、ケベックの歴史的な記念物のひとつである。 今、教会は少しづつ修復されている。 |
Cap-Aux-Meules マドレーヌ島は人口人の小さな島。島民の75%は漁業で生計を立てている。もとはあざらし漁も盛んだったようだが、あざらしの激減と動物愛護団体からの抗議であざらし漁が規制された。そこで、こうしてあざらしウォッチングで観光客をあつめはじめたそうである。 海岸には漁師たちの彫像が飾られていた。 |
Bell-Anse 最も海からの波が強い崖。 赤土はとても柔らかく、1年に1メートルもの土が削られている。削られた赤土と海水が混ざりあい、砂になり、そこから木が生えてくるのである。 そのため、この島は毎年形を変えているのだ。 崖の端に行くのは危険なので、立入り禁止のところには入らないように。 |
そしてチーズ工場の見学へ。 ここの工場では自分のところで牧場を持っており、毎日新鮮な牛乳でチーズが作られている。 カマンベールタイプのチーズはとてもなめらかでおいしかった♪ 他にもワイルドローズや各種ベリーのジャムなどが売られていた。 |
この他にも、スモークハウス(魚の燻製工場)、ガラス工房とまわり、気に入ったものがあれば購入できるようになっている。 ただ、元々がこの島は観光名所ではないので、観光するというよりも島民の生活を垣間見るという感じだろうか。 島には日本車が結構多く、特にHONDA車が目立った。私たちが乗っていたのもHONDA オデッセイだったのよ! |