憧れのハワイいちおう8日間


2002年8月11日
本来なら、今日は朝からゴルフに出かけるつもりだったのですが、急遽キャンセルしちゃいました。
前日、一緒に回る人数が増えて、1組では回れなくなったから2組で回ろうという連絡があり、それなら「私、やめちゃう〜」ってことに。
なぜならハワイに来てどうしてもやってみたいことがあったからです。
それは、
「ロミロミマッサージ」です。
Mちゃんも「ゴルフよりマッサージがいい〜。」ということで、2人でマッサージに予定変更です。

ロミロミとは、ハワイオリジナルのマッサージで、ハワイ王宮で行われていたものだそうです。
マッサージオイルを用いて、揉む・摩るをバランスよく行うものだそうです。
フリーペーパーをみると、ロミロミをやっているところはたくさんありますが、せっかくだし、ちょっとリッチな気分で〜ということで、ヒルトン・ハワイアンビレッジ内の「マンダラ・スパ」に予約を入れることにしました。
この「マンダラ・スパ」は朝6時からやっているので、早速電話をしてみます。
ラッキーなことに、午前10:30からの予約が取れました。
がっ、予想もしていなかったことが・・・。

以下、電話での会話 (o:オペレーター m:私)
o「それでは10:30に予約をお入れいたします。あいにく、女性のエスティシャンがすべて予約済みですので、男性になりますがよろしいですか?」
m「えっ・・・(しばし絶句)。ちょっと待ってください。(Mちゃんに向かって)ねぇ〜男の人しかあいていないってよ〜。どうする〜。(しばし2人で検討) (オペレーターに) あの〜別な時間は空いていないでしょうか。できたら女性の方がいいんですけど〜。」
o「(とっても冷たく) い〜え、本日はどの時間帯も女性ではお取りできません。」
m「あの〜 男性って今までやってもらったことないんですよね。ちょっと不安なんですが〜」
o「大丈夫ですよ。ちゃんとタオルでカバーしてますし、エステシャンはトレーニングを受けたプロフェッショナルですから」
・・・この機会を逃すと、私のハワイ滞在中にはマッサージを受ける時間はない。えーい、いいかっということでお願いすることにしました。
o「お二人別々の個室と、2人ご一緒の部屋とお取り出来ますが、どちらになさいますか?」
m「もちろん一緒の部屋でお願いします。」

電話を切った後、Mちゃんとしばらくキャーキャー状態。だって、ロミロミはオイルマッサージ。当然、裸でマッサージを受けることになるのよ。
いくら、あちらは慣れているかもしれないが、受ける我々は全く慣れていないのだ!タオルをかけてくれてるといっても、その下は裸なのよ〜。
見知らぬ男性に裸を見られるなんて、やっぱりものすごく抵抗あるわ〜。
そういえば、「トレーニングを受けたプロフェッショナル」といっていたけど、それは女性の裸に触れても欲情しないトレーニングなのだろうか・・。(笑)

今日は、コンドミニアムの前からバスでヒルトンに向かいます。
マンダラ・スパはヒルトンの中にあるカリア・タワーの4Fにあります。
チェックインの後、ロッカールームに案内され、シャワーを浴びた後、バスローブとスリッパに着替えます。
ここで、2人で悩んだこと。バスローブの下はどうするのか?上半身は何もつけないにしても、パンツは履くのだろうか?それとも、素っ裸?
いや〜、やっぱり全裸というのはまずいでしょ〜ということで、とりあえず下着はつけることにしました。
でも、後で知ったんだけど、やっぱり全裸が正解らしい。どうしても嫌って言う人には、使い捨て紙ショーツをくれるらしいです。
←ロッカールームには、シャワーのブースと、マッサージの前後にくつろげるスペースがあり、冷たいお水も飲むことが出来ます。
ここで、うだうだしていると、爽やかな風と柔らかな日差しがとても気持ちいいんです。
なんだかお昼寝してしまいそう・・・
そうしていると、名前を呼ばれ、3階のマッサージルームへ案内されます。
私の担当はDavidさん。笑顔がすてきな方でした。腰に手を回して(!)お部屋へと案内してくれます。
バスローブを脱いで、ベッドの上でうつぶせになり、上からタオルをかけて待っているように指示されます。(この間、彼は外に出ています)
Mちゃんと2人、「え〜い こうなったらまな板の上の鯉だわよっ!」と意を決してベッドに横になります。

・・・で、どうだったかというと〜
はい、大変気持ちようございました。(笑)
女性の小さな手よりも、男性の厚くて大きな手でマッサージを受ける方が、数段気持ちいいのです。もうそれこそ極楽でございました。
ロミロミは、痛くなく、かといって弱すぎずとてもいい力加減でのマッサージです。背中一面、両足の付け根から(わぉ)足の指先まで、そして、両手、肩、頭と全身をくまなく50分のマッサージでした。
終わったあとは、もう恍惚状態。Mちゃんと2人「動きたくない〜」状態でゴザイマシタ。
「ねぇMちゃん、この次は女の人にしてもらう?」と聞くと、「い〜えっ。絶対男の人がいいわぁ。」 はい、私も同感です。

このマンダラ・スパはとても人気があるので、なるべく早く予約を入れることをオススメします。ロミロミだけでなく、有名なマンダラマッサージも指圧も、またフェイシャルもありますので、ご自分にあったものを選んでください。
私は、ラッキーなことに当日でもOKだったのですが、こんなことは滅多にないそうです。で、是非、男性のエスティシャンを指定してくださいねっ(笑)

その後、ヒルトンのサンデーブランチで、ちょっとリッチなランチを取った後、バスで「アリゾナ・メモリアル」に向かいます。
ガイドブックには20番のバスと書いてありましたが、バス待ちの人に確認してみました。すると20番でもいけるけれど、ぐるりと遠回りをしていくので時間がかかるんだそうです。42番のバスがいいそうです。もしくは40番でアラモアナSCで乗り換えるのが近いと教えてくれました。
待っていると40番のバスが先に来たので、アラモアナSCで乗り換えて行きました。ヒルトンから乗り換え時間を入れても1時間弱くらいでした。

「アリゾナ・メモリアル」は第二次世界大戦、日本軍の奇襲により、海底に沈んだ海戦アリゾナ号と、1000人以上の乗組員を悼み、作られた記念館です。慰霊碑の他に、戦時中のいろいろな物が展示されています。
ここの開場時間は17:00までですが、最終プログラム(映画と記念館までのツアー)は15:00からですので、それまでに入場することをお勧めします。ここまで来たのなら、展示物を見るだけでなく、このプログラムに参加して下さいね。
尚、9.11のテロ事件以来、手荷物(バッグ等)の持込が禁止になり、手荷物はすべて預けることになっています。(1個2ドル) カメラの持ち込みはOKです。
私たちが着いた時には、すでに最終プログラムの入場者は定員に達していて、締め切られていたのですが、立ち見でもいいからと無理にお願いして、映画を見せてもらうことが出来ました。記念館までは船の定員があるので残念ながら参加できませんでした。
映画館の前に、4ドルで日本語解説のテープがレンタルできます。これは絶対にレンタルしたほうがいいと思います。

映画は、第二次世界大戦中の真珠湾攻撃とアリゾナ・メモリアルについての説明です。
今まで、「日本が、ハワイの真珠湾を攻撃して、勝利を治めた」という事実だけは知っていたのですが、詳しいことは何一つ知りませんでした。
この映画では真珠湾攻撃の詳細を知ることが出来ます。
日本軍がどのようにアメリカを攻撃したのか、どれくらいの人が犠牲になったのか・・・・。
もちろん、戦争という尋常ではない状況下において、日本のとった行動がまちがっているとは言えません。
しかし、この映画をみて、「私と同じ日本人が・・」という想いをとても強く感じてしまいました。観客の殆どが欧米人だったこともあり、映画が終わると、顔をあげることがなかなかできませんでした。
ハワイって青い空と蒼い海。爽やかな風と降り注ぐ太陽・・それこそ平和が満ち溢れている島といったイメージだったのですが、こうした戦争の暗い歴史も残っているんですよね。それは日本の沖縄も同じこと。
世界の平和を願わずにはいられませんでした。

真珠湾攻撃で海底に沈んだアリゾナ号は、まだ海の底で眠りについています。
そして、その海上に記念館が作られています。
ここまでは、ボートで行くことができます。
尚、アリゾナ・メモリアルの入場及び、プログラムに参加するのに料金はかかりません。ここは決して観光施設ではないのです。
そしてここでは年に1度、慰霊祭が行われているのだそうです。
エントランスのモニュメント 戦艦ミズーリ号 でもどっちの船かわかんない

帰りは、またアラモアナSCで乗り換えです。ついでにSCのコーヒーショップで、友人に頼まれたフレーバーコーヒーを買って帰ることにしました。フレーバーの種類もすごくたくさんあってびっくり!お店の人に相談して、へーゼルナッツとバニラを購入。
ここの「Gloria Jeans Coffee」は、量り売りで売ってくれるので、少量づついろいろな種類が買えるのが便利です。
コーヒーはスターバックスばかり飲んでいましたが、ここのコーヒーもおいしかった!


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