ケニヤ撮影旅行13日間
2004年4月22日 そしていよいよナイロビに到着だ。出発時の遅れが響いてか、約1時間ほど遅れて13:00頃の到着だった。(日本とナイロビの時差はー6時間です) 憧れのケニヤの地に降り立ったかと思うと、気持ちが昂ぶってくる。 空港から出ると、強烈な陽射しが照り付けてきた。暑さはそう感じないが、陽射しの強さが印象的だった。 今日はこれからナクル湖まで移動する。ナイロビから車で4時間半の距離だ。これからしばらくお世話になるサファリカーに分乗しての出発だ。 空港の敷地内にキリンの姿があり、こんなところにもキリンがいるの〜?ってびっくり! ナイロビ市街にはいると、道を歩く人の視線が、突き刺さってくるような感じだ。そりゃそうだ。周りは黒人ばかり。私たちのように肌の色が違うのは、明らかに「異邦人」であるということを嫌でも痛感させられる。やはり、言いようのない緊張感に包まれてしまう。 ナイロビの渋滞はすごい。だいたい信号機がないうえに、車の数が多く、とてもマナーのある運転とはいえないから、あちこちで渋滞が起こるようである。 渋滞中の車には、多くの少年たちが近づいてくる。物売りだ。タオルやらクッション、靴、サッカーボール、人形・・・いろいろなものを持った人たちが、車の窓を叩いてくる。中には物乞いで回ってくる人もいる。独特の雰囲気だ。窓を開けると風が入って気持ち良いのだけど、何となく怖くて窓を開けることができなかった。 途中、1度休憩を入れて、ナクル湖国立公園まで向かう。車中でボックスランチを食べた。中味はおにぎりとおかず数品。なんだかずっと食べ続けなんですけど・・・(汗) ナクル湖が見えてきた。湖の一角がピンク色になっている。フラミンゴの群れだ!遠くからでも色の違いがはっきりわかる程、かなりの数がいるらしい。否が応でも気分が盛り上がる♪ ←ナクル湖国立公園の入り口ゲート。ここで入場料を払い、国立公園に入っていく。あ、これがサファリカーね。日本製のミニバンの天井部分を改造したものだ。ここから顔をだして、写真を撮ったり、動物を見たりできるようになっている。 本来は9人乗りなんだけど、今回は撮影ツアーなので、ドライバー+乗客3名で使用する。機材を置くのに十分なスペースがあるし、左右どちら側も撮影できるのが嬉しいね。 → ゲートの前に、なぜか動物の頭蓋骨が飾られている。 ナクル湖での宿泊はサロバ・ライオンヒル・ロッジ。国立公園内に位置するロッジである。 チェックイン後、早速最初のゲームドライブだ。といっても、4,50分くらいしか時間がないのだけど。国立公園でのゲームドライブは日の出から日没までというルールがある。日没が6:30くらいなので、その時間にはロッジに戻らなくてはならない。 ゲームドライブでは、車ごとに好きな場所に行くことができる。ドライバーのスティーブに「湖に行って」とお願いしたけど、湖に行く道が、前日の雨でかなりぬかるんでいた。このサファリカーは4WDではないので、ちょっとしたぬかるみにもスタックしてしまう危険性がある。別な道を探して、湖まで行こうとしたのだけど、残念ながら時間切れ(泣) そんなわけで、今日の写真は夕焼けの写真だけ。 ま、時間がないから仕方ない。明日からのゲームドライブに期待しましょう。 帰りはもう真っ暗。日没までというルールがあるので、スティーブは車をぶっとばしてロッジに戻る。このルールを守らなかったのがレンジャーにわかると、かなり厳しいペナルティがあるらしい。 途中、バッファローの大群が道をふさいでいて、ちょっとドキドキ! ちょっとロッジのことを紹介しておこう。 これが私の泊まった部屋。ツインルームに水洗トイレ、シャワー、洗面台が完備されている。テレビや電話はなし。 電気は24時間使用できるけど、停電はしょっちゅうだ。 → 夜になると、蚊帳をセットしてくれる。虫除けにはいいんだけど、蚊帳の中で寝たことがないせいか、なーんとなく落ち着かなくて初日はあんまり熟睡できなかった。 食事は20:00から。ここの食事はビュッフェスタイルだ。お味もまずまず。毎日食べすぎてたなあ。 アフリカの食事ってどんなんだろう・・とちょっと心配していたが、基本はヨーロッパスタイルのもの。スープ、サラダ、肉料理、魚料理、温野菜、デザート、パスタ類などずらりと並んでいる。たまに郷土料理もあったりする。種類も豊富だし、メニューは毎日変わるので飽きることはない。
レストランでは、テーブルを回ってギターの生演奏をしてくれるし、中庭ではマサイのショーも開かれていた。 こんな雰囲気の中、みんなでわいわい食べる食事はいつも楽しくて、夕食の時間はとても楽しみだった。 このときに知ったんだけど、中には今日のドライブでナクル湖まで行った車があったのだ。夕焼けに染まるナクル湖とフラミンゴが撮れたらしい。うー、うらやましいんですけど。 こうして、その日の様子を報告しあえるのも、夕食時の楽しみとなった。 |
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