ケニヤ撮影旅行13日間




2004年4月23日その1

モーニングコールは5:30。モーニングコールといっても電話がないので、5:30にドアがトントンとノックされ「Jambo」と声がかかるのだ。ジャンボはスワヒリ語の挨拶ね。

支度をして外にでると、ひんやりとかなり涼しい。ケニヤは赤道直下の国であるけど、高地にあるため朝晩はかなり冷え込むのだ。

ゲームドライブは日の出からなので、6:30にならないと出発できないが、写真を撮る人はやはり日の出の写真を撮りたいものだ。なので、なるべく早くに出発したいんだけど、規則は規則なのでいたしかたない。車の中でしばし待ち、6:15過ぎに出発。

まだ暗い中を、
ナクル湖へ向かう。
朝焼けのナクル湖とフラミンゴの群れ
目の前に広がるフラミンゴの群れ。いったい何羽いるんだろうって考えることが、まったく無意味である。とにかくすごい数のフラミンゴだ。
1羽1羽を見れば、そんなにきれいな鳥だとは思わないけど、こうして無数の群れは圧巻である。
↑は朝日の中だけど、昼間見るとこんな感じ
湖一面がピンク色 一斉に飛び立つ様もまた圧巻でした

ナクル湖は、このフラミンゴが有名だけど、他の動物たちもたくさん見ることができる。
私にとっては初めてのアフリカ、見る動物すべてにわくわくで、何でもかんでも撮りたくなってしまう。ガゼルでも、シマウマでも。
でも、同じ車に乗っていた2人は何度かケニヤに来ている人で「そんなのどこでも撮れるわよ」と言われてしまった。
クロサイ 絶滅危惧種で、なかなかお目にかかれないらしい 雄のグランドガゼル 雌は角がない バッファロー

普通、朝のサファリドライブは
8:30ころまでで、その後はロッジに帰って朝食となる。しかし、私たちのツアーでは、朝食はボックス(お弁当)にして持って出る。そして、ドライバーが、安全と判断した場所でこの朝ごはんを食べるのだ。
この日は、ナクル湖が見渡せる小高い丘(というより山って感じだけど)での朝食となった。
湖にいるフラミンゴの群れがわかるでしょうか?

毎日の朝ごはんはこんな感じ。→
日によって多少メニューが違うのだけど、パン3個(種類はみんな違う)、バターとジャム&はちみつ、ゆで卵、ウィンナーやベーコン、フルーツ数種、ヨーグルト、パックのジュース、水が入っている。
それに、ポットで持ってくる熱いコーヒーと紅茶。
かなりの量が入っているので、全部はとても食べきれない。日本にいたら、残飯はそのまま捨ててしまうけど、ここはアフリカだ。
十分に食べれない人もまだまだ多いという。手をつけたものは別だけど、手付かずで残してしまったパンやフルーツなどは、そのまま捨てるのではなく、みんなの分をひとまとめにしてドライバーに渡していた。ドライバーはこの辺に住む人にあげたりしているらしい。
食事のあとは再びサファリを楽しみ、12:30頃ロッジに戻った。


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