ケニヤ撮影旅行13日間
2004年4月29日(その3) 午後のゲームドライブに出発。 もちろん、お昼の休憩時間に靴はちゃーんと洗っておきました(泣) 「ライオンが見たいんだけど」とお願いして、ライオンのところへ行ってもらった。いつもライオンを見るのは、早朝とか夕方の陽があたらないときばかりだったから、昼間も見たかったのだ。 でも、やっぱり昼間のライオンはお昼寝中。日差しがまぶしいのか、みんな木の陰に入ってゴロゴロと寝ていた。 ライオンの次は、ナフタリが「ウォーキングサファリに行こう」と言う。サバンナでは、車を降りることはできないのだけど、1箇所だけ車を降りて歩けるところがあるというのだ。 車を止め、ちょっとした丘を5分ほど登ると、大きなサイが2頭、ゆっくりと草を食んでいた。 サイの近くには、銃をもったレンジャーの姿がある。このサイ、もちろん野生のサイである。ただ、絶滅危惧種であり、密猟の対象となる動物なので、ここで保護しているのだ。野生動物の宝庫といわれるマサイマラでもサイは数頭しかいないんだそうだ。 保護されているといっても、野生であることには間違いない。あんまり近づいて刺激をあたえないように、なるべく声は出さないようにとレンジャーから注意を受けた。 しかし、このサイ、めちゃめちゃデカかった。その大きさに圧倒されてしまったわ。でも、とても優しい目をしていた。 今までずっと車の中ばかりだったから、数分でも自分の足でサバンナを歩くことがすごく新鮮に感じたウォーキングサファリだった。 車に戻り、またまた動物を探す。 大きな肉の塊が転がっていた。ナフタリが「キリンだよ」という。よく見ると、傍らに足が1本転がっていて、確かにそれはキリンのものだった。なんだか生々しい・・。 ライオンが、キリンのような大物をしとめるのは、迫力満点なんだそう。群れで狩りをするライオン、1頭がジャンプして喉元に喰らいつき、別な1頭はしっぽを加えて引きずり倒す。想像しただけでも、思わずブルブルってきそうな感じである。 そのキリンの屍の傍には、ライオンが座っていた。先ほどのファミリーではなく、別なライオンだ。キリンのような大物は1度で食べきれないので、こうしてキープしているんだそうだ。 そういえば、肉の周りには、ハイエナの姿がちらほら見える。そして、木の上には、ハゲワシたちがスタンバイしている。 ライオンのおこぼれをいただこうと、待っているのだ。 ハゲワシが、木の上で翼を広げているのは、暑いからだそうだ。 草の陰に、セグロジャッカルの姿が見えた。こちらも、おこぼれを狙っているんだろう。 ジャッカルって、本当に犬そのものって感じ。特徴のある大きな耳がなかなかかわいらしい。 今までもなんどか見かけているけど、とてもすばしっこくて、ちっともじっとしていてくれない動物だ。たいてい、夫婦2頭で行動していて、とても夫婦仲のよい動物なんだそう。 1頭が病気や怪我などで死んでしまうと、もう1頭もそのストレスから数日後には死んでしまうんだそうだ。同じくペアで生活するイボイノシシなんかは、相手が死んでも、またすぐに新しいパートナーを見つけちゃうらしいけど。(笑) どこにでもいるヌー。 長い顔と、オッサンくさいあごひげがどうも好きになれずに、写真はほとん撮っていなかったわ。 |
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今日のディナーもサプライズパーティだった。 今日はお誕生日のお祝いではなく、ツアー参加者のHさん(♀)とWさん(♂)の還暦のお祝い。 Hさんは、アフリカ8回目というベテランさん。渡航前の説明会のとき、「私、今年還暦なのよ。大好きなアフリカでみんなにお祝いしてもらえたら、すごく嬉しいなぁ」とぼそっと言っていたのを、添乗員さんがチェックしていたのだ。 陽気なアフリカンソングとともに、ケーキとシャンパンが運ばれてくる。 ロッジの支配人からも、お祝いの挨拶があった。が、「還暦」っていうのがイマイチ理解できていないようで、この二人の結婚60周年だと勘違いしていたみたい。 |
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赤いちゃんちゃんこの代わりに、マサイのバティック(布)がプレゼントされた。 そして、ケーキのろうそくを一緒に吹き消してもらう。 おめでとうございまーす♪ |
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