ケニヤ撮影旅行13日間
2004年5月1日(その2) サファリを終え、ロッジで昼食。出発時間までは、自由行動だ。 荷物の整理も終わっているので、ギフトショップをみたり、ロビーでコーヒーを飲んだりして過ごす。 仲良くなったホテルのスタッフが、「マサイマラはどうだった?」と声をかけてくれる。「すばらしかった。大きなサバンナも広い空も、動物たちも、すべてがすばらしかったよ。また絶対に帰ってくるからね。」 すると彼はにっこり笑って「そうか、また会えるのを楽しみに待ってるよ」という。ああ、もう帰らなきゃいけないんだ・・と胸が熱くなる ナイロビへのフライトは16:00。ロッジの出発は15:30だ。 ケニヤ人気質はまさしくポレポレ(スワヒリ語でゆっくりの意味)。時間通りに飛行機が飛ぶってことは、まずないのだそうだ。 が、この日はもうすでに飛行機がスタンバイしていた。添乗員さん「うそだろー。飛行機が待っているの初めて見た。」とマジで驚いていた。 ナイロビに向かう飛行機は、ほんとに小さなもので、定員18名。私たちが15名+他のお客さんが2名を乗せて飛び立った。 定刻より15分も早くである。出発時間っていいかげんなものなのねぇ。 滑走路の脇では、お世話になったドライバーたちが手を振って見送ってくれている。 窓の下に広がる緑のサバンナ。この母なる大地で、感じたことは本当にたくさんあった。 旅の終わりはいつも寂しいけれど、今回は特に寂しく感じてしまった。 約45分のフライトで、ナイロビのウィルソン空港に到着。 このフライトでは、手荷物検査などはなにもなかったのだが(サバンナの中の赤土のAir Stripにはそんな設備などあるわけないよね)、ナイロビについてから、ボディチェック&手荷物検査が行われる。 飛行機が着いてから、そんな検査をしたってなんの意味もないと思うんだけどね(笑) 飛行機が離陸するのが早かったせいで、到着も予定より早いのだろう。迎えの車はまだ来ていなかった。 待つことしばし・・。懐かしい顔が手を振るのが見えた。ナクル湖、アンボセリと一緒に周ったドライバーたちだ。 今日は、これからこのままナイロビ市内のホテルにチェックインだ。 車窓から見るナイロビ市内は、高いビルが建ち並び、人も車もものすごく多い。今までいたサバンナとはまったく異なった光景が目の前に広がってくる。 ナイロビでの宿泊は、ノーフォークホテル。 ここは、ナイロビで一番歴史が古く、由緒あるホテルである。かのヘミングウェイはこのホテルで執筆をしたのだとか。 ホテルはそれほど大きな建物ではないのだが、中庭を中心にコの字型のつくりになっており、英国調の落ち着いた雰囲気のステキなホテルである。 部屋の内装はこんな感じ → これまたクラシカルなインテリアがステキなのである。もちろん、エアコンも冷蔵庫もテレビもある(笑) でも、何よりうれしかったのは、広くて清潔なバスルーム。 マラサファリのテントロッジも雰囲気があってよかったのだけど、シャワーは冷たいお湯がチョロチョロだったんだもん。 ここでは、ゴローンとなれるほど大きなバスタブ。蛇口からは勢いよく熱いお湯がたっぷりと出てくる。思わず天国に上ったような気分でありました。(笑) 湯上りには、ふっかふかのバスローブがこれまた気持ちよくて〜♪ ケニヤで最後のディナーはホテルのレストランで。 なんだか2週間なんて本当にあっという間。 こんなに長く家を空けるのって、多分、結婚してからは初めてだと思う。ホームシックとはいかないまでも、ダンナのことや猫のことが心配になるだろうなって思っていたんだけど、そんなこと全然なかった(笑)。 ここまで長い間、一緒に過ごしてくると、ツアー参加者はそれこそ「仲間」って感じがしてくるものだ。 いろいろな話に花が咲き、本当に楽しいディナーだった。あ、話に夢中で、料理の写真とか、レストランの様子とかってHP用の写真は全然撮ってなかった。ゆえに、画像ナシです。(汗) ケニヤの地を離れるのももちろん寂しいけど、皆さんとお別れするのもとても寂しかった。 今回のケニヤ旅行で、ケニヤの地を訪れたことはもちろんだけど、たくさんのすばらしいお仲間と知り合えたことも、私にとって大きな収穫であった。 これで、私の初ケニヤ旅は終了です。毎日、楽しくて楽しくて仕方なかった13日間でした。 拙い写真と文章でしたが、最後まで旅行記を見てくださってどうもありがとうございました。 |
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