極楽バンコク5日間



2003年10月16(木)その2

再びボートでチャオプラヤ川を渡り、次は
エメラルド寺院 ワット・プラケオへ向かう。

↑黄金に輝く仏塔 チェーディー
ここには仏舎利が安置されている

1782年、トンブリ王朝を破ったラーマ1世はバンコクに遷都。タイ国の守護寺としてワット・プラケオを建立した。これにより第一級王室寺院はワット・アルンからこのワット・プラケオに移されることになった。
それから代々の国王が管理をしているお寺である。

ここに来て、初めてわかったことなのだけど、エメラルド寺院と
王宮って同じ敷地にあるのだ。この敷地21万平方メートルと広大なもの!

王室関連の行事等がある場合は、クローズされることもあるので事前にチェックが必要。
クローズの情報はこちらでhttp://www.thailandtravel.or.jp/destination/bangkok/#close

またここでは、入場時の服装チェックも厳しい。ノースリーブ、サンダル、短パン、ミニスカートは禁止。ひざ下のクロップパンツもダメなので注意して。
入り口でもらえるパンフレットがとても詳しくて役に立つので、是非もらっておきましょう。

ワット・プラケオはいくつもの建物で構成されている。
入り口でもらったパンフレットの地図がわかりやすいので、それを持って歩くとよいでしょう。
↑の仏塔の周りには、いくつもの宮殿が立ち並んでいる。そして、入り口には守護神である鬼が両脇に立っている。
先ほどのワット・アルンと比べると、ガイドさんの言うとおり、もっと華やかできらびやかな雰囲気だ。
建物前の守護神(鬼です) 鬼はこんな顔をしてます
← カンボジアのアンコール・ワット遺跡の模型。
ラーマ四世の命によって作られたもの。

建物を支えるのは、鬼と猿。
猿は、タイの伝説の中に、特によく出てくる動物、いやヒーローなのである。
ここにある回廊には、この伝説を書いた壁画が残っている。

←の猿と鬼の見分け方
 猿は裸足で、鬼は靴を履いている。なので、これは鬼の写真ですね。
 ここでは、このポーズで写真を撮る人が多いのだそう(笑)



金の人形 少しづつ表情やポーズが違う
数多い建物と同様、装飾もとても多い。
→の金の人形も数多く見られるが、少しづつ表情やポーズが違っている。
周りには綺麗な建物が立ち並び、写真撮影スポットがたくさん!
右側写真の後ろにみえる建物が、エメラルド寺院の本堂である。

建物の外壁は、エメラルド寺院にふさわしく美しいもの。
金とガラスで飾られている。さすがに本物のエメラルドではないらしい。

エメラルド寺院本堂には入場できるが、カメラやビデオは禁止である。もちろん、帽子も脱がなくてはならない。
ここにはご本尊エメラルド仏が安置されている。エメラルド仏というが、実際は緑色をしたヒスイでできており、大きさは幅48センチ、高さ66センチである。
夏、雨季、冬と時期に応じていつも衣を纏っておられるが、これは年に3回、国王自らの手で着替えがなされている。
この仏様、以前はワット・アルンに置かれていたが、バンコク遷都によりワット・プラケオが第一級王室寺院に制定されたので、こちらに移ってこられたのだそうだ。

タイ式お参りの仕方
正座をし、手をあわせる。その後、手の平全体をを地面につき、頭が地面に着くくらいまで深くお辞儀をする。この動作を3回繰り返す。

ここでは、大勢のお坊さんの姿を見ることができる。
お坊さんのほとんどは、オレンジ色の法衣を纏っておられるので、すぐわかる。
タイのお坊さんは、厳しい戒律に基づいて修行をなさっておられるということだ。
その戒律の中に、「女性に触れてはならない」というのがあり、いかなる理由があっても、女性との接触は禁じられているのである。
写真を撮っていたり、建物に見とれていて、うっかりぶつかったりすることのないよう気をつけなければならない。

これはチャックリー宮殿。
ラーマ5世によって作られ、1882年に完成したものだ。
今では、レセプションホールとしてのみに使用されている。(内部見学可)
中央の間に玉座が置かれ、国王の謁見が行われる。

王宮については、タイ王室の公式サイトに詳しく述べられています。(英語サイト)
http://www.palaces.thai.net/gp/index.htm

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