極楽バンコク5日間


2003年10月17日(金)その1

起床6:00。
水上マーケットは早朝が賑わうので、出発は早いほうがいいそうだ。
7:30にホテル出発。水上マーケットのある
ダムスンサドアクの街までは約35キロ。高速道路を使って、約1時間の道のりだ。

途中、ココナツ・ガーデンでちょっと休憩。
椰子の実がゴロゴロ ジュースを売っています 煮詰めていくとココナツオイルになるそうです
バンコクを離れると、目に入ってくる風景が全然ちがう。
田園地帯があったり、椰子の林が広がっていたり。要するに、田舎にきているのだ。建物もボロボロの木造家屋だったりする。
バンコクは大都市だけど、目の前に広がる風景こそが、タイの原風景なんだろうな。

ダムスンサドアクに到着すると、さっそくボートに乗船だ。水上マーケットの場所までボートで移動するのである。
8人乗りのボートに、私たち3人とガイドさんの4人で乗船する。木のボートに、バイクのエンジンをつけてあり、かなりのスピードで進むことができる。
細い水路でも、カーブのところでも上手に舵をとって進んでいく。
住宅街や椰子の林の中を抜け、風を切って走るボートは、爽快で気分がよい。まるでジャングル・クルーズの気分ね。
住宅地を抜け 椰子林の中を通り お寺の前も通過

そして、水上マーケットに到着〜♪
たくさんの小さな小船が、運河いっぱいに広がっている。
いろいろな物を売っている船もあれば、お客さんを乗せた船もある。すごい活気に満ち溢れていて、眺めているだけでもとても楽しい。
私たちは、このマーケットに入ったところで船をおりる。このマーケットの中は、細い水路が入り組んでいて、エンジンつきの大きなボートでは進んでいけないのだ。
ここを行くには、小さな手漕ぎボートに乗り換えなければならない。


運河沿いのお店。船を横付けして買い物ができる

このような水上マーケットは、以前はバンコクでも開かれていたそうだ。
しかし、道路が整備されて自動車が普及してくると、人々の生活は運河の使用から陸路へと変わっていく。それに伴って、水上マーケットも姿を消してきているのである。
今では、こうしてバンコクを離れたところにしか存在しなくなっている。
また、地元の人も利用はしているのだろうが、ここのお客のほとんどが海外からの観光客だ。
生活が便利になるのは、もちろんいいことだが、昔からの生活が無くなってしまうというのは、やっぱり淋しいものだなと感じてしまった。

笠を売っている船 こちらは果物 料理を作って売る船もあります

運河沿いもいろいろなお店がでていて、ぶらぶら歩くととてもおもしろい。また屋台料理も楽しむことができる。
運河沿いもすごい人

ここでの買い物は、すべて値段交渉できるので、値切るのもまた楽し♪ ユウコちゃん、またまた藤のバッグを値切り倒してお買い上げ。
私は、ランチョンマットと箸・ナプキンなどがセットになっているテーブルウェア(2客分)1組300バーツを2つで400バーツにしてもらった♪
こういう雰囲気って楽しいな。本当にアジアの国にきてるって感じだわ。
確かに、客引き攻撃はすごいけど、「いらない」ってはっきり断れば全然しつこくない。周りに観光客がわんさかいるんだから、買いそうもない人の相手をいつまでもすることもないんだもんね。
意外だったことに、ここは日本人が少ない。もちろん、ツアーに含まれている人たちは大型バスで乗り付けているけど、日本人より何倍も欧米人が多い。
でも、私はここは絶対お勧めポイント。確かに、ツアーに入るか、車をチャーターしないとこれない場所だけど、それでも来てみる価値は絶対あると思う。



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