夢惑う世界 雑記帳 随想録<澪標> 気ままにひと言
夢惑う世界4.1.2.8−26 気ままにひと言

2010年3月25日  森みつぐ

 先週、右眼がやけにしょぼしょぼするようになった。"疲れるようなことはしていないし!?"と思いながら、左眼を手で覆ってみると、やはりかなり霞んで見える。単純に霞んでいるだけではなかったので、パソコン作業をしているときに、エクセルの表を右眼で見ていると、なんと全体的に歪んでいたのである。
 昨年、左眼が歪んで見えたときは、赤っぽい点とその周囲だけが歪んで見えた。眼底出血である。今回は、このときとは、ちょっと違う。エクセルの格子状の直線が、全体的に歪んで曲線になっているのである。歪みで思い出すのは、眼圧が高くなる緑内障である。眼に関する病気は、殆んど経験しているが、今のところ、緑内障の経験は無い。
 早速、病院に行って検査してもらったが、眼圧は正常であった。緑内障でも眼底出血でもない。引き続き検査をしていると、涙液の量が少なく、眼が乾燥しているとのことである。パソコンをしていると瞬きの回数が減り、眼が乾燥してダメージを受けやすいので、暫らくの間、涙液の目薬を点眼して様子を見ることになった。そう言えば、1ヶ月位、ルーペ片手に数mmの甲虫と睨めっこしていた。多分、それが原因と思えてきた。それは、私にとっては、仕方ないことである。次回からは、目薬を点しながらの作業となるだろう。


2010年4月1日  森みつぐ

 今年初めの新聞に、国土面積に占める森林面積の先進国順位が載っていた。1位フィンランド73.9%、2位日本68.2%、3位スウェーデン66.9%、最下位は砂漠の広がるオーストラリア21.3%より遥かに少ない英国11.8%だった。日本の森林面積が70%と言うのは、誇れる数字であるが、私には、やはりピンとは来ない。それは森林のうち、約40%が針葉樹の人工林だからである。
 私の目を引いたのは、このようなことではなくて、世界の平均が約30%と言う数字である。なんとも情けないことだろうか。私は、昆虫採集をするので、海外へ行くときは、出来る限り豊かな森林を求めて行くのだが、なかなかそう言うところが見つからないことが多い。森林を見つけても、自然林ではなくて人工林だったりする。採集地を見つけるのも容易ではなくて、目的地に移動するバスの中から外を眺めては、溜息ばかり吐いているのがしょっちゅうである。
 ヨーロッパの森林は期待していないが、イギリスは余りにも酷過ぎる。間違ってもイギリスに昆虫採集に行くことはないだろう。一般の旅行者が自然林に入り込むのは、無理と思われる。多分、そこは既に、国立公園などの保護区域となっていることだろう。


2010年4月8日  森みつぐ

 参院選に向けて、新党が名乗りを上げ始めてきた。与野党とも多くの難題を抱えて、国民の信頼を勝ち得ないまま参院選まで、あと3ヶ月となっている。連立与党が毎月支持率を下落させているのにも拘らず与党は、特に自民党支持率は、昨年の衆院選後の低い支持率のまま推移している。
 与党民主党内においても、一枚岩でないことは最初から分かっていたことである。それ故、私は、長い期間を置いて、じっくりと見てゆくことにしている。しかし世論調査を見る限り、半年もしないうちに連立与党は、国民に見限られてしまったようである。揺れ戻しの大きい日本だが、今回は、戻るべき自民党は破滅的である。あと3ヶ月、どうなることやら。
 新党「たちあがれ日本」の平均年齢は、ほぼ70歳だと言う。ここで政治云々を書こうとしていた訳ではなくて、70歳で未だに、体力、気力ともに衰えていないことに、私は、元気を得たのである。この先、20年位、私もまだまだ元気いっぱいに昆虫採集もパソコンも出来そうである。元気なおじいちゃんたちが増えることは、いいことである。


2010年4月14日  森みつぐ

 「非営利団体「世界経済フォーラム」が毎年発表している各国の男女格差報告で、日本は2009年に134か国中75位とされたが、国内の女性団体などの指摘を受けて、先月末に101位と訂正された。」と言う新聞記事を見つけた。06年から各国の男女平等の度合いを指数化して順位付けしていて、日本は、年々順位を下げているとのことである。
 男女平等の度合いを指数化とは、どんなことをしているのだろうか。新聞記事を読んでいると、分野ごとの職業従事者の女性割合が高いほど、順位が上がるようである。男女性差は、確かに存在し、男の役割、女の役割に歴然とした区別があって当然である。そのことまで、男女平等にする必要はないし、するほうが問題であると私は思っている。
 無理をしてまでして女性が、まともとは思えないような男性社会に入り込む必要はないだろう。人間らしい労働条件の下で、男女とも働かなくてはならない。その基で、男女平等の議論が意味を持つものと私は思っている。


2010年4月29日  森みつぐ

 無作為に選ばれた市民による検察審査会が、政治資金規正法違反容疑で小沢幹事長を起訴相当とした。起訴相当となることを、最初から予想していたのは、私だけではないはずだろう。検察が再度、嫌疑不十分で不起訴としても、市民による検察審査会は、また起訴相当にすることは、確実と思われる。
 JR福知山線脱線事故などでも、そうであったように、権力者に対する市民のイメージは、相当悪い。トカゲの尻尾切りのように思える権力者に対して、多くの市民は嫌悪感を抱いているように思える。小沢幹事長に対しては、それを強く抱いている市民は、非常に多いことだろう。議決で小沢氏のことを、頭ごなしに「絶対権力者」として扱っていることからも、最初から「起訴すべし」との結論ありきとしか思えないのである。
 もうひとつ、議決後半で、「これこそが善良な市民としての感覚である」と言っている。起訴相当にしなければ、市民感覚を持った善良な市民でないのである。それ故なのか、起訴相当にしたのは、審査員全員一致によると言う。「市民感覚」は、一種の葵の御紋と同じになってしまった。裁判員制度の「市民感覚」と同じように、私は、この「市民感覚」に絶対的な信用など置いていない。それどころか、最近の「市民感覚」には、疑問を感じるだけである。


2010年5月6日  森みつぐ

 今年は、まだ初蝶モンシロチョウを見ていない。4年目に入る札幌で、一番遅い春となっている。4月、冬の間もぬくぬく育ったヒメマルカツオブシムシが一匹、窓際で"外に出してくれ!"とばかり歩き廻っていたのだが、ベランダには、全く、虫さんがやって来ない。ケバエとユスリカだけが、壁にへばりついているのを見かけたりするくらいである。
 連休中の暖かさで、早春の花が咲き始めてきた。黄色いタンポポも、ちらほら顔を出してきている。咲き始めたエゾムラサキツツジには、いろいろなハナバチやコマルハナバチも吸蜜に忙しく飛び廻っている。地面でも、やっと黒っぽいクロヤマアリが歩き始めた。私の住むマンションの階段の窓に、初めて見るヤガがいたので、掴まえて、早速展翅してしまった。
 白い大きなコブシの花や黄色い小さなレンギョウの花も、まもなく賑やかに咲き始めることだろう。エゾヤマザクラも、もうそろそろである。花たちが賑やかになれば、もう、こっちのものである。そう、虫さんたちの季節も訪れることだろう。


2010年5月26日  森みつぐ

 気象庁から6〜8月の3ヶ月予報が発表された。今夏は、太平洋高気圧の日本への張り出しが弱くなるとのことであり、私の住む北海道は、6月、7月は低気温、8月は平年並みか低い気温、降水量も7月、8月が平年並みか多いとのことである。
 今年は、これまでも低い気温と多い雨に見舞われている。寒暖の差が極端に大きくなっているのが、昨今の気象なのである。この低温のせいで、草花の成長も一週間から10日位遅れているような気がする。私の好きな虫さんたちも、同様に遅れている。既に5月も終わろうとしているのだが、マルハナバチが飛び回るのをなかなか目にすることがない。
 夏は、やはり暑いのに限る。気象庁の予報が外れることに期待しながら、6月を迎えたいものである。青空が広がらないと、昆虫採集に行く気にもならない。さて、この長期予報、当たるか外れるか分からないが、冷夏でもいいから、晴れて欲しいものである。


2010年6月11日  森みつぐ

 久し振りに、国内での昆虫採集に行ってきた。47都道府県、非常に狭い点での採集ばかりであるが、取り敢えず全ての所で昆虫採集をするつもりである。今回は、宮城県、山形県、福島県、茨城県、埼玉県で網を振った。これで、あと9つの県が残っているが、のんびりと行くつもりである。
 今回は6月、梅雨入り前の南東北から北関東である。当然、旅行費用を抑えるために飛行機を利用するときは、割引の大きい早期手配を行うと、梅雨入りの6月から7月は、雨のリスクが大きくなってしまう。ただ、この時期が一番で歩きたいときなので、雨のリスク承知で、旅程を立てなくてはならないという、難しい選択をすることになる。
 全部で6つの林道を歩いたが、殆んどが檜林内の薄暗い林道で、もう一度歩きたいとは思わなかったが、唯、一つの林道は、夏にもう一度行きたい所であった。取り敢えず、47都道府県全てで採集して、その後、気に入った所にもう一度訪れてみたいと思っている。


2010年6月17日  森みつぐ

 先週、旅行から帰ってきて、早速、2週間振りにジョギングを始めたが、体が重いのか足が重いのか、なかなか軽やかに走れなかった。"久し振りだから、こんなものか!?"と思っていたが、3度目となる気怠いジョギングの後、小用がやけに濃いのに気が付いた。全然、自覚症状がなかったのだが、脱水症状の一歩手前のように思えたので、トイレが近くなるまで、水分を摂り続けた。2日後、ジョギングをしたら体も足も軽くなっていた。旅行中は、どうしても水分摂取が少なくなるので気を付けたいものである。
 今週、東北北部まで梅雨入りした。来年は、この梅雨時に旅行を考えているのだが、一つ間違えれば、雨、雨、雨となり、難しいところである。雨のリスクを避けて、梅雨明け後の7月後半を考えた方がいいかも知れないが、雨の多い自然豊かな国、日本での効率的な昆虫採集は、やはり諦めて、のんびりと天候任せにするほかないだろう。
 梅雨に入ったこの時期、札幌では、至る所でニセアカシアの白い房状の花が咲き乱れ薫り立つ。私のジョギングコースでも、柳のようにはびこった非常に生命力の強いニセアカシアの木が、あちこちで白い花を咲かせている。季節は、春から夏へと移って行く。

Copyright (C) 2010 森みつぐ    /// 更新:2010年6月20日 ///