夢惑う世界 雑記帳 随想録<澪標> 気ままにひと言
夢惑う世界4.1.2.8−52 気ままにひと言

2020年1月8日  森みつぐ

 雪が降ってきた。前線を伴った低気圧が、東北地方を通り抜けて行きそうである。札幌に雪を降らす低気圧のコースとしては、少し南だが、この冬初めての雪をもたらす移動性低気圧である。この低気圧は、冬の訪れを告げる、または、冬の終わりを告げる低気圧となるのだが、今回の低気圧は、後の方になるのだろうか。
 多分、明日の朝には雪かきをするのだろう。この冬も数回雪かきをしているが、今回は本格的な雪かきになるかも知れない。札幌で大雪となる低気圧のコースは、津軽海峡周辺なのだが、今回は、それよりも少し南のコースを通るようなので、明日の朝を楽しみにしている。今のところ5センチほどの積雪だが、明日の朝はどうなっているだろうか。
 この寒い中、ホームセンターでは、冬に咲く花が売っている。冬の花と言えば、シクラメンであろう。札幌では、冬に咲く花と言えば、室内に置く他ない。冬の花は生育適温がやけに狭い花が多く、シクラメンは、暖房の効いた居間では暑く、玄関だと陽も射さず気温も低いので、購入しようとは思っていない。そこで、プリムラ・ジュリアンというサクラソウ科の花を買って居間に置いたが、やはりちょっと暑いかも知れない。雪融け後、花壇に植えるつもりでいるが、今冬の雪融けはいつになるのだろうか。


2020年1月15日  森みつぐ

 1月も中旬に入り、平年だと札幌も一日中氷点下の真冬日に突入している。1月末には寒さのピークを迎え、2月に入ると徐々に気温は上昇して、中旬には真冬日も抜け出し、3月に入ると一気に雪融けが始まるのである。そして、4月に入ると最低気温も氷点下を脱して、冬日からも解放されるのである。
 今、庭は7〜8センチほどの雪が積もっているだけである。多分、1月2月は、大雪を期待することは難しそうである。3月になると北海道の南岸を通過する低気圧によって、大雪がもたらされる可能性があるが、降り積もって硬く締まった積雪に比べて、雪融けが早くなることも確かであろう。寒さも札幌は、今のところ−10℃を下回ることもなく、極端に暖かいということではないが、暖冬気味なのかも知れない。
 家の周囲の壁際の花壇には、今、ほとんど雪が積もっていない。南壁の花壇には、クロッカスとムスカリが植えられているが、多分、春になると花を咲かせることになるだろう。それほど寒さには強い花であるが、そんな花を求めて、今年もいろいろ試してみることになるだろう。そして今日も居間では、プリムラ・ジュリアンの花が暑い暑いと言いながらも咲き続けている。


2020年2月13日  森みつぐ

 先週、ほぼ一週間は失った冬を取り戻すかのように寒さが訪れ、一日おきに雪かきが必要なほどの雪が降った。平年並みとはいかなかったが、花壇の宿根草の根や球根を寒さから守ることができそうなほどに雪が積もったので、ひと安心であった。それでも、少し物足りなかったので、道路の雪を花壇の上に積んでおいた。
 そして昨日からは、一気に気温が上昇した。極端から極端へと気候変動する昨今の異常な気候の一つであろうか。雪は、この一週間ほどで積もった雪なので、押し固められた硬い雪ではなく、暖かくなれば融けるのも早い。まだ2月である。そろそろ、やっと真冬日から抜け出す時節なのだが、真冬日もまだまだ訪れることだろう。花壇の雪は、そのままにして、その周辺の雪を融けやすいように砕いている。
 先日、去年失敗したパンジーの種子を買ってきた。花壇に直播すると、雑草と間違って処分してしまうかも知れないので、まずは試しに小さな容器に種子を4粒入れて、芽が出てくるのを待つことにした。玄関ではまだ寒いので、居間に置いているが、ちょっと気温が高いかも知れない。それが失敗したら、第2段、第3段の方法も考えている。


2020年2月19日  森みつぐ

 雪が降り出した2月初旬はさらさらの軽い雪だったが、先週末からは湿ってずっしり重い雪に変わった。典型的な西高東低の気圧配置から道南辺りを通過する低気圧が増えて来て、札幌の風向も南、東、北となって雪雲が入り込んで来て大雪をもたらすようになった。
 庭の積雪は40cmほどなのだが、塀沿いに降り積もった公道の雪を、庭の中に放り投げているので、一部では1mを超える積雪となっている。ただ、これらの雪も2月に入ってからの雪であり、気温も高めに推移していることもあり、融けるのも早いだろうと思っている。多分、一月後には、花壇の土も現れていることだろう。あともう少しである。
 2階の部屋の前に置いてある鉢植えのフリージア、へなへなの葉なのだが、先日、花茎が出ているのを見つけた。昨日、2つ目の花茎を見つけた。へなへなの茎なのだが、しっかり花を咲かせるのだろうか。春、4月になったら外に出そうと思っていたのだが、その前に花を咲かせて散ってしまいそうである。それにしてもしゃきっとしてない茎なのだが、多分、日光不足だったからなのだろう。2階の気温は最低が5℃、日中陽が射さないと10℃、陽が射し込むと15℃位になる。多分、来年は、球根を植えるのを1ヶ月遅らそうと思っている。今は、このへなちょこ花茎から、どんな花を咲かせるか、ちょっと楽しみにしている。


2020年8月5日  森みつぐ

 先週、一年振りにジョギングをした。去年、母の介護の合間、デイサービスに行っているときに2回前年より距離を短くしてジョギングをしたのだが、今年は、そのような時間的余裕がないと諦めていた。それが先月、母が週に2回デイサービスに行くと言い出して、私の時間的余裕ができたのである。
 先週、その日がやって来て、一年振りのジョギングをした。去年も2回しか走っていないので、走り出しから慎重に走ったが、2〜3分もしたら息遣いも荒くなってきて、5分もすると足がやっと右左と出るようになってきた。去年もこんな感じだったと思いながら、10分、15分もすると呼吸も楽になるはずと足を止めずにゆっくりだが走り続けた。
 走るコースには、全部で信号が6つあるのだが、今回は4つまで信号は青であった。最後の2つは、90度向きを変えるので必ず信号は赤になると考えながら、そこまで休むことなく走った。そして、よろけながらも完走した。去年より2分以上も遅かったからか、その後の筋肉痛はそれほど酷くなく、今週も2回目のジョギングをした。足の動くまま走ったら、2分近く早くなっていた。これから週1回のペースでジョギングができそうである。


2021年2月10日  森みつぐ

 母の介護を始めて、早2年が過ぎた。夜中、母がトイレに行くときに居間を通り抜けていくのだが、手摺りを3つ置いてあるとはいえ心配なので、私は居間で寝ている。居間と母の和室との間のふすまは開けっ放しにしてあり、夜はシーリングの豆電球は点けっぱなしとし、トイレへのドア付近には人感センサー付きライトを設置している。
 母は、夜3〜4回トイレに行くが、ときどき眠れないときは、1時間おきにトイレに行くこともある。その折、100%ではないが私は目を醒まし、薄明るいよりは明るい方がいいだろうから、私は布団の中からリモコンでシーリングライトを点灯させる。介護当初は、それだけで疲労が溜まったが、数か月後には、それも慣れてきた。転倒が一番怖い。
 2年間で2回昼間に転んだが、大事に至らなかった。しかし、今年正月早々に夜トイレに行くときにベッドから起き上がって、すぐに転んでしまった。そのときは痛みもなく一週間が過ぎたのだが、一週間後、立ち上がるときに足に力が入らなくなり、歩くのが困難になった。骨折ではないので、コロナ禍なので病院に行かず様子見した。それから1週間近く夜、母がトイレに行くときは私が起き上がって体重を支えるようにしてトイレに行き、その後は、足の状態も良くなってきたので転ばないように手を添えてトイレに行くこと、20日間近く経った。2月に入ってかなり足も良くなったので、以前のように私は布団の中から、ライトのオン・オフするだけに戻った。私の疲れは、その頃がピークとなり、元の状態に戻るのに1週間近くかかったが、今は、以前と変わらなくなっている。母が歩くと、どんなに周囲が注意していてもまた転倒することになるのだが、歩かないと寝たきりになってしまう。


2021年4月7日  森みつぐ

 月曜の午前中にNTTの工事担当者が光回線の開通工事をして、回線終端装置を接続していった。その後昨日まで時間がなかったので、そのままにしておいたが、今日、午前中に片付けようと思い、パソコンを起動させて設定を始めた。
 ビッグローブから送られてきた手順書に沿って実行しようとしたら、最初の設定は、初めてビッグローブと契約した人には必要だが、ADSLから光へ変更する私には不必要な設定だった。ちょっと時間をロスしたが、パソコンと回線終端装置とをLANケーブルで接続して、回線終端装置の設定を行った。一部マニュアルと違う個所があったが、何故か完了してしまった。
 ビッグローブのホームページにアクセスしたら、しっかり繋がったので安心したが、メールを確認しようとしたらアクセスできなかった。それから1時間位、こうでもない、ああでもないとやってみたが、やっぱり繋がらなかった。やはり回線終端装置の設定が失敗したと思い、再度挑戦したら、今度は最後まで問題なく進んだ。電子メールを再度実行してみると、今度は、成功した。ひと安心である。次は、私のホームページを移転して、倍になる通信費の節約を考えなくてはならない。


2021年6月2日  森みつぐ

 花壇には春先、まだ花たちが芽吹いていないので、大部分の土が露わになっている。その空いた場所は、早春に耕しふわふわの状態にして、花の種を蒔いたり花の株を植えたりする。ところがそのようなところは野良猫にとって、うってつけの排便場所となって、毎年のように排便を処理することになる。その為にとった対策は、園芸用の結束支柱を空いてる場所に立てることだった。
 今年も春早く結束支柱を立てていたら、2〜3週間前から支柱が抜かれて近くに散乱していることが度々あった。猫がそんなことをするとは思えなかったので、カラスの仕業だろうと考えていた。ちょうど今頃は、カラスの巣作りの季節である。巣の材料にするつもりなのだろう。ただ結束支柱は、脚の部分が可動なので、嘴で挟むとどれかがぶらぶらして嫌なのだろう。近くに捨てていくことが多かったが、先日、窓から覗いた時、ちょうどカラスが結束支柱を咥えて飛んでゆくところだった。
 そういうことがあって、最近は猫を見ないので結束支柱を全部取り去った。でも、その後は、洗濯物を干していたハンガーを盗ったり、鉢植えで使っていた結束支柱を鉢をひっくり返しても引っこ抜いたり、そして仕舞いには幼木のブーゲンビリアの蔓を巻いていた支柱をも引っこ抜こうとしてブーゲンビリアが折られたりもした。巣作りはもうすぐ終わるだろうが、なかなか侮れないカラスである。


2021年6月16日  森みつぐ

 ここに引っ越して来てから、早3年になる。バルコニーには、マンションに住んでいたときに育てていた3〜4鉢の花を置いていたが、5〜6月頃、今まで見たことのない赤いダニが何匹も歩き回っているのに気が付いた。ダニやクモを苦手とする私だが、どうも赤ダニが何か悪さをしているようには思えなかったので、何も調べずに放っておいた。その年末に母を迎え入れて、次の年には、バルコニーは鉢でいっぱいになっていた。春になると、赤ダニは何処から湧いてくるのだろうと思うくらい、いっぱい蠢いていた。“何処にでも普通にいるのだろうか?”と思っていたら、母と一緒に行った公園のベンチでも歩き回っていた。今まで、本当に見たことのない赤いダニである。
 そして今年、先日に庭で花壇の手入れをしていたら、左の手首辺りがチクチクするので、アリでもいるのかなと見てみると、赤いダニがじっと皮膚に止まっていた。何だこれと思い、すかさず右手でやんわりと払い除けた。赤ダニはやけに柔らかいので、払っただけで多くが潰れてしまうのである。
 そして手首は刺された(咬まれた)ところが赤く腫れてきた。当日は水膨れができ5センチほど、次の日は10センチほどまで腫れ上がったが、3日目には腫れが引いてきた。そして5日ほどで痒みも鎮まった。そう言えば去年、裸足でサンダルを履いて花壇の手入れをしたときに2〜3度、足が草にかぶれたようになったことがあった。赤ダニに刺されたところは水膨れになり腫れ上がるので、草かぶれと症状がそっくりであった。赤ダニは「タカラダニ」と言って、「刺さないようである」とのことであるが・・・。多分、アリが偶然、人に這い上がって来て、肌を咬んでしまったと同じように、赤ダニも偶然、そうなったのではないだろうか。血は吸われていない。


2021年6月30日  森みつぐ

 今年2月頃からだと思うが、朝起きるとくしゃみが出て、その後鼻水が出てきた。それが、6月初めまで続いていた。今まで、それを鼻風邪と言って、なかなか治らないことは知っていた。水みたいな鼻水が出るのは、そのほとんどが朝だけで、朝食を摂ると治まってしまうので、そのうちに治るだろうと気にしていなかった。それに加えて寝ると鼻水は確実に止まるので問題にしなかった。
 1,2月の一番寒い時期に母の介護で、真夜中にトイレに行くとき、突然起き上がって母を支えてトイレに行っていたので、それのせいで鼻風邪と言う寒暖差アレルギーによる鼻炎になったようである。それが6月になって暑くなってきたら、かなり落ち着いて来たので、まもなく治るかなと思っていた。
 ところが6月下旬、夕方、突然しゃっくりが始まった。それがなかなか止まらないのである。暑いお茶を飲んだり、逆に冷たい水を飲んだりすると、一旦は止まるのだが、1,2時間もするとまた始まり3〜4時間は続く、何も処置しなければ6時間から半日は続くのである。一番効いた処置は、冷たい炭酸飲料水を飲むことだったが、結局1〜2時間止まるだけだったので、何もしない選択をした。一つの救いは、寝ると1〜2時間後には必ず止まって寝ている間は再発しないことだった。一週間続くと、やはり病院に行かないといけないかなと思っていたら、6日目の夜を最後にしゃっくりは止まっている。同時にアレルギー性鼻炎もほぼ止まったようである。両方とも、夜寝ると止まるので、何か因果関係があったのだろうかと考えてしまう。


2021年10月6日  森みつぐ

 7月中旬に現れたキイロショウジョウバエのコバエ、今年はまだ7匹しか退治していない。多分、記録的な数である。去年も少ないと思ったが、それでも30匹ほどであった。ほぼ台所の生ごみ置き場で掴まえたものだが、キイロショウジョウバエの他にも、一部肉類を好むノミバエも見かけるが、ノミバエはあまり気にしていない。ただ両方とも小さすぎて、飛んでるときは区別ができない。
 キイロショウジョウバエを生ゴミから採り逃がしても、そのうちまた現れるのだが、ノミバエの方は現れないことが多いようで、いつの間にかいなくなっていることが多かった。それでも多分、キイロショウジョウバエのコバエは、7匹よりも多かったのだろうと思うが、こんなに少なかった原因は何だったのだろうかと考えてしまう。今年の夏、札幌としては記録的な7月中旬から8月上旬にかけて30℃前後の日がずっと続いた。そして、降雨も記録的に少ない乾いた夏となった。
 コバエの発生は、雪が降り始める11月まで続くので、まだ分からないが、多分、このまま少ないままなのだろう。鬱陶しいコバエは少ない方がいいのだが、来年も少ないとは限らないし、暑い夏だからと言っても少なくなるとは思えない。何故ならば、暑い本州でも数多く発生しているのだから、札幌でも季節の盛衰はあるだろうが、多分、まだまだ鬱陶しいことは変わらず、毎年続いてゆくのだろう。


2021年12月22日  森みつぐ

 ブラウザは、インターネットエクスプローラー(IE)をずっと使ってきたのだが、先日、とうとうマイクロソフトエッジ(ME)をダウンロードして使用し始めた。時間があまりないので、もしIEからMEに切り替えたときに、ホームページに不具合あると、やはり直さないといけなくなり大変なので、最近まで、IEを使っていたのである。
 MEにして、最初にしたのはソースコードの変更である。ホームページのソースコードを何とか見ることは出来たのだが、それを変更する方法が分からなかった。私はホームページの作成変更はメモ帳で行ってIEで確認修正を繰り返してきたのだが、MEではその方法が分からなかった。何か方法があるのかも知れないが、そんなに時間を割いてはいられないので、作成変更は、今まで通りIEを使用して行うことにした。
 MEで私のホームページを見たところ、アクセスカウンターが表示されていないことに気が付いた。プロバイダー指定のコードを書き込んでいるだけだったが、MEでは動作しないようである。これを放っておく訳にはいかないので、翌日、プロバイダーのホームページで確認して、新しいコードに置き換えたら無事表示された。全ページを確認している訳ではないが、致命的な表示はこれ位かなと思いながら、他の表示は無事であることを願っている。


2022年1月12日  森みつぐ

 今朝、朝刊を取りに行くと、玄関前には30センチほどの雪が降り積もっていた。厄介な湿った重たい雪である。朝食前に、玄関前を車道まで除雪した。玄関脇の植え込みのモンタナマツやドウダンツツジには、重そうな雪がどっさりと積もっていたが、折れたりはしていなかったのでひと安心である。
 私の家は角地にあるので、2方向が道路に面していて降り積もった雪の処理も大変である。その玄関側は、私は車を運転しないが車で来る人のため、またデイサービスの送迎者も来るのでその分の駐車スペースの雪は排雪しておく必要がある。今日の午前中は、玄関側の除雪をした。植え込みの東花壇は、軒下ということもあってあまり雪が積もってないので、積もった半分の雪はそこに排雪し、残りはあとで排雪するためにまとめて積み上げておいた。
 午後はもう一方の面だが、そこは塀に寄せて積んでゆくだけである。排雪場所は私の家から70〜80m位にあるので、排雪はしないことにしている。そして60センチほど積もった物置の屋根の雪も降ろした。今日は介護の母も安定していたので、外に出ることができたが、いつもそうとは限らない。それでも3月になれば雪融けである。それまで運動不足解消のため、雪かきに励むことになる。

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