５年前花壇を造り始めから昨年まで、ネコの被害に遭っていた。まだ花で埋められていない場所のふかふかの土を掘り起こして、糞をしてゆくのである。隣の家の庭と私の家の庭が猫の通り道になっていて、花壇のふかふかの土がお気に入りみたいで、しばしば糞をしてゆくのである。

　対策として私は、お花で使う結束支柱を土が露わになっているところに設置して、掘り起こされないようにしていた。それが去年の秋頃から猫の姿を見なくなり、冬になると雪に残る足跡も見なくなっていたので、ネコも寿命が来たのかなと思っていた。そして今年は、結束支柱の対策をしなくても無事に過ごすことができた。

　８月だったと思うが、プリンターが動作しなくなった。購入してから保証期間の１年を少し過ぎてしまっていたし、急ぎでどうしても印刷しなくてはならないのはなかったのと暑い日が続いていたので、涼しくなってからと放っておいた。そして今のところ、年賀状を印刷するまでに解決できたらいいとも思っていた。

　ただパソコンからプリンターの状態を検知できないのでおかしいと思って、プリンターの診断ツールで調べたら、「ケーブルを交換して下さい」というメッセージになっていた。プリンターの信号ケーブルは、最初に接続してから取り外しはしていないし、他の信号ケーブルだって一度も異常になったことはなかったので、多分、違うだろうなと思ったのと手元にプリンターケーブルは他になかったので、そのままにしておいたのである。

　今年も７月上旬に、生ゴミにコバエ（キイロショウジョウバエ）１匹を見つけた。掴まえ損ねたが今年も、１０月までのコバエの季節がやってきたと思った。ほとんどが生ゴミのバナナの皮を目指してやって来ている。ところが今年は、８月になっても９月に入っても単発的に来ているだけだった。今日までに４匹見つけて、そのうち１匹だけを掴まえて退治した。

　２０２０年からの退治記録は、平年並みの気温だった２０２０年は３４匹退治、暑かった２０２１年は９匹退治、平年並みの２０２２年は３５匹退治、そしてかなり暑かった２０２３年は９０匹退治した。今年は平年並みの気温だったのだが、残念ながら気温と発生数との相関関係はないようだ。

　今年、室内に入り込んできたコバエは、例年と比べて非常に少なかった。庭の花壇でも、同じような現象が起きていた。毎年、草花にはびっしりアブラムシが付いていることが多いのだが、何故か今年は、ほとんど見かけなかった。そのせいか、毎年良く見かけるアブラムシの天敵のテントウムシやクサカゲロウも見ていないのである。

　今日、雪も間近になってきたのでハイビスカスなどを室内に取り込んだのだが、毎年、びっしり取りついているアブラムシが見当たらなかった。少しは、何処かに隠れているのかも知れないが、見つからなかった。ただ少ない数でもいたら、天敵のいない暖かい室内では、指数関数的に増えてゆくことだろう。