三岐鉄道北勢線 140形(新形式)
クハ140形(141・143・145)・サハ140-1形(142・144)・サハ140形(146・147)
 K71編成サ146が2005(平成17)年6月、K72編成サ147が翌年7月、K75編成ク145が2007(平成19)年7月、K73編成ク141・サ142が同年12月、K74編成ク143・サ144が2008(平成20)年7月、高速化改造により旧形式ク140形・サ140形から形式変更されてクハ140形141・143・145、サハ140-1形142・144、サハ140形146・147となった。
 一方、冷房化改造はK72編成サハ147が最初で2006(平成18)年7月、K71編成サハ146が同年12月、K75編成クハ145が2007(平成19)年7月、K74編成クハ143・サハ144が2008(平成20)年7月、K73編成クハ141・サハ142が2009(平成21)年12月に行われた。冷房装置を室内に設置したため、定員が減少している。また、冷房装置部分の窓が埋められ、ステンレスルーバーが設けられている。
 最初に冷房化されたサハ140形146・147では、CU46形(13000Kcal/h)冷房装置1基と空調制御箱を室内に設置し、床下にはクモハ270形+サハ140形+クモハ170形の3輌分の起動制御箱が追加されている。続いて、クハ140形141・143・145では、CU46-L形(13000Kcal/h)冷房装置1基を室内に設置し、隣のサハ130形に搭載の制御機で制御している。そのため、K73・74編成はクハ140形+サハ140-1形+サハ130形をクハ140形+サハ130形・サハ140-1形と連結順位変更を行った。そして、サハ140-1形142・144では、CU46-R形(13000Kcal/h)冷房装置1基と空調制御箱を室内に設置し、この形式では単独制御となっている。
 2010(平成22)年4月の定期検査時にサハ146の窓がユニットサッシ化されてイメージが変わった。また、2011(平成23)年12月にサハ144、2012(平成24年)12月にサハ147の窓もユニットサッシ化されて、さらに色付UVカットガラスが採用された。
 2014(平成26)年1月から、K71編成がイオンリテールの電子マネー「WAON」のPRラッピングを施して運行している。2015(平成27)年3月には、クハ143の行先表示器が北勢線初の発光ダイオード式に変更された。
2015.4.13 更新
主要諸元
新形式 車号 最大寸法(長巾高) 自重(t) 定員(席) 主電動機 出力(kW) 歯車比 台車
クハ140 141・143・145 11380×2130×3418 10.70 52(24) NT-7K
サハ140-1 142・144 11380×2130×3256 9.80 49(22) NT-7K
サハ140 146・147 11380×2130×3256 10.30 54(24) NT-7K
車輌画像
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クハ141
(高速化改造車)

2007.12.21

星川−七和

クハ141
(冷房改造車)

2009.8.24

東員

サハ142
(高速化改造車)

2008.12.28

東員

サハ142
(冷房改造車)

2009.8.24

東員

クハ143
(冷房改造車)

2008.7.30

星川−七和

クハ143
(方向幕LED化)

2015.3.25

星川−七和

サハ144

2008.7.29

東員

サハ144
(ユニットサッシ化)
(UVカットガラス化)


2011.12.29

東員

クハ145
(冷房改造車)

2010.11.10

星川−七和

サハ146
(高速化改造車)

2005.10.10

楚原

サハ146
(冷房改造車)

2006.12.31

東員

サハ146
(ユニットサッシ化)

2010.4.8

東員

サハ147
(冷房改造車)

2006.8.4

東員

サハ147
(冷房改造車)

2006.8.6

東員

サハ147
(ユニットサッシ化)
(UVカットガラス化)


2013.10.12

東員

クハ145
(冷房改造車)
「ヘイセイクリエート」

2007.7.27

星川−七和

サハ146
「WAON」

2014.1.20

東員

サハ146
「WAON」

2014.1.20

大泉

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