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モハ120形(125) クハ210形(215・216) 1975(昭和50)年1月に小田急電鉄で廃車になったデハ2100形2104・クハ2150形2153・2154を譲り受け、4月に西武鉄道所沢工場へ入場し、翌年6月から前面貫通幌取り付け、妻側貫通路の狭幅化などの改造を施した。1976(昭和51)年10〜11月に三岐鉄道へ甲種回送され、11月にモハ120形125・クハ210形215・216として竣功した。形態や性能が全く異なるのになぜかモハ120・クハ210形に編入されたのは不思議である。全車1954(昭和29)年1月の製造であるがデハ2104・クハ2154は東急車輌製造、クハ2153は日本車輌製造でメーカーが異なる。貫通型片運転台、片開き3扉車。モハの電気部品、台車は小田急で他車へ流用のため、西武鉄道で余剰の電気部品・台車を再利用して、性能的にはモハ150形と揃った。クハの台車は小田急時代のままである。運用はモハ150形と2連・3連を組んでいた。前照灯は入線時からモハ151と同様の2灯シールドビームに交換されている。後に、西武鉄道の電光式方向幕が取り付けられた。晩年はATS機器・ワンマン設備も取り付けられた。 小型・旧性能・非冷房ということで、101系に置き換えられ、モハ125・クハ215が1990(平成2)年12月、クハ216が1991(平成3)年11月に廃車となり解体された。モハ125・クハ215は車体のみ売却されたらしい。 |
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2011.7.17 更新 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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