広西壮族自治区来賓市興賓区

祝!来賓市誕生!
 2002年12月27日、旧柳州地区が2つに分割され、南側5県1市が「来賓市」として独立(?)しました(残りの北側…風雨橋で有名な三江県など…は全て柳州市に編入。「地区」の単位が消滅)。これに伴い旧来賓県は、来賓市政府所在地として、来賓市興賓区となりました。なにがどう変わるのかはよくわかりませんが、とりあえず快挙!パチパチ。

 2003年10月、久々の再訪。来賓市何気に変化が進んでいました。高速道路インターチェンジから市街地までの道路は100万都市のごとく立派に(って、ひそかに100万都市なんですが(笑))、三ツ星ホテルは出来ているし、こうなってくるといつまでの1つ星クラスの街に認定し続けるのが辛くなってくる。そろそろ2つ星に格上げする時期でしょうか…。いやいや、どんなに街が変わっても、米酒飲みまくりの習慣がなくならないうちはダメでしょう(爆)。(2003年10月)

面積:4364平方km
人口:95.62万人
民族:壮族、漢族、ヤオ族、ミャオ族等
交通:湘桂鉄路来賓駅、柳南高速公路来賓IC

産業:9割方農業。農地の半分が水田、残りの大部分はサトウキビ畑。あとは製糖業、セメント工場など。現在フランスの援助で広西最大の石炭火力発電所を建設中。
特産物:砂糖、セメント、米、米酒、落花生油
うまいもの:たにし麺、たにし炒め、冬のヤギ鍋、お好みにより犬料理

 中国大陸沿海部最南端の省(自治区)広西。そのほぼ中心にある、何の変哲も無い地方都市。都市と呼ぶのは少々おこがましいかもしれない。
 私にとって、この街は中国の故郷である。1998年4月から2000年3月まで、ここ来賓で農業開発らしきことをしていた。私に中国を心行くまで堪能させてくれた街。
 気候ははっきり言ってくそ暑く、なにより湿度が高すぎる。夏が高温多湿なのはわかるとして、冬には低温多湿状態となり、空調未完備隙間完備停電茶飯事での2年間は楽とはいえなかった。でもこの街は私にとってやはり故郷で、あの辛い来賓そばが無性に食べたくなるのである。

来賓市小平陽鎮

 来賓県市街から南へ40km。私にとっての本当の中国の故郷。はっきり言って本当の田舎。この中国にあって人口が少ないのが、最大にして最高の特徴。

モー...たまらん小平陽の水牛

 書きたいことはいろいろあるが、資料が手元に無いため今はここまで。また更新する…かも

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