[日本の神々]

「天皇の系譜」



【神倭伊波礼毘古命】
「カムヤマトイハレビコノミコト」
初代：神武天皇（ジンム）
日向の国（宮崎県）の高千穂の宮で国を治める。

宇沙都比古
（ウサツヒコ）
宇沙都比売
（ウサツヒメ）		 『カムヤマトイハレビコノミコト』（以下御子）たちが豊国（豊前豊後）の宇沙の地に到着し祭、ごちそうを奉った。

宇豆毘古
（ウヅビコ）		 別名：槁根津日子（サヲネツホコ）
速吸門（明石海峡）の土地の神で、御子たちにお仕えし海上での道案内をした。

那賀須泥毘古
（ナガスネビコ）		 別名：登美毘古（トミビコ）
登美の地に住む、長い脛を持った神。
御子たちに一戦を挑み、打った矢で御子の兄である『イツセノミコト』の命を奪った。
のちに御子が復讐の一戦を挑み打ち果たした。

高倉下
（タカクラジ）		 天神からのお告げで、御子に神剣を献上した。

八咫烏
（ヤタガラス）		 天からの使いで、御子たちが無事に旅が出来るよう道案内をした。

贄持之子
（ニヘモツノコ）
氷鹿
（ヒカ）
石押分之子
（イハオシワクノコ）		 吉野の国神で御子たちをお迎えした。

兄宇迦斯
（エウカシ）
弟宇迦斯
（オトウカシ）		 『兄宇迦斯（エウカシ（兄））』が御子を罠にかけて亡き者にしようとしたが、『弟宇迦斯（オトウカシ（弟））』が先回りして御子に兄の計略を伝えに行った。

道臣命
（ミチノオミノミコト）
大久米命
（オホクメノミコト）		 御子の相談役。
『弟宇迦斯（オトウカシ）』からの報告を受けて、『兄宇迦斯（エウカシ）』を罵り自害に追い込んだ。

兄師木
（エシキ）
弟師木
（オトシキ）		 御子たちの軍隊を追い込んだ強者兄弟。

邇芸速日命
（ニギハヤビノミコト）		 御子の後を追って降臨した天神で、『兄師木（エシキ）』『弟師木（オトシキ）』の陣中に参上にして御子たちと共闘した。

【妻】登美夜毘売（トミヤビメ）
『登美毘古（トミビコ）』の妹。
【子】宇摩志麻遅命（ウマシマヂノミコト）

阿比良比売
（アヒラヒメ）		 神武天皇の妻。
『小椅君（ヲバシノキミ）』の妹
【子】多芸志美美命（タギシミミノミコト）
御子がこの世を去った後に、大后『イスケヨリ姫』を妻にする。
次の天皇になろうと大后の3柱の子供たちを暗殺しようとしたが、バレて末っ子の『カムヌナカハミミノミコト』に殺される。
【子】岐須美美命（キスミミノミコト）
富登多多良伊須須岐比売命
（ホトタタライススギヒメノミコト）		 神武天皇の妻（大后）
別名：比売多多良伊須気余理比売（ヒメタタライスケヨリヒメ）（イスケヨリ姫）
【父親】大物主神（オホモノヌシノカミ）
『大国主神（オホクニヌシノカミ）』と同一視される国神。
【母親】勢夜陀多良比売（セヤダタラヒメ）
『三島湟咋（ミシマノミゾクヒ）』の娘。

【子】日子八井命（ヒコヤイノミコト）
【子】神八井耳命（カムヤイミミノミコト）
【子】神沼河耳命（カムヌナカハミミノミコト）
別名：建沼河耳命（タケヌナカハミミノミコト）
勇敢に『タギシミミノミコト』を殺したことから、二人の兄に国を任された。
第二代天皇『綏靖天皇』

【建沼河耳命】
「タケヌナカハミミノミコト」
第二代：綏靖天皇（スイゼイ）
葛城高岡宮（奈良県御所市）で国を治めた。

河俣毘売
（カハマタビメ）		 綏靖天皇の妻。
師木の県主の祖先。
【子】師木津日子玉手見命（シキツヒコタマデミノミコト）
第三代天皇『安寧天皇』

【師木津日子玉手見命】
「シキツヒコタマデミノミコト」
第三代：安寧天皇（アンネイ）
片塩浮穴宮（奈良県大和高田市）で国を治めた。

阿久斗比売
（アクトヒメ）		 安寧天皇の妻。
『河俣毘売（カハマタビメ）』の兄の娘。
【子】常根津日子伊呂泥命（トコネツヒコイロネノミコト）
【子】師木津日子命（シキツヒコノミコト）
【子】大倭日子スキ友命（オホヤマトヒコスキトモノミコト）
第四代天皇『懿徳天皇』

知知都美命
（チチツミノミコト）		 安寧天皇の孫。
【父親】師木津日子命（シキツヒコノミコト）

【子】蠅伊呂泥（ハヘイロネ）
別名：意富夜麻登久邇阿礼比売命（オホヤマトクニアレヒメノミコト）
【子】蠅伊呂杼（ハヘイロド）

【大倭日子?友命】
「オホヤマトヒコスキトモノミコト」
第四代：懿徳天皇（イトク）
軽之境岡宮（奈良県橿原市）で国を治めた。

賦登麻和訶比売命
（フトマワカヒメノミコト）		 懿徳天皇の妻。
別名：飯日比売命（イヒビヒメノミコト）
師木の県主の祖先。
【子】多芸志比古命（タギシヒコノミコト）
【子】御真津日子訶恵志泥命（ミマツヒコカエシネノミコト）
第五代天皇『孝昭天皇』

【御真津日子訶恵志泥命】
「ミマツヒコカエシネノミコト」
第五代：孝昭天皇（コウショウ）
葛城掖上宮（奈良県御所市）で国を治めた。

余曾多本毘売命
（ヨソタホビメノミコト）		 孝昭天皇の妻。
尾張の連の祖先の『奥津余曾（オキツヨソ）』の妹。
【子】天押帯日子命（アメオシタラシヒコノミコト）
【子】大倭帯日子国押人命（オホヤマトタラシヒコクニオシビトノミコト）
第六代天皇『孝安天皇』

【大倭帯日子国押人命】
「オホヤマトタラシヒコクニオシビトノミコト」
第六代：孝安天皇（コウアン）
葛城室之秋津島宮（奈良県御所市）で国を治めた。

忍鹿比売命
（オシカヒメノミコト）		 孝安天皇の妻。
『孝安天皇』の姪。
【子】大吉備諸進命（オホキビノモロススミノミコト）
【子】大倭根子日子賦斗邇命（オホヤマトネコヒコフトニノミコト）
第七代天皇『孝霊天皇』