2006年2月10日美濃フィッシングエリアのアマゴです。根尾のかたきを管釣りで・・・取ったことにならんか(ここの河川エリアは「管釣り」というイメージではないけどね、アマゴだけやし)。ロッドはオリムピック・サンダーバードトラウト60UL。オリムピックなんて名前が懐かしいやな。感心したのは(ちょっと見ウエダみたいな?)グリップ。ヘタな「オリジナル」より富士のパイプのほうがずっといいと思ってきましたが、こいつは固定もグリッピングもいいわ。いまのオリムピックは、マミヤOP(もともとオリムピックがマミヤをのみ込んだもの)が釣り具から撤退した後、釣り具関係の人が出資しあって和歌山にあった竿工場を中心に名前を復活させて続けているものです。 (2006/2/11)

 サンダーバードは、昔の舶来SF人形劇ではなくて、雷鳥のことです。

 古いノレン同士でミッチェルが似合う?


 根尾川です。中部渓流の先陣を切って2月に解禁されることもあってけっこう有名です。いま売ってるG誌にも載ってますよね。手前に見えるのはアマゴ成魚放流の日にちを予告するカンバンです。解禁と同時にNHKとかで流れる「待ちかねた太公望がアマゴを次々と釣り上げていました」というニュースの正体はこれなんですね。まったく、この国の釣りに文化はあるのでしょうか。そう言いつつ、ここへ釣行してボーズを食らったなどとは、口が裂けても言えません(ハイ水か)。 (2006/2/9)

 放流されたアマゴは養魚場と比べて水温があまりに低くて弱っちゃうし、すぐに散っちゃうから、放流直後しか釣れないみたいです(と、言い訳をしてみる)。


 2月4日大阪フィッシングショーに行ってきました。いつも「磯スペ」「ちぬ倶楽部」でメーカーインタビューに答えてくれるダイワのK氏がこんなことを言っていました。「メーカーはどんどん進んだモノを出していかなきゃいけないんですよ。記事だってそうでしょ。キミのページはいつも読んでるけど、1年後も同じことをやってたんじゃあ僕(を含めた読者)は読まなくなるよ」。だからダイワは新製品をどんどん出すんですね。
 書き手としてギクリとしたのは後半の部分。たしかにロッドやリール編はマンネリになりかけてるかも・・・。ま、それはうすうす思っていたので、実はこんなのも作ってます。今月末売りの「ちぬ倶楽部」で初登場(でもロッドは難しいよなあ・・・)。 (2006/2/5)

 で、フィッシングショーの感想は・・・

・たしかにダイワの積極策はたいしたもんですが、特にスピニングリールは派生機種が多すぎるのでは?

・ダイワ「リアルフォーLB」は意外にもウォームシャフトオシュレーションでした。

・シマノの新ツインパワーMgはステラより軽い。ええんか。それであらためてカタログを見たら、(番手によっては)今のバイオってアルミのツインパワーより軽いのね。得した気分。

・シマノ、ダイワ、クァンタムから7対1以上のギア比のベイトが登場。なんでこうぴったりそろって出てくるのか? ちゃんとギア比を端数にするダイワはマジメだと思う。

・スピードマスターって名前が懐かしい。次はファイティングスターとビーストマスター?(出るかいな)

・オオクマのエリプティカルオシュレーションの模型は面白い。これ、私が20年前シマノに「新完全平行巻き機構を考えました!」と手紙に書いて送ったのとまったく同じ。

・フェンウィックGFS58は一瞬いいなと思ったけど、ダウンロックじゃねえ。チミらは右手親指を金属スクリューの上に置くのか?

・「黄色いやつ(シマノの新型アユ竿)なんか買ったら損しまっせ」って、満さんむちゃくちゃ言うな・・・。隣にいたダイワの人(?)も困っとったぞ。

・PFJ不参加。ショーはそこへ来た人しか見られないし、仕方ないかな。でも、代わりにウェブサイトくらい作ったら?

・私は人の顔と名前をぜんぜん憶えられない人なので、気づかなかったメーカーの人、スミマセン。


 今年の朝日新聞正月版です。徳山というのは本体工事の終わった岐阜県の徳山ダムのこと。作ってしまったものの水の需要はありません。じゃあ、名古屋のドブ川の水を薄めるのにでも使うか、ということ。自称環境派の朝日新聞がPRのページとはいえこんなものを載せていいのでしょうか。 (2006/1/22) 

 道路や郵便局を悪玉にして「行政改革」の演出をしていても、こっちは野放しです。

 フランス・プジョーは真ん中に0を挟んだ3桁の数字をすべて商標登録しているそうです。ポルシェ911はもともと901だったのに、これに引っかかって911になったのだそうです。しかし、さすがのプジョーも偉大なフランス製品・ミッチェルの品番には口出ししなかったようです(?)。
 クルマの名前といえば、以前シマノがトゥモローというリールの後継機として、トゥディというモデルを出したことがありました。発売前社内では、「こんな名前を使ったらホンダ(当時トゥディという軽自動車があった)に訴えられるんとちゃうか?」と言われていました。そして、シマノ・トゥディ発売。ホンダからは何の反応も・・・ありませんでした。ハイ水か。 (2006/1/6)

 やっぱ、自動車産業は釣り具など見とらんということか。そもそもジャンルが違うから、問題にならないのかも。それにしても、トゥモローの後継がトゥディとは、逆行しとるじゃないか・・・。


 「TIPS/たかがオイル?」で使った海水の2倍の濃度にした食塩水です。なぜ捨てていないかというと、生態系への影響を考えたから・・・んなわけないです。単に部屋の隅に転がっていただけです。でもね、これに近いことを言った馬鹿がいるんですよ。ローカルな話題ですが、愛知万博のヨルダン館で展示に使われた死海の水を、地元の高校が譲り受けて文化祭で使ったんです。ところがところが、文化祭終了後、環境省の役人がクレームです。「生態系に影響があるから死海の水は捨ててはならぬ」と言うのです。高校生たち大弱り。結局見かねた地元の健康ランドが引き取ったらしいですけどね、たかが5トン、体積にして5立方メートルもないはず。小川に一気に流したならともかく、流し方に気をつければたかが濃い目の塩水じゃないの。そこまで水環境に敏感なお役所が、川辺川ダムや諫早湾干拓になにか発言しましたっけ? 弱い者いじめしかできねえのかよ。 (2005/12/22)

 バス問題ではがんばった? あれだって一種の弱い者いじめじゃん。僕はバスを擁護する気はありません。でも、こういう臭いがするから、いわゆる駆除派に、より嫌悪感をおぼえます。

 ブログだったかBBSだったか忘れましたが、33のベール固定ネジをへし折ったという話が載っておりました。ネジの頭が大きいからでっかいドライバーでも使っちゃったんでしょうね。カーディナルの“共通工具”は1セントコインだと聞いたことがあります。1円玉より小さいコインで締める程度でいいということです。それにしても、緊急時を考えてコインを共通工具にするとは、深い思想を感じます。デザインのためにベールを六角穴付きボルトで止める某社とは・・・。 (2005/12/7)

 これに限らず、リールのネジってたいてい真鍮やアルミだから、思いっきり締めちゃだめですよ。ミッチェルインスプールもベールを手で閉じて壊されてるのが多いですが、世の中には“熊の手”ユーザーが多いのね。そういう私もアイディールのハンドルノブシャフトを折っちゃったりしてるんで、世話ないですが。


 2005年11月23日アーネストクラブのブラウントラウトです。リールはミッチェル・アイディール2000。季節がら管理釣り場で使いましたが、ウルトラライトロッド(写真はウェルナーPS60UL)にはちと重いか。もっとも、1500、2000番を管理釣り場や渓流用と位置づけ、わざわざ浅溝スプールを装備、さらに軽合金材料などで高級化する日本のリールが特殊なのかもしれませんが。 (2005/11/24)

 持ってる人(いねえよ)や、308X、300Xなどのオーナーの人、ハンドルノブは外そうとしないほうがいいみたい。このリール、撮影でノブにゴミが入り、ネジ式のハンドルノブシャフトを外そうとしたら、ネジ部が折れてしまいました。相当強いゆるみ止め剤が使ってあるようです。もちろん、いきなり大トルクをかけた私があほです(不幸中の幸いというべきか4000とハンドルが共通だったので使えますが、かなりへこみました・・・)。

 某月某日某管理釣り場で行われた釣り大会を取材に行ったときの写真です。これ、自分で釣った魚じゃありません。最近人が釣るのばっかり見てて、自分で釣ってないのねえ。
 驚いたのは、出場者の魚の扱いの悪さです。リリースネットを持っている人は半分もいないし、ネットですくっても無造作に持ち上げて魚を空気にさらすなんてザラ。たいていの人は、ポーンと抜き上げて地面でばたばた。「これでも以前よりはマシになったんですよ」と苦笑する管理釣り場の人も、測定員が軍手で魚をつかんでスケールに押し当てるのを見るに至って「・・・」。東京から取材に来ていた人もあきれていました。恥ずかしいですよ、中部のルアーマン。 (2005/11/20)

 庄川方面に釣行しても、ストリンガー(70年代勘違いグッズでしょ)をぶら下げている人がザラにいる地方だからねえ・・・。


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