たいせい しんきゅういん  THE TAISEI CLINIC OF ACUPUNCTURE




はじめに--最新鍼灸医学のおすすめ

  こんにちは! 大成鍼灸院(たいせいしんきゅういん)です。
 「鍼灸」は「しんきゅう」と読み、「はり」と「きゅう」の意味です。

  さて、鍼灸といえば、なぜかお年寄りとか肩こり・腰痛などを思い 浮かべませんか?
 これは、日本における鍼灸導入の歴史に関係しますが、実際に中国はじめ世界の多くの国々では、鍼灸は医学の一分野と理解されており、治療対象となる病気も肩こりや腰痛などに限定されていません。
  鍼灸は数千年にわたる歴史的検証を経て体系化された医学です。 これを正しく運用すれば重い病気の治療や予防に絶大な力を発揮します。    薬が効かない新種のウイルスや細菌が増えつつある今日、免疫力を高める鍼灸医学は中国のみならず、欧米の医療機関(病院)で高く評価され、悪性腫瘍等の治療から美容分野まで広く応用されています。
 例えば、中国には、鍼灸専門の大学病院(北京中医薬大学附属東直門医院など)がいくつもあり、医師だけでなく、教授や助教授も鍼灸治療をします。 入院して、鍼灸治療をすることも日常的です。  もちろん、整形外科だけではなく、内科、眼科、小児科、皮膚科、産婦人科等、さまざまな分野で鍼灸治療が行われています。

左 元中国政府衛生部長 胡教授と北京の人民大会堂にて 1997年
中 中国中医研究院から贈られたメダル (当院蔵)
右 中国中医研究院幹部と会食 北京 1999年 

  私どもは、毎年「世界鍼灸学術大会」に参加、或いは「中国国家中医薬管理局・中国中医研究院」で研修する等、中国や欧米をはじめとする世界各国の専門家と定期的に交流しております。   このような交流に基づく研究成果として、私どもは秋田県に多い「脳卒中」に対する鍼灸治療法、旅行・試験などの日と生理が重ならないようにする鍼灸法を独自に開発しました。   その他にも「視力回復法」等のノウ・ハウを習得し、従来とは異なる最新の鍼灸医学を提供しております。

左 北京中医薬大学付属東直門医院前の小野寺 1999年
右 世界鍼灸学術大会でアルゼンチンのDr.Ortegaと議論する加藤 北京1997年

 いままで様々な治療を受けても効果がなかった方でも、その場で 症状が大幅に改善される例が多いです。 「東洋医学的治療は時間がかかる」といわれますが、的確な治療を行えば、直ちに(針を刺した直後から)症状が改善することを体験していただけます。  秋田分院には、秋田県外(青森県、岩手県、山形県、千葉県、東京都、富山県、石川県、滋賀県など)、国外(アメリカ、フランス、イタリア、デンマークなど)からも患者さんが来院されるようになりました。
 しかし、我が国、特に地方では、鍼灸医学に対する理解が低く、未だに「お年寄り専門とか、肩こり・腰痛の慰安」と認識されているのが現状で、非常に残念に思います。  
私どもは、1人でも多くの方に、この先人の残した偉大なる文化や自然観を体験していただきたく, また、中医学の更なる発展や世界各国への普及のために日々努力しております。

 当院名称の由来
  1600年頃、中国で「鍼灸大成」という書物が著されましたが、これに由来します。 「鍼灸大成」は、その時代までに明らかになった鍼灸医学についての理論や技術を文字通り集大成した当時最新の書物です。    出版されてから、400年もの歳月が経過した今日でも陳腐化することなく世界各国の同学者や研究者・臨床現場で愛読されている非常に優れた書物なのです。   当院も、常に最新の理論と技術を身につけ、この書物のようにありたいと考え、命名したものです。  

「鍼灸大成」現代中国語版(中医古籍出版社 1998年北京 当院蔵書)

  個々の病気の治療や学術的な問題について、メール等でのお問い合わせは 、お答え致しかねる場合があります。 ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
以上、どうぞよろしくお願い申し上げます。

大成鍼灸院 加藤 均、小野寺 尚子

大成鍼灸院 苫小牧市北栄町
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