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テニスの日
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2013.01.18更新 

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2008年度の様子です

会場の様子
東京有明会場の様子
今年もまたまたテニスの日がやってきました。
今年は21日と23日の二日に渡って催物が行われることになりました。。
我々は21日の全国一斉ボレーボレー大会に参加しました。
そして奇跡がおきたのです。

 写真はITN査定と聴覚障害者テニスの様子

全国一斉ボレーボレー大会

全国一斉ボレーボレー大会のメイン会場の有明に到着し、大会の直前の練習をしてみた。
妻のボレーはばらつきが有り、フォア・バックとランダムに飛んでくる。
そこで、無理とは思ったが、私のフォアのみに配給するように頼んでみた。
又、彼女は体の真ん中の前で取るのが好きらしかったので、私は彼女の真ん中からフォアの間に配給するように心がけることにした。

そして大会は始まった。
我々は会場の端っこに陣どった。
私には周りを気にするくせが有るからといって、皆に背中を向ける態勢を妻にとらされた。

                   ←実際の様子(大会公式写真)

30秒経過
何故か係りの人が二人、我々の傍で実況を始めた。
「30秒経過しました。なんと後9分半もあります。」←係りの人の会話
( ポン、ポン、 あのなぁ、それがどうしたというんじゃ。 ポン、ポン )←私が思っていること、口には出していない。
↑ボレーの音                      ↑ボレーの音                     ・

1分経過
「1分経過しました。なんと後9分もあります。」
( ポン、ポン、 あのなぁ、何が言いたいんじゃぁ。 ポン、ポン )

2分経過
「2分経過しました。まだまだあと8分あります。」
( ポン、ポン、 ウーン、気がちるじゃねぇか。まだ、まだ、先は見えないじゃないか。 ポン、ポン )

3分経過
「3分経過しました。後7分です。」
( ポン、ポン、 なんか係りの人の話し方が吉本興業みたいじゃないか。 ポン、ポン )

4分経過
「残っているのはあと3チームです。」
( ポン、ポン、 おお、今年は3本の指に入ったか。 ポン、ポン )



5分経過
「5分経過しました。後5分です。」
後ろ方でバタバタという音が聞こえた。
( ポン、ポン、 おっ、落球か?。他のチームはどうなったんだろう。 ポン、ポン )

6分経過
ここで、何と私のボールが極端に短くなってしまった。
終わりか!!
おおっ、妻のファイン・プレーだ。
地面ぎりぎりのボールをすくいとった。
そしてなんとか立て直すことができた。
「すごい、たて直しました。すごい。」
( ポン、ポン、 おおっ、奇跡じゃあ。 ポン、ポン )

7分経過
隣の会場でもボレーボレーをやっているらしく、全員が失敗したという構内放送が聞こえた。
「7分経過しました。後3分です。頑張ってください。」
( ポン、ポン、 なんだか係りの人の声が、だんだん励みになってきたぞ。 ポン、ポン )

8分経過
「8分経過しました。後2分です。頑張って下さい。」
「なんか10分達成できそうですね。でも油断しないで下さい。」

( ポン、ポン、 油断なんかするかよ。 ポン、ポン )

8分30秒経過
「8分30秒経過しました。後1分30秒です。いけるよ! いけるよ!」
( ポン、ポン、 えっ、これって現実。なんか達成すればすごい、でも、だいたいうまくはいかないんだよねぇ。 ポン、ポン )



9分経過
「9分経過しました。後1分です。頑張って下さい。」
( ポン、ポン、 必ず何かあるぞ、もう一度トラブルぞ!。 ポン、ポン )

9分30秒経過
「9分30秒経過しました。後30秒です。もう大丈夫です。でも油断しないで下さい。」
( ポン、ポン、 油断なんかしないっつうの。 おお、なんとボレーをほとんど足と腰だけでやっているぞ。 ポン、ポン )
( ポン、ポン、 これってボレーの基本だよね。イチ、ニィー、イチ、ニィー ポン、ポン )

9分50秒経過
「後10秒です。頑張って、頑張って。」
( ポン、ポン、 えーっ、まじーっ。 ポン、ポン )

10分経過
「やったあー10分達成です!。」
( ポン、ポン、 もう、やめていいんだよね。 ポニョ )

なんか分けがわからないうちに終わってしまった。残ったのは2チームだった。
驚いたのは、妻が打った300球近くのうち、センターに来たのが5球ぐらいで、バックは0だったこと。
そして、いつまでもへたくそで、後から始めた若い人に追い越されてばかりの我々だったが、いつのまにか上達していたこと。

係りの人から
「隣ですいませんでした。気が散りませんでしたか。話かけるのをやめた方が良いのか悩んでしまったのですが。」
「いえ、励みになりました。話しかけられなかったらたぶん続かなかったと思います。」
話しかけられていたので、よけいな事を考えずに緊張もしなかったみたいだった。
その証拠に、二人だけで練習してうまくできた事はなかった。

テニスの日推進協議会 公式発表の全国の達成者リストです。 ( 2008.11.04現在報告者 )

有明メイン会場の21日の10分間達成者 (全会場より集合・大会公式写真) 妻の認定証

東レ1
同時に行われていた東レ・パンパシフィック・テニス大会の決勝戦の様子
ご褒美に有明コロシアムで行われていた東レ大会の決勝戦の招待チケットをもらいました。
最上階だったので小さくしか見えなかったけど、初めて見るトッププロの試合に興奮してしまいました。

試合は、D.サフィナ 対 S.クズネツォワ

ダブルス
ダブルスの決勝戦の様子

V.キング&N.ペトロワ 対 L.レイモンド&S.ストーサー

PHOT
東レ2
表彰式の様子
しかしながら、何故か我々は選手の動きよりも、ラインズマンやボールガールの動きばかりに目を取られてしまいました。
「あっ、ラインズマンが全員同時に座った!。」
「おっ、サイドのラインズマンの位置が変わった!。人によって立ち位置が違うぞ!。」
「サービスラインのラインズマンは、この審判団のエースに違いない!。彼女の声のとおりがすごい!。」
「ボールガールのボールの中継がすごい!。」
「あっ、試合半ばでラインズマンとボールガールが全員交代した!。まるでパレードだ!。」

写真のコートの左の列はカメラマン、右側の列はラインズマンとボールガール達。