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テニスの日
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2013.01.18更新 

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2009年度の様子です

東京有明会場の車いすテニスの様子
(奥は聴覚障害者のコート)

今年もまたまたまたテニスの日がやってきました。
我々はいつものように有明で全国一斉ボレーボレー大会に参加しました。
いつもと違っていたのは我々が参加する「当日受付レッスンコート」には、
松岡修造さんとスマッシュの記者が常駐していたことです。

そういう中でボレーボレー大会は始まりました。

全国一斉ボレーボレー大会

私は例によって、コート3個分の会場の隅っこで、壁に向かう態勢で妻とボレーボレーを始めた。
(去年の写真を参考にして想像して下さい。)

今年は係りの人が側につくこともなく静かに始まった。

ところが、今年はやけに他人のボールが足元に転がってくる。
後方で悲鳴が上がったと思ったら、ボールが転がってきて、バタバタと少年がボールを拾いにやってくる。

そのうちにボールを踏んづけて転んだり、人とぶつかって終わるような気がした。
なんとなく今年はダメかなぁと弱気の虫が鳴き出した頃。
「只今、8分経過。残りは4組です。」
「失敗した組は中央に集まって下さい。」とアナウンスが流れた。
すると、急に廻りが静かになった。
私は隅っこで壁に向かっているので会場の様子がわからない。

後ろの方でなんとなく松岡修造さんの声が聞こえる。
「青い帽子のおかあさんはラケットを短く持って、ラケットが完全に上を向いているよ。」
会場から笑いが上がった。
「おとうさんの足の運びが良いネェ。」
(え、我々のこと?。)
またまた笑いが上がる。
(たしかに、妻はラケットを短く持っている。)
(でも、ここは集中してギャグはやらないぞっ!)

そして10分達成!!
妻が10分達成と同時にボールをポーンと高く打ち上げた。

今年は松岡修造さんから認定証をもらうことができた。
そしてご褒美として握手と雑談をさせて頂きました。


公式写真です。テニス会にとっては小さな扱いですね。


後から聞いた話ですが、途中失敗した人達も松岡さんのはからいで、2分前までは自由にボレーを楽しませてもらったようです。
なにしろ、松岡さんはボレーの達成よりも会場を楽しませるのに一生懸命ですから。
おかげで、我々はもう少しでボールを踏んづけてしまうところでした。

2年連続達成して思うにボレーボレーのこつは、
自分の得意な姿勢と得意な打点で、相手の得意な部分へと渡すことだと思う。(打つのではない)
その為には、ラケットを動かすのではなく、足を動かすこと、ラケットを動かすのは最後の微調整のみ。
そして一定のリズムで打てばかならず達成できると思います。

松岡修造さんにより今年は例年以上に盛り上がりました。
隣の会場で10分達成したらしいというペアに、本当にできたか確かめると言いながら。
ボレーボレーをやっているペアの間を駆け抜けていく様子です。
それで続けられるペアもすごいです。
二人が離れてする本格的なボレーボレーの為に肝心のボレーヤーが写っていません。

「2年連続達成ですね。」っと、青い帽子のおかあさん?に声をかけるスタッフ。
(毎年お世話になっています。)

いつものレッスンは定員オーバーで受けられなかったので、
我々は列に並んで受けるワンポイントレッスンの隣の会場へ移動しました。

スタッフとフォアハンドでバシバシ打ち合っている様子を見ながら、
「ようしっ、今日は練習の成果をみてもらうぞぉっ。」と勇んで列に並んだ。
やっと自分の番がきたと思ったらスタッフが「苦手なものはありますか?」と聞いてきたので
思わず「バックハンドです。」と答えてしまった。

おかげで苦手なバックハンドを皆に披露することになってしまいました。
スタッフ曰く、「そんなにヘタじゃないですよ。」
あちこちにボールが定まらない私に、
「ボーリングのボールを投げるように、手元にマークがあるように意識して打ってみて下さい。」
とアドバイスをもらった。

やっぱり俺はまだまだヘタクソだぁっ。とブツブツ言いながら会場を後にした。