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2月4日 弁護士と公益活動(5)

 というお堅いタイトルで、中身は単に私が皆無活動にはまっていった経緯を語るだけのこのシリーズも5回目です(1回目は1月2日の日誌、前回は1月11日の日誌でした)。

 さてさて、私が引きずり込まれたように執行部になってしまった若手政策集団、法友全期会では、毎年東京弁護士会に常議員候補を一人送り出しています。

 常議員とは、東京弁護士会という村の議員とでも思っていただければ結構です。定員は80人です。

 なぜか、私がその翌年、つまり弁護士3年目にしてこの常議員候補にさせられてしまいました(「候補」といいますが、当選するだけの票はほぼ回してもらえるので候補イコール当選といっても過言ではありません)。

 まあ、単に常議員になるだけでしたら、派閥から候補者にされて当選してくる人の中には弁護士2年目の人もいますから、私だけが別に若いということではありません。

 しかしながら、天下の政策集団たる法友全期会では、歴代の選出常議員はいずれも名だたる論客で通った人ばかり。何年か前のある人なんかは「一議案一発言」をモットーにしていて、本当にすべての議案に必ず何かいちゃもん(?)をつけて質問していたとかいう伝統があるため、うかつに寝ていることもできません。

 しかも、これも数年前の人が、毎回「常議員会ニュース」なるものの発行を始め、それ以来、法友全期会選出常議員は、毎回常議員会の様子をレポートしたものを全会員にファクスするのが当たり前、というしきたりができてしまったのです。

 これでは毎回全部、全時間出席して、しかもすべての議案に集中していなければならないことになります。これはつらい。本会議中に寝ている国会議員がうらやましいです(続く)。

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