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5月15日 雑感(総領事館事件、都市型公設事務所その後)

(その1)
 中国の総領事館事件ですが、5月11日の日誌で予想したとおりでした。

「亡命者、館外へ押し返せ」阿南大使が指示
 阿南惟茂・駐中国大使が事件発生直前の八日午前、北京の日本大使館の定例会議で、相次ぐ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)住民の各国大使館への駆け込み事件を引き合いに「亡命問題はまず、大使館内に入れないのが肝要。入ってきた場合は不審者とみなし、館外へ押し返せ」などと指示していたことが十四日、関係者の話で明らかになった(東京新聞)。

 亡命希望者を追い出すことしか考えていない国が、人道上の対応を中国にお願いしても迫力がないですね。それにしても中国の対応に先手、先手を取られっぱなしの外務省は、もう末期症状としか思えません。国粋主義者ではありませんが、それにしても情けない。

(その2)
 3月30日の日誌で書いた東京弁護士会の都市型公設事務所ですが、また一人、私のよく存じている弁護士が転籍することが判明。

 私が尊敬できる弁護士ばかりが集まっているようですので、どうやら公設事務所としては相当に期待できるのでは、と思います。しかし、弁護士任官してしまう同期の弁護士もいるし、弁護士の流動化は急速に進んでいる模様で、ちょっと複雑。

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