業務日誌(2003年2月その3)

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2月27日 模擬裁判の証人役

 毎日夜まで用事が入ってなかなか日誌の更新ができません………

 てなわけで、昨日の話ですが、修習委員会恒例の(?)修習生の民事模擬裁判がありました。

 私はもう司法修習委員になって4年目で、いままでの3年間はいずれも代理人顧問役として、代理人役を務める修習生の指導をしていましたが、さすがに飽きてきたため今回は新鮮味を求めて証人役を引き受けました。

 証人役の方が楽かな?と思っていたのですが、大間違いであることが判明。シナリオにないことまで聞かれるし、そもそも役どころの生年月日や職歴を覚えるだけで大変です。シナリオ上、私は保証意思確認をさぼるずさんな信用金庫の担当者という設定なのですが、お間抜けな役どころでありながら、いかに信金側を負けさせないように、自己矛盾を起こさないように、考えながら証言をしなければならないというのはヒステリーを起こしそうです。

 結果としては、私の証言は「破綻がなく、なかなか健闘した」と裁判官役の修習委員からお褒めの言葉(?)をいただき、また信金側の修習生が勝訴したので、めでたしめでたしでした。

 しかし、模擬裁判とわかっていても、証言台に座って裁判官に見下ろされただけで、予想外にも緊張し、初めの3分はガチガチでした。普段、証人が緊張するのは単に裁判になれていないからだと思っていましたが、この法廷のど真ん中にあって、誰からも助けを得られない孤独な証言台という場所自体に、相当なプレッシャーがあるのだなあと改めて実感しました。





2月25日 達成会スキー&宴の後

達成会スキー集合写真
 頭書にも告知しましたが、22日から2泊3日で、法友会の11部である達成会のスキーツアーに妻ともども参加してきました。

 まあ、私は本来法友8部の春秋会の会員ですので、達成会にとっては部外者なのですが、いつからかスキーツアーのみ常連会員になって偉そうな顔をして参加しております(昨年は易水会スキーと日程が重なり行けませんでした)。

 今回は、3年ぶりに北海道のルスツに行きました。ルスツは私のホームグラウンドの安比のスケールを2倍にしたようなスキー場で、リフトの接続もよく、ゲレンデも空いていて非常に爽快なところであるのですが、今回は特に天候にも恵まれ、羊蹄山と洞爺湖が一望できるすばらしい景色を堪能できました。それでもって、空いたゲレンデを自分の限界スピードで疾走できるというのは本当に楽しかったです。

 ………というわけで、忙しいのに仕事を放り出してスキーに言ってきた罰が当たったのかどうか知りませんが。

 昨日千歳空港で事務所に電話をかけ「何か緊急の連絡はある?」と聞いたところ、事務局が一言「パソコンが壊れましたぁ」。

 母艦にしていた事務局のパソコンのネットワーク設定か無線LANカードのドライバが壊れてしまったようです。

 そんなわけで、本日は事務所に着くなりまたまたパソコン保守要員と化し、仕事が全然手に付かず。悪戦苦闘するも、今回は壊れたドライバを削除しようとするとパソコンが固まってしまうという最悪の状態で、どうやら全面再インストールしかなさそうです。とほほ。

 HDDがいかれている可能性も考えられるので、とりあえず通販でHDDを注文することを指示して本日は終わってしまいました。




2月21日 プチ日誌

 毎年この時期は確定申告の準備で忙しい。今年はそれに司法修習生の指導幹事担当がこの時期に重なりさらに忙しい。自分の事件で頭が一杯なのに、模擬裁判の証人役として、シナリオを暗記して反対尋問に備えなければならないのです。ああ、頭が重い(^^;
 と、いうわけで今週はプチ日誌の羅列になってしまいました。あしからず。