昔の脳みそ。(2001/03/11〜2001/07/31)



インデックスにもどる。8月の脳みそを見る。

2001/03/11

 どうして、文化放送の土曜日の夜の番組はアニメが多いんだろう? しかも、だんだん深夜になるにつれて過激になっていくんだけど。

2001/04/08

 卓球のアイちゃんももう中学生か。安達裕美みたいなものだな。

2001/04/16

 どうしてラジオの文化放送の深夜番組は段取りが悪いんだろう。高校の放送部でももっとマトモなものを作るぞ。

2001/04/29

 どうも風邪をひいたと思っていたら、ゴキブリ用の殺虫剤の影響みたい。しまった、気をつけよう。

2001/05/27

 ちりってなんだあ。(深夜のTBSラジオをきいてたら自分のことをそう呼ぶ人がいた)

2001/06/04

 500mlの飲物。ステイオンタブのアルミ缶は120円。キャップ付きのアルミボトルは140円。ペットボトルは150円。容器代って高いね。今日は九州が梅雨入り。

2001/06/07

 かさがない。

2001/06/10

 上記の「ちり」は『坂下千里子』というのか。しかも、同い年だし……。番組名は『坂下千里子のビューティーお先です!』。ちなみにファンサイトはこちら。人気あるんだね〜。

2001/06/11

 かさはないが雨に降られないなあ。うんがいい!

2001/06/17

 今日は1日寝る! ……で、夜に起きた。なるほど、文化放送がアニメになっているのは日曜の深夜か。土曜の夜にアニメなのはTBSラジオなのね。そういう業界はよくわからんな。

2001/06/18

『勝手に改蔵』12巻(小学館:少年サンデーコミックス:久米田康治:390+tax)を買って読む。うん面白い!

2001/06/19

『本の旅人』6月号(角川書店:95+tax)を電車内で読む。なかなか面白く、安くて分量も丁度良い。
 家に帰ってから『Newton』7月号(ニュートンプレス:952+tax)の洪水についての特集記事を読む。洪水被害のシュミレーションによると、私の住んでいるところは堤防が決壊すると2m以上浸水するらしい。嫌な話だが、事実。早く何とかしてほしいものだ。ニュースによると、今、あちこちで洪水警報出ているみたいだし。

2001/06/20

『アリスの国の殺人』(徳間書店:徳間文庫:辻真先:466+tax:古本で50円)を読了。相変わらず読みやすい作品。1990年6月15日初版の文庫で単行本刊行は1981年4月。作品中に古いマンガなどが数多く出てきて結構楽しかった。しかし、ミステリーとしてはトリックは平凡、読後感もあんまりよくない。まあ、基本的に私はハッピーエンドが好きだからなあ。

2001/06/22

 今日はボーリングの日だそうだ。先週、2、3年ぶりにボーリングをやったのを思い出した。相変わらず、私は下手だった。運動オンチの私が、まだ生まれてから10回もやっていないのだからしょうがないか。
 ところで、今日始めて相川七瀬が『出来ちゃった結婚』をしていたことをしった。先日のNHKのラジオ番組によると、現在日本人の結婚の3割以上は『出来ちゃった結婚』なんだそうだ。人生いろいろ。ちなみに相川七瀬のファンサイトはこちら。あ、でもこの話、前に誰かから聞いたかなあ。私は3歩あるくと忘れるからなあ。

2001/06/24(日)

 地球の裏側で大地震が起こったらしい。くわばらくわばら。
『「知」のリーダー論』(ネコ・パブリッシング:新書サイズ:森祇晶:800+tax)を読了。著者は西武ライオンズの元監督で、現在横浜ベイスターズの監督。カバーデザインはいまいちだけど、中身はまあまあ。読んで、あの頃の西武の強さの秘密が少しはわかった。こういう「リーダー論」の本は自分の意見と大きく違うことを書いていると受け付けないものだけど、これは8割がた、自分の考えと同じことを書いているので、残り2割を素直に受け入れられる。多分、しばらくしたら再読するだろうなあ。

2001/06/25(月)

『小説新潮』7月号(新潮社:800+tax)に目を通す。特集が短篇小説なので読みやすそうだ。少しづつゆっくり読んでいこう。で、ついでに『Mac Fan Beginners』8月号(毎日コミュニケーションズ:600+tax)を読む。私はまだまだ初心者なので、分からないことがほとんど。勉強せねば。

2001/06/26(火)

 かさ発見! よかった。3000円もしたのだからできるだけ長く使いたいね。
『Newton』8月号(ニュートンプレス:952+tax)をざっと読む。とりあえずはハッブル宇宙望遠鏡の写真に目がひかれる。きれいだなあ。メインの特集は「男と女のサイエンス」。ヒトゲノムが解析されつつある現在、ヒトの性差の研究も大きく進むんだろうなあ、と普通の感想。ヒマが出来たらゆっくり読もう。

2001/06/29(金)

 うーん、本当に梅雨なのだろうか。私の目の前では雨が降らないんだけど。でも道路は濡れているので私のいないところでは降っているらしい。なんだか沖縄では梅雨明けして、九州では大雨洪水警報が出ているんだけど。たまには土砂降りも良いんだけどなあ、安全なら。まあ、私は人生が土砂降りだからなあ。(意味不明)

2001/06/30(土)

 何となく聴いていたラジオ番組で、ゲストの(一人暮らしの)女性が「コンビニの御飯が一番美味しい。自分で作った料理を食べると必ずお腹をこわす〜」と言っていた。この人は何を作るんだろう? 自分が料理下手で自分で作ったものがマズイのなら分かるが、お腹をこわすって、いったい……。その次の番組では2人いる司会者の話が噛み合ってないし。何か必死でお互いにフォローし合っているけど、妙なズレがあるから、それはそれで面白いかも。


2001/07/02(月)

『量子力学と私』(岩波書店:岩波文庫:朝永振一郎著/江沢洋編:760+tax)を読了。大分前にこの著者の本を読んで面白かったので、この本を買って読んでみたが、この本は結構難しかった。さすが岩波書店という感じ。量子力学についての解説部分は大学の物理科でもないと正確に読むのは難しいかも。ちなみに著者はノーベル物理学賞受賞者。読み直せば、その心の内が少しは分かるかも知れない。
やば、風邪引きそう! 頭いた! 寝よう! 仕事をひとつ片付けた後なので、精神的に油断したかも。ていうか、どの店もクーラー効き過ぎ。あの温度差のせいだ。と思っていたら、電車が止まった。仕方ないので停車した駅で降りて、近くの本屋に入って運転再開までの時間をつぶす。そうしたら、ついつい文庫本を2冊買ってしまった。そして、この本屋も寒かった……。
そういえば、今年ももう半分が過ぎてしまった。今年の前半部分のことを思い出すと「後半巻き返しをしなくてはいけないなあ」と思う。頑張らねばなあ……。(毎年同じことを考えて、結果、考えるだけだったりする)

2001/07/03(火)

 昨日、頭が痛かったのは「熱中症」だった可能性もあると思った今日この頃。本屋で現在「VOW」の最新刊を立ち読み中。声を出して笑いそうになるのを耐えるのが大変だ。どうも、最近疲れが取れない。早く寝よう。

2001/07/04(水)

 電車でドアの脇に立って文庫本を読んでいたら、私がページをめくる瞬間に、駅に着いてドアが開き、タイミングよく次ページの紙の間に挟まっていた長方形の紙製しおりが弾け飛ぶように飛んで行き、ホームと電車の隙間を通り、ひらひらと線路脇に落下した。あーあ。

2001/07/05(木)

『人間は笑う葦である』(文藝春秋社:文春文庫:土屋賢二:448+tax)を読了。しかし、上記の通り、しおりを失う。いわゆる土屋先生のエッセイの第3弾である。これも「VOW」と同じく、人込みの中では読めない作品。どうしても顔がにやけてしまう。

 この本の二節『ヴィトゲンシュタインによれば、「いかに生きるべきか」とか「わたしが存在しているのは何のためか」といった問題をはじめ、哲学的問題はすべて、ことばの使い方の規則に違反することから生じたものである。哲学の問題や主張も、ある見方をすれば、ナンセンスのように可笑しいというのだ。』(P.35 L.9)という部分には興味がわいた。このセリフ、こんど使ってみようと思う。
 で、ヴィトゲンシュタインの本も今度、読んでみよう。どんな本を書いているか、何で有名なのかは全く知らない哲学者なんだけど。

 しかし、相変わらず土屋先生の文は面白いね。けれど、このユーモアが分からない人がいるのは残念。この本の解説でもその点を指摘している。私もそういう人にあったことがある。何が面白いのか分からないらしい。あ、そうだ。森博嗣という作家が集英社新書の『臨機応答・変問自在』という本の中で『面白い本は、人に教えないことにしています。人からすすめられるだけで、面白さの何割かが失われるから。』と言っているのを思い出した。私もあまり人に本をすすめないようにしよう。気が合う本というのは放っておいても勝手に手にとって読んでいるものである。ちなみに『人間は笑う葦である』の解説は森博嗣。そこも面白い。

2001/07/06(金)

 少し前に「カワウソの色の猫がいる」という話を友達から聞いていたのだが、自宅の近くでそんな猫を発見した。妙な色の猫がいるものだ。その猫は野良猫で、こちらを見て「何か、文句ある?」という顔をして睨んでいた。私は猫も苦手なので、とっと逃げた。まてよ、カワウソって茶色じゃなかったけ? 奴は灰色だったぞ。なんだ、違う色か。今、気がついた。

2001/07/07(土)

 最近、気になることがある。それは子供の夜更かしである。深夜12時過ぎに電車に乗っていると、親子連れを良く見かける。子供はどう見ても小学校入学前で、長椅子に座って外を眺めていたりするが、眠くはないのだろうか。私が子供の頃は夜9時になると「もう大人の時間だ」と親に言われて強制的に寝かせられたものだったし、大抵、そのころには眠くなっていて心は起きていたくてもすぐ寝てしまったものだが。最近の子供は違う。深夜でも親に連れられて平気で起きている。親ももちろん平気な顔で一緒に電車に乗っている。小学生も高学年になると平気で1人で電車に乗っている。子供達に悪い影響はないのだろうか。心配。
 まあ、きっとその時代時代それぞれの生活があるんだろうね。昔は人間なんて日の出ともにと起きて日の入りとともに寝ていたのだから、きっと「子供が最近夜更かしになった」というのは時代の流れで、気になるのは歳のせいなんだろうけど。それとも頭がかたくなったのかな。私には子供はいないし、年齢的にも「若い」はずなんだけど……。

2001/07/08(日)

 5月に980円で買った靴が、もう駄目になった。ヒールガードに穴があいてしまった。やはり、安い靴はダメなのかなあ。ということで、今度は同じ店で1900円の靴を購入。前の靴は約2ヶ月で穴があいたので、2倍の価格の今度は4ヶ月もつことを希望。

2001/07/09(月)

 午後8時頃、ひさしぶりに自転車に乗って川沿いを10kmほど走った。夜は涼しい風がふいていて気持ちが良かった。昼間は暑いのだけど夜はサイクリングに最適。しかし、相変わらず雨が降らないなあ。

2001/07/10(火) 投稿が一件ありました。

ごあいさつサボテンさんからの投稿です。

掲示板開設おめでとうございます。

5分くらい考えたけど他に書くネタがないので取りあえずごあいさつ。

 いえいえ、どういたしまして。ありがとうございます。

2001/07/11(水)

『天啓の宴』(双葉社:双葉文庫:笠井潔:714+tax)を読了。メタフクションはあまり読んだことがないので少しまごついたものの結構楽しく読めた。メタフクションなのに真面目にミステリー。どうも『天啓』三部作の第一弾らしい。この作者のように得意分野(この著者の場合『テロリズム』というテーマ)を持つ人は得だなあと感心した。ところで、作品中に何人か実在の小説家の話が出てきたとき、その作家の作品を全く読んでいない私は、ただ「そうなのか」と受け入れるばかりだったので、その点を反省。ちゃんと「名作」は読まないといけないのかな。
 で、本屋からもらってきた角川文庫の夏のフェアのパンフレットを読む。すでに既読の本を数えてみたら、3冊しかなかった。120冊以上も紹介されていたのに……。まだまだ自分の読書量が少ないことをつくづく実感した。ちゃんと流行の本も外さずに読まなくては。昔は10〜20冊程度は既読の本があったのになあ。

2001/07/12(木)

『テレビ消灯時間』(文藝春秋社:文春文庫:ナンシー関:448+tax:古本で300円)を読了。神保町の方に講談社文庫の今月の新刊を買いにいったら、まだ発売されていなくてがっかりした。1日早かったらしい。で、しようがないので、古本屋をまわって文庫本を2冊買った。『テレビ消灯時間』はそのうちの1冊。しかし、相変わらず神保町は文庫の古本が高い。家の近所の古本屋なら3冊100円とかのワゴンセールがあるのに神保町にはないんだよね。あっても本当に装丁がボロボロになってしまったゴミのような本だけだし。混じって文庫目録なんかがあったりする。おいおい、目録は無料だろう。いくら古いからって値段をつけるなよお。
 きっと神保町の古本屋街の本が高いのは「行けば捜していた本が見つかる(可能性が高い)」からなんだろうね。私みたく「何でもいいから面白そうな本を」という人は神保町で文庫本を買ってはいけないな。もちろん「捜している文庫がある!」という場合には在庫量が半端じゃないので最適なのだが。

2001/07/13(金)

『松井の辞典』第1版(アスキー:単行本:主幹 松井英樹:1300+tax)を読了。これ、昨日買えなかった講談社文庫を買ったついでに購入したものだけど、面白かった。週刊アスキーの連載のほうをマメに読んでいるので、ネタ的には知っているものが多かったけど、読み直してもいいね。辞典のパロディーというのは「悪魔の辞典」をはじめ、多く出版されているけど、これだけテンションが高いのはなかなかない。シュールな皮肉というのは多くあるんだけど。
 今日はしかし、本を買い過ぎ。講談社文庫を2冊買って、この「松井の辞典」を買って家に帰ったら、定期購読している『AS+F』8月号(三栄書房:657+tax)が届いていた。こまったものだ。

2001/07/14(土)投稿が一件ありました。

世間話 筆武将さんからの投稿です。

「茗荷谷(みょうがだに)」を「らっきょだに」だと思っていた人がいたそうな。
ちなみにおいらは「しょうがだに」だとけっこう大きくなるまで思ってたけどね。

「らっきょだに」は漢字で書くと「辣韮谷」もしくは「薤谷」。でも、気持ちは分かります。『日暮里(にっぽり)』を「ひぐれさと」と読んでしまうのと同じですね。
 ちなみに私は昔「一期一会」を「いっきいっかい」と読んでいました。友達とのお喋りでは絶対使わない熟語なのでしようがないか。いいわけ。ちなみに「神道」の読みが「しんとう」であることを知ったのは今年に入ってからです。「しんどう」だとばっかり……。

 しかし、いつのまにか梅雨があけたのね。結局、私の前で雨は降らず。「大雨洪水警報」は全国各地できいたのにねえ。

2001/07/15(日)投稿が一件ありました。

「ひぐれさと」だと思っていたのは私だ。 サボテンさんからの投稿です。

でも「らっきょだに」は違います。

それはそうと、ナトリウムは異常に燃えやすいから石油の中で保存するって、何故?
あの記述が本当なのか冗談なのかわからないのですが。

 ああ、辞典の内容のことですね。金属ナトリウムは常温でも水と反応して燃えてしまうので、水蒸気が含まれている普通の空気中に保存しておくのは危険なんです。なので水が含まれていない石油の中で保存するんですね。
 この記述は本当ですが、辞典の中には冗談も挟み込んでいるので気を付けて読んで下さい。知ったかぶりで恥をかかないように。

 ところで、今日、ラジオを聞きながら部屋の掃除をしていたら野口五郎と三井ゆりが結婚していることを知った。まあびっくり!(やや大袈裟)2月に結婚していたとはねえ。たしか、この前も結婚を話題にしていた気がするが、まいいか。どうせ芸能オンチだし。しょうがない。めでたい話だし。

2001/07/16(月)

 最近「暑い! 暑い!」という声をよく聞くけど、どうなんでしょ? 日射しは強いが風があるので、結構気持ちが良いと思う。もちろん、ちゃんとご飯を食べて、水分を十分に取って、日陰にいて、というのが大原則なんだけど。みんなクーラーに頼りすぎなのではないかなあ。それで風邪をひいたらシャレにならん。まあ、確かに昼間の直射日光は倒れるかと思うけどね。みんな水分を取らないからなあ。今日だけで私は5リットル以上、水分を飲んだぞ。おかげで服が汗でびしょびしょ!

2001/07/17(火)

『翡翠の城』(講談社:講談社文庫:篠田真由美:714+tax)を読了。「ミステリー小説はトリックだけではしようがない。こうでなくては」と思わせる小説だった。構造だけを拾うと何の変哲もない話なんだけど、その背後にある伝説が良い味を出していた。私としては前半3分の1程度読んだとき、これから物語の中で起こるであろう殺人の犯人が見当ついてしまい、キーパーソンが使ったトリックもすぐに分かったのだけれど、物語として面白かった。
 まったくの余談だけど、この小説はなんだか現代版ファンタジー小説という感じ。きっとアニメ化はできるだろうけど実写でドラマ化や映画化するのは難しいだろうなあ。

2001/07/18(水)

 今朝の天気予報で「夕立があるかも」と言っていたので、少し期待をしてすごしていたのだけど、結局(私の前では)雨は降らなかった。うーん、ざんねん。まあ、雲も多く風もあったので過ごしやすい日だったんだけど。
 それにしても異常に眠い。どうも疲れが取れていないな。

2001/07/19(木)投稿が一件ありました。

キリ番取りました。 サボテンさんからの投稿です。

111取りました。次は200ですね。

飼っているサボテンに新しいトゲが生え始めたので嬉しい。
子どもに新しい歯が生えたときはこんな感じなんだろうな。

 キリ番ですか。わざわざ有り難うございます。私自身はあまり気にはしていないのですけど、指摘されるとやはり嬉しいですね。
 しかし、何かサボテンって、あんまり目に見えてスクスク成長するというイメージがないのですけど。子どもの歯のようにトゲがニョキニョキ生えてくるのでしょうか? しかし、サボテンに対しての愛情は伝わってきます。これからもサボテンを大事に育てて下さいね。

『数奇にして模型』(講談社:講談社文庫:森博嗣:933+tax)を読了。ミステリー(作者はミステリィと表記)なんだけど良い意味で「ありゃりゃ」という感じ。非常に面白かった。でも、読み終わっても解決されていない謎がいくつかあった。あれは次回作への伏線なのかなあ。真犯人が分かったときにはちょっとびっくりした。ある意味、この前読んだ『翡翠の城』とは対極の犯人。
 物語の中ではいわゆる首無し死体が登場するのだけれど、面白かったのは探偵役の「首の切断」に関しての考察。似たような考察は笠井潔の『バイバイ、エンジェル』(創元推理文庫)のなかでも述べられていたのだけれど、そこから1歩踏み込んだところまで議論されていた。非常に理系の作者らしい論法で。
 それにしても、この文庫本には「次作以降の予定」が掲載されているのが凄い。こういうのが書いてあるのは他には京極夏彦ぐらいしか知らない。きっと、出版社側も自信があるのだろうね。
 ところで、私としてはこの探偵役があまり好きになれない。ていうか多分好きなんだろうなあ。なんだそりゃ、という感じなんだけど。私自身の中の嫌いな部分がこの探偵さんには詰まっている感じなんだよなあ。でもそのさらに先をいっているから、私の理想の生き方をしているかもしれないなあ。うーん、変な感じ。

 しかし、今日は雨にバカにされた気分。なかなか雨が降らないと思っていたら、どうも私の見ていないところで土砂降りだったらしい。1つも窓のない店で昼ご飯を食べていたら「雨だ!」との声。「お、やっと雨が見られる」と思って食事を終えて店の外に出ると、すっかり雨は止んでいました。地面は濡れていたし、歩いている人の中にもびしょぬれの人が何人かいたけど、雨は降っていない。雨め、そこまで私を嫌うか。

2001/07/20(金)

 今日は休日なのに朝7時に起きてしまった。いやな感じだ。もちろん寝直したけど。で、昼ご飯に地元の雑誌やテレビで話題のラーメン屋に行った。味はうーんって感じ。流行の味ではあった。でも、値段をみるとなあ……。
 で、食後に地元を探索(散歩)してみた。そうしたら何やらテレビゲームの専門店に子供がいっぱい。何ごとかと思って近付いたらなにやら新作のゲームが発売されたらしい。そうか、子供は今日から夏休み。いいなあ。

2001/07/21(土)

 家の冷蔵庫が壊れた。全然、冷えていない。もっとも20年以上使った代物なので、もう寿命であろう。で、中央競馬で儲けてから電気屋で冷蔵庫を買おうと思っていたら、競馬が当たらない……。かすりもしないとは。
 でも、夏場に冷蔵庫がないとさすがに困るので、渋々バスに乗ってコジマ電気に行って冷蔵庫を購入。同クラスの製品の中で1番安いものを買ったら納品は26日だそうな。でも、古い冷蔵庫の引取料って高いね。5000円以上取られた。まあ、家にあるやつはもう修理やリサイクルすることも出来ないだろうからなあ。できれば製品購入の際に価格に含まれていると有り難いのだけど。
 しかし、大ピンチ。現金で払ったら生活費がなくなった! どうしましょう。予定では競馬で一儲けをするはずだったのに。(典型的な皮算用)

2001/07/22(日)

 昨日、家に届いた『小説新潮』8月号(新潮社:800+tax)に目を通す。今月の特集は時代小説。あんまり得意ではないんだよなあ。取りあえず、雑誌に載っている広告に目を通す。こういう雑誌は他の出版社の本の広告が載っているのでありがたい。でも、めぼしいものはなし。

2001/07/23(月)

 うーん、今度は愛用のミニコンポが壊れた。といっても、前から調子が悪かったのだけど。カセットテープデッキが壊れたみたいだ。CDやラジオは普通に使えるのだけど、テープが回らない。説明書を読み直してリセットコマンドを使ってみたりいろいろやってみたけどソフト的には全然ダメ。

 まずカセットがスムーズに入らないし、強引に入れて再生ボタンを押すとなぜか早送りみたいな動きをするし、困ったものだ。本体のカバーを外して中を見てみても別に割れている部品がある訳でもなし、素人にはどこが悪いのかさっぱり分からんなあ。修理にだすといくらかかることやら。

 取りあえずはカセットテープを我慢してラジオとCDでなんとかするか。録音できないと困ることも取りあえずはないし。これは、そろそろMDを買えということなのかなあ。テープを150本以上あるからそれも生かしたいんだけど……。何か修理に出すより新品を買ったほうが安い気もする。まあ、どっちにしろ先立つものはなし。

 そういえば、雨が降らないと私が感じていたのは気のせいではなかったのね。渇水(節水?)対策本部とやらが設置されたとニュースでいっていた。やっぱり、雨は降ってなかったのか!

2001/07/24(火)投稿が一件ありました。

ロードプラチナムサボテンさんからの投稿です。

的中おめでとうございます。

それにしても何故「プラチナ」ではなく「プラチナム」なのでしょうか。

 あれ、あたっているんだ。まあびっくり! 私は「馬連」でしか買っていなかったので、結果的には外しているんです。クラフトマンシップまでは読み切れんかった。で、私はレースを見ていないので、WINS に行って払い戻し機に馬券を入れて「ああ、外れたのか」と思って帰ってきちゃいました。万馬券かあ、当てたかったなあ……(もちろん、いつも当てたいんだけど!)。

「プラチナム」はまあ無難なところで、英語の 'platinum' のそのまんま読みでしょうな。普通なら「プラチウム」と表記するから、発音してカッコよい音を選んだのかもしれない。まあ馬主じゃないから、全部想像なんだけど。おまけだけど「プラチナ(platina)」はオランダ語(スペイン語でも同じ)。でも、日本ではプラチナの方が普通に使われていますね。これは歴史的な問題でしょう。ちなみに日本語に訳すと「白金」。こっちは研究者しか使わないなあ。

 今日は古本屋で専門書を2冊買った。2冊で4500円也。半ばやけくそ。そういえば、光化学スモッグ注意報が発令されていた気がするなあ。この天気なら不思議はないな。くわばらくわばら。

2001/07/25(水)

 やったね。ひさしぶりに雨が降った! 多少降りすぎのような気もするが、今まで降ってなかったからなあ。これで水源にも雨が降ればいうことなし。夕立ちが降ると地面が冷えて、ぐっと涼しくなるねえ。
 しかし雨が降った後、油断をしたら蚊に顔を2ケ所も刺されてしまった。毎年、山ほど刺されて痒くなるのだけど、顔は特にやめてほしいなあ。すごい間抜けだ。

2001/07/26(木)

『テレビ消灯時間2』(文藝春秋社:文春文庫:ナンシー関:419+tax:古本で200円)を読了。この前に買ったエッセイの続き。これはどうも『週刊文春』に連載されている(いた?)エッセイらしい。文中の記載によると1997年の7月頃から1998年の7月頃までの連載分だってさ。ちょうど3〜4年前のテレビ番組に関するエッセイ。毒があるけど面白いね。解説の宮部みゆきさんの言葉でいうと「文句なく面白い。そして読み終えた後に、かなり痛い」。私としては「ああ、あんな番組あったなあ」と思う番組も山ほどあった。こうして数年経って思い出すのも悪くない。シリーズ化しているみたいだから、シリーズで買っていこうかな。

 で、やっと冷蔵庫が来ました。なぜか「です・ます」調になってるな。でも、そんな感じ。冷蔵庫はコジマ電気で見たときよりも大きく感じた。家が狭いということか。でも満足。なんだか冷蔵庫が来たら外も涼しくなってきたし。まあ、どんな電気製品も本当は熱を発しているのだけど。

2001/07/27(金)投稿が一件ありました。

やっぱり感 ぬーさんからの投稿です。

辞典見ました。
「ん」の項はやっぱり「ンジャメナ」だね。
予想どうり!
「ろん」には爆笑。ツモじゃないとこがイイネ。

 あらら「やっぱり」ですか。読まれてしまいましたねぇ。「ん」の項はそんな数がなさそうだからなあ。まあ「ろん」みたいのもたまには良いでしょう。

 昨日の件。今日『週刊文春』を立ち読みしたら、ちゃんと「テレビ消灯時間」が連載されていました。で、単行本では3巻目も出ているみたいだし、安心安心。で、今日は『Go! Go! GUITAR』9月号(ヤマハミュージックメディア:476+tax)に目を通す。何曲か弾きたいがあったので楽しみ。それから、昨日家に届いていた 『Newton』9月号(ニュートンプレス:952+tax)もざっと読む。H-IIAロケットの記事に一番引かれた。まあ、1ヶ月かけてゆっくり読もう。

2001/07/28(土)

 今日は隅田川で花火大会があったらしい。家から見ると打ち上げ花火の上半分は何とか見えるんだけど、全体は見えない。だからと言って、あの人込みの中に行く気はしないんだよなあ。花火自体は好きなんだけど。そういえばここ数年、花火をやっていないなあ。浅草橋かどっかの問屋でしこたま花火を買い込んで河原で遊びたいなあ。
 まあ、いいや。今日は1日「ファミコンウォーズ」というファミコンのゲームで遊んでました。困ったものです。

2001/07/29(日)

 今日は過ごしやすい一日だったなあ。このくらいの気温がちょうどいいね。ああそうだ、この前友達に読ませてもらった週刊少年サンデー連載の漫画『ARMS』のこと調べるの忘れていた。あれって連載終わったのかなあ。気になるところだ。そういえばさっき、中学の同級生にコンビニの前で再会。私は歩いているときは考え事をしていることが多いので相手が声をかけてくれないと気が付きません。声をかけてくれるのは助かります。もっとも成長して顔が変わっていると私は相手が誰だか見当が付かないんだけど。女性は髪型が変わっただけで分からないよなあ。喋りかたや性格とかで必死に思い出すんだけど、結構大変。みんな当たり前のように話し掛けてくるのはすごいよなあ。私の顔が変わっていないということか。

2001/07/30(月)投稿が一件ありました。

ARMSサボテンさんからの投稿です。

もう調べているかもしれませんが、数週間前に最終章に入ったところです。
連載終了は当分先でしょう。

サンデーはこれから打ち切りラッシュなのかなあ。

 教えていただき、ありがとうございます! 私は今日、知りました。ストーリー漫画である以上、この章で終りで延長はなさそうですね。ああいう話の流れだと「強さのインフレ」が起こりにくいので、気持ちよいです。
 週刊少年サンデーの入れ換えの時期はいつだったか忘れてしまいました。人気のないマンガが打ち切りになることは残念ですが、仕方のないことかも。これも経済活動ですから。より面白いマンガを描いてくれることを期待しましょうよ!
 ところでサボテンさんは何か打ち切りになってほしくない週刊少年サンデー連載漫画があるのでしょうか? 何だかそんな書きっぷりですなぁ。

 しまった。足に怪我をしてしまった。左足の甲の皮を5ミリ平方ぐらい擦りむいて、ヒリヒリと痛い。困ったものだね。どうも絆創膏を貼っても靴を履くとすぐ取れちゃうし、靴下を履くと傷口が乾燥しないから、かさぶたがなかなか出来ないんだよなあ。シャワーを浴びるだけでもしみるしー。

2001/07/31(火)投稿が一件ありました。

サンデーの入れ替え時期サボテンさんからの投稿です。

サンデーの入れ替え時期はちょうど今みたいです。
終わって欲しくない漫画はないけど、逆に終わって欲しい漫画ならいくつかあります。

風邪でもひいたのか、咳が止まらない。不快。

 はあ、そんなものでしょうか。私は週刊少年サンデー本誌はラーメン屋で読むくらいなので、どんな漫画が連載されているのか詳しいことは分かりませんが、『ARMS』と『勝手に改蔵』は連載されていることを知っています。両方とも、普段はコミックスでしか読まないのですが。最近はますます暑いのでクーラーのかけすぎで体を壊さないようにしてくださいまし。

 今日電車に乗っていたら発見したこと。JR中央線の四ッ谷駅で、各駅停車のホームと快速のホームの間に並んでいる柱の、コンクリート製の柱には、木の年輪のような模様がある。多分、コンクリートを流し込むときの木の型枠の跡だと思うけど、すごくきれいに残っています。各ホームから見るのは難しいけど、各駅停車なら御茶ノ水駅方面行の電車に、快速電車なら新宿駅方面行の電車に乗って運が良ければ気付きます。まあ、どうでも良いことといえばそれまでなんだけど。



インデックスにもどる。8月の脳みそを見る。