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2015.10.25.    岐阜基地航空祭 その4

 

第3回展示飛行 1 ・・・ C-1 離陸
大トリの第3回展示飛行が始まります。「異機種大編隊」や各機種の機動飛行が楽しみです。
プログラム記載は、 13:40〜14:30  機動飛行、航過飛行 (飛行実団)

先陣を切って、C-1(004)が離陸。例年通り001でないのが残念ですが、通常の迷彩塗装の機体も一興です。見晴らしが良いので、舞い上がる姿もお届けします。

 

第3回展示飛行 2 ・・・ T-4 編隊離陸
次いでT-4が2機、並走して離陸。機番は、右翼から602、751です。両機とも両翼に1基ずつ、計2基の増槽を装着しています。

 

第3回展示飛行 3 ・・・ F-4 編隊離陸
次いでF-4が2機、並走して離陸。機番は、右翼から393、431です。姿形と言い、轟音と言い、重厚感を「漂わせ」ながらと言うより、「撒き散らし」ながらの離陸です。

 

第3回展示飛行 4 ・・・ F-2 編隊離陸
次いでF-2が2機、並走して離陸。機番は右翼から502、102です。それにしても、凄まじい上昇性能ですね。脚は、まだ完全に引き込まれていません。

 

第3回展示飛行 5 ・・・ F-15 編隊離陸
次いでF-15が2機、並走して離陸。機番は右翼から914、907です。両機とも、パイロンや増槽付きです。よく見ると、907に装着されたパイロンの形状が異なります。

 

第3回展示飛行 6 ・・・ F-15(801) 離陸
単機で離陸します。

排気で山が揺らめいて見えます。
左急旋回に入ります。
そろそろ旋回90度というところです。

この後、機首が北方を向いたところ(旋回270度)で、右急旋回。一周して

 

第3回展示飛行 7 ・・・ 会場離脱
その後、急上昇し会場から飛び去ります。

写真は、下段右から時計回りに時系列。

 

第3回展示飛行 8 ・・・ F−4(336) 離陸
特別塗装のF-4が単機で離陸。

中高年とは思えない肺活量!!(笑)
先程のF-15よりも手前で左急旋回。

半周したところで、右へ上昇旋回(270度以上)しました。
そして、急降下に移ります。

この大きさでは見難いのですが、再び、尾部から白い霧状のものが出ています。

 

第3回展示飛行 9 ・・・ F-4 模擬対地攻撃
F-4の急降下と言えば、模擬対地攻撃! 攻撃後、右旋回で離脱します。右から左へ時系列です。

 

第3回展示飛行 10 ・・・ 日当たり良好
その後、南方から会場正面に進入し、8の字旋回を披露。

写真は、進入直後、左旋回するところです。西方に傾いた日が機体に当たります。
今度は西方から進入し、機首を東に向け直進。左旋回して、北方に飛び去りました。

 

第3回展示飛行 11 ・・・ デルタ隊形
F-4と入れ替わるように、東方から、岐阜の名物「異機種大編隊」が進入して来ます。初めはデルタ隊形です。
C-1 X 1機、T-4F-4F-2各2機、F-15 X 3機の計10機で構成されます。
飛び去る大編隊から、右翼最後方のF-15が離脱します。

 

第3回展示飛行 12 ・・・ F-15 8の字旋回
大編隊から離脱したF-15(801)が西方から進入。再び機動飛行を披露します。

機首を東に向け会場を通過の後、右旋回。南方から再度会場正面に進入します。
ここで「8の字旋回」を披露します。

先ずは、右旋回開始。

中略。
次いで、左旋回開始。

後略。(笑)

 

第3回展示飛行 13 ・・・ F-15 T&G
引き続き、タッチ&ゴーを披露します。「航空機撮影特設エリア」が拡張されたお陰で見晴らしが良く、滑走路上の機体も視界に入ります。写真は、右から左へ時系列。

 

第3回展示飛行 14 ・・・ F-15 会場離脱
再離陸上昇の後、左急旋回。
再び南方から会場に進入し、急上昇して、会場から飛び去りました。

 

第3回展示飛行 15 ・・・ T-4 2機離陸
更に2機のT-4が離陸します。

先程とは異なり、順次飛び立ちました。また、両機とも増槽を装着していません。
先に離陸した604は左に旋回。

続く651は右に旋回。


あれっ、これって、ブルーインパルスの様にハートを描いているの?? すぐ消えてしまう黒いスモークでは判りません。(笑)

 

第3回展示飛行 16 ・・・ 笠形隊形
東方から「異機種大編隊」が近付いて来ます。C-1の両翼に4機ずつ連なる、計9機の笠形隊形です。

編隊右翼に、先程離陸した651が近付きます。
右翼はほぼ5機が揃いました。
左翼にも604が加わりつつあります。
完成した笠形隊形で進みます。

C-1 X 1機、F-4、F-2、F-15各2機、T-4 X 4機、計11機の豪華版!!

立ち位置の正面を通過した時は、思わずファインダーから目を離し、見惚れてしまいました。

 

第3回展示飛行 17 ・・・ F-2 機動飛行
大編隊から離脱したF-2(102)が西方から進入。機動飛行を披露します。

機首を東に向け会場を通過の後、右旋回。南方から再度会場正面に進入します。
進入後、一周半左旋回します。

写真は旋回を始めた時のものです。操縦室の計器盤が、緑色の光を放っています。
そして急上昇を始め、右旋回しました。
急降下。模擬対地攻撃を披露します。

左舷尾部でエアブレーキが展開された様が、陽光を受けてはっきりと見えます。

攻撃後、右旋回で離脱。切り返しの後、東方から会場に進入します。

 

第3回展示飛行 18 ・・・ F-2 8の字旋回
左旋回で南方に機首を向けます。
そして右旋回。この日と披露された、他の「8の字旋回」とは逆回りです。
右旋回を終えつつあります。左旋回は、都合により、割愛します。(笑)

左旋回を終えた機体は急上昇し、・・・

 

第3回展示飛行 19 ・・・ F-2 着陸進入
左に上昇旋回して着陸経路に入ります。

写真は下段から反時計回りに時系列。

ループを描いている様に見えますが、上昇の頂点で右に横転し、正立の姿勢に戻しました。

 

第3回展示飛行 20 ・・・ F-2 T&G
滑走路に進入、高度を下げるF-2。

この後、接地したか否かは不明。
再上昇しながら左へ旋回します。
この時点で、まだ脚は出ています。これは低速旋回に分類されるのかな?ゆっくりとした旋回に見えました。

ただ、感じ方は、見る者の精神状態にも依るので・・・ 当時の私は、アドレナリン噴出状態でした。(笑)
主脚は引き込まれましたが、扉は開いています。前輪は引き込まれる途上です。

450度旋回してから、切り返して西方に向かいます。

 

第3回展示飛行 21 ・・・ 低速飛行・急上昇
西方から進入し、会場正面を低速で通過。その後、急上昇して飛び去りました。今年の隠れテーマの一つは、「低速」だったように思えます。

 

第3回展示飛行 22 ・・・ ボックス隊形
「異機種大編隊」の最後は、横に3機、縦に4機が長方形に並ぶ形で現れました。岐阜基地HPによると、「ボックス隊形」と呼ぶそうです。会場のアナウンス(美声のおニイさんが担当)では「前へ倣え」と紹介されたそうです。

F-2、C-1各1機、F-4、F-15各3機、T-4 X 4機、計12機の大作です。立ち位置正面を通過する時は、写真よりも肉眼に焼き付けることを優先させました。

初めは、「ISS」を模ったのかと思いました。岐阜基地に縁のある、油井亀美也氏がISSに滞在中ですから・・・

北会場には、油井氏に関する掲示がありました。(写真を撮っておけば良かったと、今更ながら後悔しています。) それによると、テストパイロット・コース受講期間も含め、2002〜6年に、岐阜で勤務されていたとのこと。05,06年の航空祭で油井氏の操縦を見ていたのかな??
会場通過後、大編隊は西方で散開。あの整然とした姿が、グジャグジャになってしまいました。

まさに、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。」ですね。

 

第3回展示飛行 23 ・・・ C-1 機動飛行
大編隊から離脱したC-1が、会場南方から進入して来ます。

 

第3回展示飛行 24 ・・・ C-1 急旋回
先ずは、右旋回で一周します。大きな機体が大きなバンクで急旋回します。写真は下段左から時計回りに時系列です。

一周旋回した後、更に半周して切り返し、東方へ向かいます。

 

第3回展示飛行 25 ・・・ 貨物扉開放
東方から低速で再び進入して来た機体は、尾部にある貨物扉が開放されています。低速で貨物扉を開けたまま左へ90度旋回。旋回途中から、徐々に貨物扉がに閉じられて行きました。

 

第3回展示飛行 26 ・・・ 会場離脱
その後、南方から左急旋回で東方からの進入経路に入り、高速で少し直進。上昇の後、右急旋回で飛び去りました。

写真は、恒例の「『背面飛行に見える(本当は急旋回中)』の図」!!

 

第3回展示飛行 27 ・・・ T-4 4機編隊散開
東方から、4機のT-4が右エシュロンで進入。

最左翼の751から順次左旋回で離脱します。
次いで602が離脱。
604も離脱。
残った651も旋回し、着陸態勢に入ります。

 

第3回展示飛行 28 ・・・ F-4 3機編隊進入
この大きさでは判り難いのですが、3機のF-4が東方から進入して来ます。機番は、左翼から、431、393、336。この後、左翼から順次左旋回し、着陸態勢に入りました。

間隔が広いので、散開の様子は画面に収まり切りませんでした。

 

第3回展示飛行 29 ・・・ F-15/F-2 5機編隊散開
東方から、F-15 X 3機、F-2 X 2機の計5機が、右エシュロンで進入。

隊形がアンバランスに見えるのは、両機種の旋回性能の違いによる配列なのでしょうか。
最左翼のF-15(907)から順次左旋回で離脱します。
次いで、F-15(914)が離脱。
F-15(801)が離脱。
F-2(502)が離脱。この後、残った102も左旋回し、着陸態勢に入りました。

 

第3回展示飛行 30 ・・・ コンバット・ピッチ
最後に東方から、C-1が単機(もうこの1機しか残っていないのですから…)で進入。

同様に左急旋回して、着陸態勢に入ります。

 

第3回展示飛行 31 ・・・ 名残
これにて、航空祭の展示飛行プログラムはすべて終了しました。

最後に、今年の航空祭の象徴、特別塗装のF-4(336)の雄姿をお届けします。

去年は白、来年は黒に塗られたF-4が航空祭に花を添えましたが、来年も何か別の色に塗られるのかな??

 

エピローグ
来年の話が出たついでに、再来年の話です。各務原飛行場開設100周年と同時に、信長の岐阜入城・岐阜命名450周年になります。(写真左の山頂に岐阜城が小さく写っています。)航空祭も特別な位置付けになりそうな予感が・・・

さて、日本晴れに恵まれた今年の航空祭を、十二分に満喫しました。文末ながら、岐阜基地の関係各位に、感謝と敬意を表します。来年、そして再来年も楽しみにしています。

  

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