雲と水面

2001年6月9日
三重県・阿曽浦

<隆福丸>

 今日は半夜釣り。出船は午前11時。家をゆっくりと出ればよいので、これは楽だ。でも、気持ちははやるので結局早めに出てしまい、港に着いたのは出船の2時間前。

 阿曽浦の港では時間をもてあそぶことはない。岸壁からちょっと釣り糸を垂らすと、すぐにイワシやメバル、隣の釣り人は可愛いクロダイを釣っているほど、ここは魚影が濃い。出船前の時間を利用して、イワシを釣ることに。そのためにコマセも買ってある。サビキを投入すると面白いように10pほどのイワシが上がってくる。出船前の退屈しのぎには丁度よい。

 ところが、11時までにはまだ20分もあるというのに、隆福丸が入港。「さぁ行きましょう」という。あわてて荷物をまとめて乗船。今日の釣り場、ナラシは湾のすぐ外なので、あっという間にポイントに到着。波は穏やか、薄曇りで釣りにはもってこいの天気だ。
 今朝は、朝早々に船中1尾だけだったが、このポイントで70pのマダイが上がったという。こんな話を聞くとこちらも、頑張るゾッ!と意気ががあがる。しかし、マダイの食いは悪く、いっこうにあたりがない。ハリスが長いマダイ仕掛けなのでイサキもこない。
 そのうちに、ミキコに小さな当たりがあって可愛いイサキがあがってきた。それからまた長いこと沈黙の時間。周りの船を見ても釣れあがっている気配はない。どうも午後は食いが渋いようだ。

 その後、サブローにも小さな当たりがあってイサキがあがってきた。型は小さい。しばらくして、今までより大きな当たりがあったので、これは?タイかなと期待してリールを巻いたところ水面にあがってきたのは35〜40pのアジ。しかし船に引き上げる寸前にバラし、逃げられてしまった。

 タイの当たりはない。サブローがエサを変えようと糸を巻き始めたところ、何か釣れている気配。なんだろう?といぶかりながらハリスを引き上げようとすると。糸が水平に水面すれすれに走って行く。ビックリ、用心して慎重にあげたが、惜しくも逃げられてしまった。船長の話ではカツオだろうという。柔らかなカツオの刺身を想像して、「おしかったなぁー!」残念。

結局この日はタイの顔を見ることはできなかった。こんな日もあるのだ。釣果はミキコとサブローが仲良くイサキを2匹ずつ。ウリンコのような模様をつけた小さなイサキも釣れたが、もっと大きくなるようにとこれらはリリースした。

マダイの季節は終わったようだ。船長の話では7月や8月にも大型が上がるそうだが、秋までマダイはあきらめることに。7月、8月は旅行の予定が入っているので、6月の終わりに辧屋を予定しているが、その後は釣りにはあまり行けそうにない。秋までしばらくお預けだ。その時は記録更新を目指して、頑張ろう。

        あじさい


       
6月30日 辧屋・海上釣り堀の釣果

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