2005年7月02日  植田実さんと 建築あそび記録 HOME 

 前おき
 01 建築学会文化賞 受賞について  02 抵抗し・・展覧会をやりたい!
 03 学生との交流            04 展覧開で配るつもりの冊子 
 05 大学で教える             06 雑誌 「都市住宅」 


 本題 「真夜中の家」
 11 夢に溺れちゃいないぜ  12 漫画       13 見たくもない本 
 14 イバラード物語より    15 イバラード物語 16 堀内誠一さんのこと


 04  展覧開で配るつもりの冊子

それと同時にもう一つは、僕についての文章というか。それを今度は神戸芸工大学の先生やっている方にお願いして書いてもらった。これが1年半かかったですね。本当は展覧会に間に合わせる・・展覧会で配る冊子のつもりだったんです

   会場k 笑い  

それが間に合わなくなっちゃった」って言うんで どうしても〜「じゃ終わってからでいい」「展覧会の記録も入れてやっちゃおう」と言うことになった。

ならば、彼はそれからペースが妙にゆっくりになって(笑)しかも最初80枚ぐらい書いてもらえばいいかな・・200枚越えたんでしょうね。「文章は1人だけにお願いしよう」と思ったんですね。普通だと色んな人に書いてもらいますよね。そうすると、どうしても死んだ人に対して追悼文が並んだっていう感じになっちゃうんで

    会場 笑い・ワイワイガヤガヤ・・  

なっちゃうんで、それはなんで。一冊1人一本。しかも ゼンゼン若くてほとんど知らない同士だったですね。彼の書評が鋭かったんでそれだけで頼んだんですね。

   会場 m 全てのこと調べたんでしょうね〜  

だから決まってから彼が僕にインタビューするなんてことは全くなかった。全部自分で資料を集めて来て、一種 研究するという。

   会場m だから1年半かかるのね 

 k 書き作りづけていた。どういう風に展覧会をやっていたわけですか

展覧会は終わった後。ほとんど。展覧会までは文章は間に合わなくて、だから支援者の方は延々と待って下さった。「最後ちっちゃな本を送ります」と予告していたんで。

支援者の中には普通の御施主さんもいるんですよ。取材に行ってばったり会って、仲良くなってね。それっきり会ったことないんだけどちゃんと支援してもらった。

いろいろ面白い方が中には入っているですけども。

そいう意味で若い学生さんともかなりね。これはだから 僕の仕事というよりは「編集の仕事が結構面白いんだぞ!」というね。

そういうカタチで若い人に見てもらえばいいのかなと。

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