ことば悦覧in 神奈川大学 2009年10月29〜11月01日 home 学生 小金丸信光 村上敬祐 長谷川明 坂本友里恵 杉山聖昇 社会人 丸山美紀・新田有平 本間義章 松野由夏 番外編 松田朋春 学生M1 村上敬祐さん 29日pm2時頃 神奈川大学東門傍の芝生の上にて 晴れ その01 その02へ (おいたち) 佐藤:ひとつよろしくおねがいしま〜す。 村上:よろしお願いします 佐藤:むらかみ・けいすけさんは どこで生まれたんですか、何年に 村上:1986年12月◎日生まれで、広島県は福山市出身です。 佐藤:メモするのわすれちゃった198・・・ 村上:86年12月 佐藤:細かいね 村上:ははははは 佐藤:個人情報バレバレやね、広島の 村上:福山市です 佐藤:福山か〜、福島の福だっけ 村上:はい。 佐藤:福山か、なんんとか浦の 村上:鞆の浦です 佐藤:鞆の浦の埋め立て、やるなっていう判決がでた、傍ね (参照 10月2日・・旬万葉に詠まれた瀬戸内海の景勝地、鞆(とも)の浦(広島県福山市)の埋め立て架橋事業に反対する住民が、知事の埋め立て免許差し止めを求めた訴訟の判決で、広島地裁は鞆の浦の文化的、歴史的景観が「国民の財産ともいうべき公益がある」として、差し止めを命じた。) 村上:あそこ 佐藤:福山か〜遠いですね〜 村上:ふふふふ 佐藤:それで、ずーっと福山で生まれ、福山育ち 村上:そうですね、 佐藤:福山に行った事ないですけども山際ですか海側ですか 村上:いや、もう福山はかなりひらたーい、元々海を埋め立てた所に 佐藤:あ、そうなんだ 村上:建っているんで。 佐藤:広島弁でないね。 村上:そうですね、けっこう言われるんですけどね。 佐藤:忘れちゃった 村上:ははははは 佐藤:今はテレビもあるしな〜ね。標準語だれでも喋るしね 村上:そうですね、けっこう同じ年の子とこかと喋るときは普通の方言は使うんですけど。 佐藤:もちろん地元に帰ると方言で喋ると 村上:そうですね。 佐藤:なんばしちょっと あれは違うかな 村上:あははは 佐藤:福山弁はよくわらかないけど、広島弁で。じゃ〜お好み焼き得意ですか。 村上:いやいや、そういうわけじゃないです、ふふふ 佐藤:広島焼ってあるじゃない。 村上;いや 広島県うまれだからと言ってお好み焼が得意なわけじゃないですよ。 佐藤:そうだよね、まあ 福山で高校までいたわけですか 村上:はい。福山で 高校までいて、で大学で広島工業大学に行きまして。 佐藤:広島工業大学ってのは福山なの 村上:それは広島市内のほうに在ります。 佐藤:市内にね、私立かなにか 村上:はい 佐藤:広島工業大学へ行って、4年間勉強された 村上:はい 4年間 勉強して 佐藤:小中はどこで何しとったですか 村上:何をしていたか 佐藤:お姉ちゃんを探していたとか 村上:うはははは 佐藤:ドングリ拾っていたとか 村上:そうですね〜、小学校はひたすら遊んでましたね。 佐藤:どんな遊びしてたんですか 村上:う〜ん。意外とじゃないかな、色々勝手に一人でこ〜う、山に入って秘密基地作ったりとか。 佐藤:穴掘って 村上:はい とか、家に有る漫画とかを持って行ってそのまま忘れて帰ってたりとか。 佐藤:秘密基地に なんか 狸とかモグラみたいな感じだね。 村上:う ははははは 佐藤:巣を作ってたわけだ。何か家が狭かったからとかなの?狸になりたかったとか 村上:いや、そういう訳ではないんですけど、 佐藤:そういう探検ゴッコみたいなのかな 村上:そうですね〜。 佐藤:秘密基地作る 村上:今もそうなんですけど。知らない所に行くのがけっこう好きですね。 佐藤:秘密基地で何しようとしたの。 村上:うははははは。 佐藤:秘密基地を作ることが好きで、そこで何するってことはない 村上:そうですそうです。 佐藤:秘密の何かを作っている事がね、場所も知らない所にね 村上:そうですね、基地持っているんだ!っていう 佐藤:ことで満足していたと ふふふふ 村上:はい。 佐藤:そこで思考が止まっちゃうわけね 村上:はい 佐藤:なるほど。小学校はそんな感じで探検してたわけだ。町を。中学校は (不登校るる 村上) 村上:中学校はですね〜、えーとこれもちょっと流れが有るんですけど。小学校の頃にどうも、こう習い事が有り過ぎてですね、こう、習い事が1週間ほど毎日あった。 佐藤:何、習い事って? 村上:例えばですね、習字とか、 佐藤:ガリ勉とか、教育ママとかそういうの 村上:ああたぶん、それはありましたね 佐藤:かあちゃん五月蠅い! 村上:意外と五月蠅いですね。 佐藤:とうちゃんじゃなくって 村上:そうですね。母親はちょっと五月蠅いですね。 佐藤:愛が重たすぎて で、習い事していた。ひとり息子なの? 村上:いや弟が居るんですよね。 佐藤:期待掛けられちゃったんだ 村上:うははははは、 佐藤:将来 私の面倒見て! 私の希望は貴方ってもんでね、そんな感じでね 村上:ああたぶん それはあると 佐藤:過期待、過干渉おかあちゃんは 困るな〜 共に うははははは 佐藤:将来の夢も希望もある俺としてはね〜おかちゃん邪魔されちゃカナワンなそうなんだ。それで過剰に期待掛けられちゃって、 村上:それで、そのプレッシャーに押し負けまして。 佐藤:まじめだね〜 ははは 母ちゃんプレスに押し負けましてふふふ 村上:あははははは 佐藤:押し負けちゃってね、まだ途中 聞いてないけど、何に負けたんですか、長いこと 村上:えーとですね 佐藤:最初はピアノとか 村上:いや、習い事は習字だとか、あと空手、 佐藤:空手! 村上:空手、ソフトボール、あとは普通に塾とか。 佐藤:でも いいじゃない色々出来て 村上:あはははは、そうなんですけどね。 佐藤:親に強制的にさせられるのも、悪くはないよね 村上:まあそうですよね。 佐藤:どれも合わなかったってことで 村上:うはははは 佐藤:それが分かるわけだから。ね。面白いね。お母さん。それで、何かなんだ「家の啓祐は何やらせても、うまくいかんわ!」と、諦めてくれればね。それでその流れの話の続きは、 村上:でその流れでですね、プレッシャーに押し負けたというか、 佐藤:母ちゃん体重120kgなみの押しでね 押し負けてね 村上:嫌になったというか、で、ちょうど中学校に入って反抗期に入ったのもあったんで。中学校で不登校になりまして。 佐藤:あ、あ学校へ行かなくなっちゃった 村上:はい、ははははあ。 佐藤:登校拒否児 村上:はい、 佐藤:大変だね、それだと病名付けて病気にされちゃうよ〜何年生から。 村上:本当に、中学1年の夏休み終わってから、そのまま行かなかったですね。 佐藤:それは かあちゃんに反抗して行かなかったわけ、学校が嫌いなわけ 村上:うはははは、 佐藤:学校は嫌いなわけじゃなかったんですよ 村上:そうですね。 佐藤:かあちゃんからみたら 悪子に成りたかったと 村上:はい、ただ中学校も徒歩3分の所 佐藤:うふふふふっふふ共にふふふふふふ、家に学校がく付いている感じじゃないかそれは、目の前じゃんか〜 村上:うはははは、行く前にお腹が痛くなったりみたいな。 佐藤:でも学校の音とか聞こえるから、学校で何やっているかは情報は入っちゃうね 村上:そうなんです、でまあそこでまたちょっと良かったのも、友達が毎日毎日、明日こういう時間割だよみたいな感じで。 佐藤:来てくれてね〜声掛けてくれるわけね 村上:はい、したんで。なんでやっと今立ち直ったと。 佐藤:建築科だめになったら俺が5年後 声かけっから 村上:うはははははは 佐藤:おい村上どうしてるか?って。おーーい村上君、と声掛けられるのって大切だよね 村上:はい。 佐藤:自分が落ち込んだ時に、誰か声掛けられてね。声掛けられても籠もりたい時もあるよね。 村上:そうなですよね。 佐藤:そうか母親の勝手な期待重圧から逃れるために〜、腹が痛くなる〜 村上:あはははははは 佐藤:それで3年間行かなかったの 村上:ええと、ほとんどそうですね。2年ぐらいは行かなかっくって。で、まあ、行かないんで、勉強もまったく知らず。 佐藤:学校の勉強なんか 知らなくっても、生きていけるから大丈夫だよな 村上:そうなんですね。ただ英語はほんとアルファベットぐらいしか分からないぐらいのレベルだったんで。高校どうしようかみたいな。 佐藤:字は書けるんでしょう 村上:大丈夫 佐藤:字も読める 辞書もあるしね 村上:うはははははははは 佐藤:ひたすら家に引きこもって、なか読書してたとか、 村上:ひたすら家でテレビ見てましたね 佐藤:テレビって何を見てたの、バライティー 村上:いや意外と、こう 佐藤:政治談義とか ふふふふ共にふふふふふふ 村上:いや、NHKの教育番組を 佐藤:なんだNHKの学校に行っていたんんじゃね〜か 共にははははは 課外自主学習じゃないか 村上:はい、もう。睡眠学習みたいな感じで。ずーっと流し放してたかんじ 佐藤:勉強好きなだよな、本根はね。 村上:ああ〜 佐藤:勉強好きなんだけども直接 親に言われてると、言い過ぎるから、勝手に ほっといてくれれば、自分で自主学習じゃんじゃか! NHK教育で勉強しちゃうわけだから、過干渉だったかな。 村上:まあ まあどっちかというと、そうかもしんないですね。 佐藤:よく卒業できたね〜 村上:うはははは 何とか先生に無理を言って。 佐藤:学校は何日ぐらい行ったの。 村上:半分ぐらいしか行ってないんじゃないですかね 佐藤:よかったね 一人ぐらい、学校なんかなくっても 人間育って生活出来るからね、 村上:まあそうです。 佐藤:学校ない国もあるし、ただ字とか読めた方がね。忘れたチャウから 知ってるのは いいかもしんないね。 (高校へ入学する) 佐藤:それ高校はどうしたの 村上:高校はですね、最初かなり、レベルの低いところに行こうとしてたんですけど、単純にそこが学生服だったんですね。学ラン。だったんで、で中学校も学ランなんですよ。で、学ランのまま高校に行くのが嫌だった。でブレザーが着たいっていうことで、 佐藤:いいね〜 村上:頑張って勉強しまして。 (絵ネットより) 佐藤:ええ〜 いいね〜。ブレザー着たいってので 勉強しちゃうのいいね〜。非常に単純な欲望が動機で勉強するっていいね、そういう態度大切だよね。身体的な、自分はこういう服を着たいという、根源的な欲求で。まんまと勉強したちゃった、受験うかっっちゃったんだ。 村上:そうですね、ブレザーのその高校に受かりまして、 佐藤:男女共学 村上:男女共学ですね〜 佐藤:やったね お姉ちゃんいるじゃん。 村上:そうなんですよ!ね〜 しかもちょっと元々女子校っていう所で、少し 佐藤:女性の方が多いんだ 村上:割合は 佐藤:合っているね それは〜新女の重圧 村上:いやいや 佐藤:またかあちゃんに代わって女に重圧、虐められちゃうなんて 合っているね〜 村上:うはははははは、いや大丈夫でしたね、そこは。友達にはちょっと恵まれていると思います。本当に。 佐藤:でも中学校から、半分しか行かないで高校へ行ったらなにか、差別とかされなかったの。 村上:いや それは特に 佐藤:関係ないんだ 村上:なかったですね 佐藤:こいつはちょっと頭悪いんだな〜程度でね 村上:そうですね 佐藤:あまり みな気にしないんだ 村上:はい。 (建築をめざじて 大学へ) 佐藤:よかったねそれは。建築に行くっていうのは、どこも関係ないね、広島工科大学だっけ、工業大学というのは建築科へ行ったんでしょう。 村上:はい、もともと高校の、ちょっと工業高校を最初レベルが低い所を受けようとしていて。そもそもそこも、工業高校だったんで 福山県立とかです。 佐藤:そこに建築科があるの 村上:そう ですよね、何か大工専門みたいなところがあって。 佐藤:そこへ行こうと思ったけど 学ランだから。 村上:それはちょっと嫌だと。でそこも工業高校なんで、男ばっかりなんで。共ふふふふふふふ 佐藤:わかるわかる、俺工業高校だから 共にははははは 男しかいない。 村上:それもありつつ、 佐藤:女の人は図書館か保健室しかいない 村上:うははははは 佐藤:男ばっかりね、これじゃ建築現場そのままじゃねーか〜 村上:あははははは 佐藤:ああ そうなんだ。 村上:でそこで一旦こう、建築系に行こうとしてたんですけど。そのブレザーの高校が普通科だったんで。 佐藤:なんで工業高校へ行こうとしたわけ。 村上:元々その物を作るのとかも好きで、 佐藤:引きこもっても作ってたの 村上:いや、その時期は無いんですよ。小学校の活発な時期に父親の日曜大工だとか、で両親がかなりアウトドアなんで。本当毎月一回ぐらいは 佐藤:休みの日なのに拷問のようにアウトドアに連れ出されて〜 村上:拷問のようにキャンプに行かされて、もう毎年毎年狂うようにスキーに行ったりとか。 佐藤:自分たちだけで行けって 村上:うはははは、しかしそれがトラウマでですね、ドライブに行くんですけど。僕車酔いが そのとき酷かった。共にへへへへ はははははは 佐藤:車に酔ったんじゃなくって行きたくなかったんじゃない 村上:もう毎回毎回、車酔いに苦しみながら。 佐藤:そうか〜「啓祐はだめおとこね」みたいに親がレッテルを押し続けて だんだん見放して来たわけだ。学校は行かないは、車は酔うは、良かったね。 村上:本当もう〜、でまあその広島、大学そこから高校で普通科に行って。でそのときにまた建築系、広島工業大学に行こうってなって。でそれも結局 若干滑り止めだったんですけど。で、それで親から離れられると。で、やっと離れて、で もっと遠くに行きたいと思って。 佐藤:親から離れたけど 経済的にはどうしたの 村上:経済的にはまあ、スネカジってますけど 佐藤:いいんじゃないの。大学出るまで、日本の場合はね、政府が学費くれるわけじゃないからね、広島工業大学で4年間勉強して。どうでしたか勉強は 村上:そうですね、 佐藤:意匠でしょう、設備とか勉強しているわけじゃないんでしょう。 村上:そうですね、〜むずかしかったというか、正直今思うと途中本当学部3年生の頃とかは、部活もちょっと一緒にやっていた 佐藤:何やってたですか部活は 村上:少林寺拳法部はいっていて 佐藤:強くなりたかったんだな 村上:うははははは、もともと武道好きだったんで、それで 佐藤:小学校でもやっていたの 村上:はい、空手やりつつ 佐藤:黒帯君ですか 村上:いや空手はそうじゃないですけど。 佐藤:何が黒帯なの、 村上:少林寺拳法は黒帯もらってます。 佐藤:僕は少林寺拳法と空手の差がなんだか分からないんですけど、空手の場合は攻撃していくの、少林寺の場合は受け身で飛ばすみたいなの、相手の力を使うみたいな。 村上:まあそうですね。だいたいそんな感じです。 佐藤:オオザッパに言うとね、何かカンフー映画ばっかり観てるから何がなんだか分かんない 村上:あはははは 佐藤:香港映画、ジャッキーチェンばっかり観てた 村上:ジャッキーチェンは大好きですね 佐藤:狭い壁の間をパパパパパと駆け上がるとか 村上:ああもう何か、やっちゃいますね。何となくふふっふう 佐藤:あれ出来る!! 村上:それやって大怪我するタイプですね。 佐藤:あははははははは、それで顔に傷があるの 村上:これは何か、車にはねられて、 佐藤:車にはねられてね、貴方も 激しく傷だらけだね 村上:10mぐらい吹っ飛ばされて 佐藤:車にははねられ、あそうなの、交通事故に遭ったことあるんだ。 村上:そうです、生傷は絶えないですね、いがいと。 佐藤:ジャッキーチェン好きなんだ 村上:好きですね〜 佐藤:動物なんだ いいね〜 村上:うふふふふ 佐藤:狭い処に行くとパパパパって駆け上がったり下りたり 村上:ちょっとうづきますね 佐藤:それで怪我すると 村上:はい ふふふふふ 佐藤:危ない人やね 村上:あはははあっはは 佐藤:向こう見ずなんだ 村上:はいそうですね 佐藤:酔っぱらって川の橋の欄干歩いて落ちて死んでしまう人いるから、そういう事やらないでね。 村上:大丈夫です、気をつけてます。 佐藤:そういうの止めてね 村上:はい 佐藤:あそうなの、脱線しましたけど。武道をやって広島で 村上:そうですね、その部活と建築のデザインっていうの両立がなかなか一時期シンドイ時期もあって、でもまあそれでも何とかサークルじゃないけど、研究室のみんなと頑張って。 佐藤:四年間でどっちもやっちまおうみたいな感じで苦しむってこと? 15:11 その02へ |