いろんな事情

<病気事情>


<病気事情・ミルのカルテから>
これは、飼育本や、専門的なことよりも、ミルが実際に患った事による経験からのお話を書こうと思います。
発症の発見から、治療の経過を追っての報告です。お陰様で、ミルは大きな病気もなくすくすく育ってくれました。
そして、飼い主に教えるかのように、病気とは言えない小さな事で、悩ませてくれます。
だからこそ、これは、
「元気な我が子」と、暮らしている方に、是非読んでいただけたらと思います。


ミルのカルテ4: 骨折


久しぶりにミルのカルテも更新です。怪我しちゃいました(汗)
ミルはやっぱり、病気より怪我が似合うね??(笑) いつも元気でありがとう!どんなにお転婆でも9年間も慣れ親しんだミル帝国。どこにどうしてこうなったのか?? 何もないところでけっつまづくのも年のせい?(^^;; 
心配なのは二次災害。年寄りってーのは、怪我で寝込んだら終わりです。脱水・・衰弱・・肺炎・・気力低下・・ 
ひぇ〜〜〜っ!! ミルちゃん、まだまだ楽しいことはいっぱいあるんだから、気を確かにっ!!
・・・ってことで、全治三ヶ月。禁固最低一ヶ月の刑を言い渡された最悪の夏〜〜(T.T)




09/07/17(金)朝 事故発生
毎日朝から大運動会(^^) ミルが走り回る音、ホントに心地よくって大好きだ(^^)
食べて運動しているっていうバランスに安心する音♪
本日も元気で大変よろしい。
ラン子は、パタパタサウンズをBGMにお支度お支度。洗面台の鏡の前で顔を塗りたくっていた・・・と、その時・・・

がっしゃ〜〜〜んっっっっ( ̄□ ̄;)!!!! 

と、すごい金属音(ケージ?サークル?にぶつかる音?)

ミル、オバケを見たか???

慌てて見に行くと、ミルはケージの中、トイレの上で震えている。あの音は、どこでどうして起こしたのか?室内に変わった様子は何一つない・・・
ミルちゃぁ〜ん・・となでようとしたら、ものすごい警戒心で飛びかかろうとした。
その保身行動で(ははぁ〜ん、怪我したな・・)
と、落ち着いて思った私は、かなり成長(爆)
それにしても、あの音の状況が想像出来ない。とにかく骨折でもしてたら大変!ミルをむんずと抱き上げて仰向けにしてチェック。手足ともしっかりしていてやや安心。(このとき、確かに左足がホンのすこぉし傾いているかなぁと思った。でも、ホントにすこぉしだったから、こんなモンかとも思っちゃった)
しばらく膝の上で、ミルの心臓が落ち着くまで抱っこしていた。スゴイ鼓動で破裂しそうだよ。よっぽど怖いオバケだったんだねぇ・・・・・
抱いていると、なんとなぁくお腹の辺りがしと〜・・っとしてきた。血だ!
よく見ると、カーペットにも付いている。ミルをそっとおろすと、ケージに戻る跡に血が点々・・  爪かぁ・・ ちょっとホッとした。
          Tシャツ短パン肌まで浸みてきた
痛くておびえていて、まだパニックから回復できないミルがかわいそうで、あちこち触ってチェックできなかった私は、まだまだ青いねぇ(T.T)
とにかく、朝ご飯のペレットは眼中にナシのミルを見守る。食べてちょうだいと祈る気持ち。
ミルが、カリッとペレットを口にしたのは、事故発症後一時間半位してから。
早起きって、ホントお得よねっ!!! 私も、トシ取ってそーとー早起きになったので、出社前にここまで確認できてホントに安心出来ました。
ミル!その調子で、少しずつでもご飯は食べて!アトは寝てなさい!帰ってきたら、速攻病院へ連れていってあげるから!

09/07/17(金) 時間外緊急
仕事は、秒針と共に引き上げ!速攻帰ってくる途中にも、ミルの朝の警戒心を思い出す。すんなり病院へ連れていけるかな?
ミルがお世話になっているSクリニックは、受付はは3時まで。一応確認したけど、やっぱり変わってない。前回ミルの腹痛の時、すがってもすがっても?却下されたことを根に持っているので(笑)、すんなり諦めた。ミルの故郷付属の病院は、最初にかかっていたところ。こちらは6時まで。ダッシュでギリギリ。 ミルのケージまで走って到着。新記録!
すると・・
お帰りなさいとでも言うように、ミルが寄ってきた。すげーミル!いい子だ!!この瞬間を逃す分けない!速攻捕まえて、朝から蓋を開けて準備して置いたキャリーへ詰め込み(^^;; 今来た道を逆戻り。朝のペレットが完食されていることだけはチェックした!逆走なので、道が空いているはず。タクシーを捕まえてイチモクサン。よっしゃ、間に合う〜ほっ

朝の出血といい、夕方のお利口さんミルといい、大事には至らなかったんだなと、すっかり安心していた。アトは、傷口を調べて貰って、必要なら抗生剤を処方して貰おう。とにかく、今日中に病院へ行けてよかった。。。。。と、落ち着いてタクシーを降りた。
病院も空いていたので、すぐに呼ばれた。
爪を傷つけたのか、かなり出血したんですぅ〜・・と言いながら、ミルをキャリーから抱き上げ、思わず先生と目を合わせた。

・・・・・・

は、腫れてますよね???? ますよね?? とお互い言い合う。

私はすぐに、折れていることを悟った。先生も、足を触りながら、「ぐらつきますね」と言った。コジマ動物病院 新旧
骨折となるとウチでは対処できませんと言うことになった。。。。
この病院は、もちろん小動物も見れるのだけれど、重症となれば別だ。私にSクリニックを紹介してくれたのは、ネットではない。この病院だった。
傷は・・傷はないですか?かなり出血したんですが・・・
不思議なことに傷はどこにも見あたらなかった。今度は私がパニックになった。これからやってる病院???時計は6時をとっくに過ぎていた。うさぎはまだまだ特別な患者だ。あやふやな医者にかかるより、明日Sクリニックに行った方がいいと思いもしたが、せめて固定をして欲しかった。折れた骨って、動くとものすごい激痛なんだモン。
病院の受付の人が、うさぎの診察が出来る病院リストをくれた。
Sクリニックにまずかけてみる。応答はなかった。浦和に行こう!ナゼか汗って検索できない!それにこれからそんな遠くムリだよ、現実に戻れ!
リストを片っ端からかけてみる。おもしろいほどに断られた。
獣医さんも一緒になって、検索してくれている。やっと、一件見つけた。時間は7時までだけど待っててくれると。 ここから割と近いし、獣医さんが地図をプリントアウトしてくれようとしたけれど、携帯でゲットできたので、丁重にお礼を言って飛び出した。一秒が惜しい気分だ。

タクシーはすぐ捕まった。
「ここに行きたいんですけど、住所でわかりますか?ナビありますか?」
と、聞いたら、「あるんですけどね〜使い方わからないんですよ」なんて・・・・・(^^;;;;
見ると、ナビの画面は暗く消えており〜宝の持ち腐れ状態・・わぉっ
仕方なく、地図画面を探し出し、赤信号を待って、運転手さんに見せた。「この道わかりますか?」
そしたら〜
「すみません、老眼で見えないんですよ〜」 

え〜〜〜〜っっっ!!! 

どど、どうするんだよっ!私は地図を必死で見る。とにかく駅の方へ向かって下さい!〇〇ストリートはわかりますか?△△アベニューは??」とか言いながら、泣き出すモンだから、運転手さんもビックリしたに違いない(苦笑)

便利になるって、不便なモンだね〜
その昔は、出る前に電話で行き方を聞いたモンだ。そーだよ、聞けばいいんじゃん。
って単純なことに気づき、向かう先に電話をし、道案内実況中継を始めた。
病院に着いたとき、運転手さんは、端数を負けてくれた。いい人だった。どうもありがとう。

さて・・・と

待っていてくれたのは、院長のようだ。
秋永動物病院さっきもそうだったけど、ここでも私が補定して先生が診察。とにかくミルはおとなしすぎる。よっぽど痛いんだね。。。。。
触診で、結果は同じ。ケージレストでとにかく安静と言われた。なるべく小さく天井も低い方がいいと言われた。シーネかなにか固定は?と問うと、腫れているのでしない方がいいと。 状況説明としては納得。でも、ミルを移動させるとき(ケージとかキャリーとか)固定ナシではイタイだろうなぁ・・・・(T.T) 
明日Sクリニックには行くつもりなんだけど・・・
そうそう、ここでも傷はどこにも見あたらなかった。出血?と疑われたので、証拠画像を突きつけた(笑)とりあえず、爪は全て健在だった。
レントゲンは撮らなかったけど、それもいい。的確な応急処置とアドバイスを求めた患者としては、納得の説明を充分していただいたと思う。骨折の知識も、フムフムと頷けたので(笑)マル。抗生剤を貰って帰宅することになった。
外に出た。ここはどこだ???? またウルウル(T.T)
ミルちゃん、帰ろうね〜〜〜 イタイいたあいね〜 あんなに跳ねることが好きなのに、しばらくとーぶん安静だよ〜グスン。
タクシー通りまで歩き、また、明日のことを考えた。私が病院へ連れ回すのに、ミルの足は大丈夫なのかな? ケージの中で静かに出来なかったら、車用キャリーの方がいいかも知れない。
そんなことを思いながら、辿り着き、ミルをケージに入れると真っ先にトイレ。律儀すぎる(TOT)

そのアトは、もう寝たきり動かなかった。時々食糞とか顔を洗おうとか頑張るけど、痛みで足が着けなくて、コケる。ミルも安静が一番と悟る。静かにしているので、いつものお部屋がいいだろうとこのまま様子見ることにする。




たらい回しのおはなし


いつも誰でも思うことだと思いますが、人も動物も同じですよね??
さてさて、昨今、救急車でたらい回しの話はよく聞きますね。。。。。
この事実、どんな気持ちで聞いていますか?ひどい医者だ、ヒドイ病院だ、ひどい社会だ、訴えてやる!?
今回、次々断られた時に、これが俗に言うたらい回しだね?・・と、ふと思いましたが・・・

私が、電話をしながら思っていたコトは「診れないんだったら、早くそう言って!」ってこと。
正直でよろしい。でも、苦しんでいる側からすれば時間が惜しいの。診る気がないところと喋っている暇はないの!ってことですね。
断られた理由は・・
もう診療時間終了しています。
今日はうさぎ担当医師が居ません。
が、殆ど。
ちょっと驚いたのは、「かかりつけはありますか?Sクリニックの方はちょと納得できる診療は出来かねます」と言われたこと。なるほどね(^^;;
中には、つっこみがキツイ頭でっかちな飼い主がいるのね(苦笑)
どれも、ネットで「うさぎ」も表示している病院なのに、時間外診療は全く期待できない。担当医師が毎日いるとは限らない。
だから、診てくれると言ってくれた病院に感謝しつつ(ホントに大丈夫なのかな)と、半信半疑だった。
骨折は今日治るわけじゃなし、連れ回すリスクを上回る適切な応急処置と安心がなければ、連れていく意味がない。
そう言う意味では、今夜の病院、私自身納得できたので連れてきてよかったと思えた。

救急に限らないけど、診れる診れないは正直であるべきだ(当たり前だけど)。そしてその表示は、もっと的確に詳細明記が必要だ!!
検索を絞りきれず無駄な時間が生じてしまう。ダメ元で問い合わせるときは、こちら側も納得しているべきよね。
でも、その表記に誠が少ないのが現実。特に人間界はね〜

また、この程度なら診れますの意味・・たとえば、
レントゲンなら撮れます。薬くらいは出せます。点滴する事は出来ます。
この場合、そこに完璧な診断を求めるべきではないのだ。それは出来ないと言ってるんだから・・・・(^^;;;
レントゲンは撮れるけど、折れてても何もできないよ。痛み止めは出してもいいけど、なんで痛いのかわからないよ。点滴してもいいけど希望するならね。
つまり、はい、それでいいですと、納得していかないと不幸が始まる。

私も、救急騒ぎを経験した。患者本人の気持ちはと言うと、とにかくひどい痛みを取ってくれるならどこでもいい。死んでも恨みませんからイタイの止めて〜気分だった(笑)
まぁ、結果としては痛み止めだけでは死んでたかもね(笑)
でも、そーゆーあとの祭りを論じずに姑息的に今を助けるか、ここはひとつ賭けるかってことナンだろうなぁ、ホントの重症は。(ナゼか話が大きくなってる)

望んでいること、丸ごと受け止めてくれる病院を探すのか、とりあえずの病院でいいのか、相談時には覚悟が必要だ。
とりあえずの病院だったら、その精一杯に納得すべきだと思うけどどう?精一杯やってくれたのなら。
合併症が多かったり、難病奇病だったりしたら、ホントに診てあげたくても診られないのはウソではないのだろう。
犬専門だろうが獣医師を名乗るならうさぎも診てくれって、そりゃむぼーと言うより、こちらが不安。でも、症状によっては、せめて・・とか、診るだけでも・・と思うときはあると思う。
いずれにせよそれって、飼い主が決めることですよね??そんなときは、恨みません、責任は問いません、薬だけ下さいと、懇願するに違いない。
断られたときもつらいけど、知らない病院が受け入れてくれたら、感謝と覚悟が必要な気がする。それって怖い話だけど・・・・・・・・



09/07/18(土)午後 全治三ヶ月
本日も〜昨日の記録に挑戦とばかり、速効帰宅してミルちんを病院へ。
今日は半日だったので、、午後Sクリニックへ連れて行ける。ミルは痛みでじっとおとなしかった。少しづつだけど、ペレットを食べて安心させてくれていた。でも・・・
その足、尋常じゃない。
腫れは昨日よりさらにひどい!2倍3倍越えまで膨れ上がっていた(TOT)
こりゃ、動けったって動けないよね・・・・ 頑張れミル!病院へ行ったら、とにかく痛み止めだ!ね!
土曜の午後で混んでいたけど、ここに来たことで私は安堵出来ていた。ミルをなでながらお行儀よく順番を待った(笑)久しぶり4年ぶりだった。

呼ばれて、診察室へ。これまでの経緯を説明。
キャリーからミルを出すと、その足を診て先生も・てん・てん・てん・・ そこへかの院長も入ってきて「酷い腫れ方ね」と驚いた。 百戦錬磨の獣医師が驚く腫れ方だ(TOT)ミル〜〜
何はなくとも、体重測定。え?これが先??(^^;;
チョト、重くなったなとは思っていたけど、ミルちん、健康的に2kgにオン♪ 
「増えてますねぇ〜 4年前より」・・・って、先生せんせい、今回はいいでしょ?その話(;;^^A

          

アングルが悪いのでわかりにくいけど、左の足はもう足首がない。風船のようにまんまるだ。不思議なことに、ホントに傷がない。出血を信じてもらえないので、ここでも証拠を提示した(笑)
しばらく触診した後に、とにかくレントゲンを撮りましょうと連れていった。
あああ〜痛み止め〜まだなのね・・・・・・(T.T)

撮影が終わり、現像出来るまで待合室で待たされた。「よしよし、もうちょっと頑張れ♪フレフレ♪ミ〜ル〜ミ〜ル♪」と、ワケわからんエール。

再び呼ばれて、現像されたレントゲンを見て、少なからずショックを受けた。
うさぎの骨って・・・・・・
なんて繊細でかぼそいんだろう・・・・
ガラス細工と言うより、アメ細工みたいな・・・ ネットで見たりした印象と全然違う。その臨場感に圧倒されてしまった(TOT)

獣医さんは食欲を心配してくれた。そうなんだよ、二次災害が問題よ。でも、ミルは大丈夫そうだけど(笑)一応うさぎさんらしく点滴をしてくれた。そして、お尻にかたっぽずつ抗生剤の注射・痛み止めの注射をして貰った。
わ〜い!やっと痛み止めだ♪
食欲増進剤も飲ませてくれたけど、その飲みっぷりにホトホト感心された(笑)
「いい飲みっぷりね〜 今日一番だわ」
(^^;;;・・・・・・・

ミルの足は腫れが酷くてギブスってワケにもいかず、軽くテーピングをしておきますってコトになった。年からいって手術はしない方がいいし、この骨折は手術はムリだし・・・
テーピング、まってました!これから、投薬も始まるし、固定だけはして欲しい。腫れは今日がピークかな??そうだといいな。テーピングの後でさらに腫れたらそーとー痛いぞ・・・アセ

爪切りして貰って、歯も診てもらった。
「ものすごく尖ってます・・が、これで4年間無事ならいっか(笑)」「は〜い(笑)」
今日はショックが多いから、歯のぷっちんはまた今度にして貰う。
薬は4種類。食欲増進2種と痛み止め・抗生剤。
お薬タイムは、前回で慣れた。ミルがとっても可愛くなるから楽しみ(えへ)
最後に、もう一度出血点を探してくれたけど、やっぱりどこにも見つからなかった。虫眼鏡持ってきて私が探りたい!(笑)

先生からは、やはり安静。元気になり過ぎるようなら?痛み止めをやめましょう。足ダンでもされたらひぇ〜って感じですよね。と笑わせてくれた。
そうそう、整形外科は明るい病棟♪痛みさえ取れれば元気になるよね?
でも、全治三ヶ月で、母はホントにブルーーーー・・・・・・・・・(TOT)

09/07/18(土)夕 ICU作成
病院から帰宅した私は、ミルをキャリーに入れたまま置き、すぐさま買い物に出た。
昨日、病院から戻ったミルは、いの一番にトイレに飛び乗った。ミルはいつもまずトイレにはいる。獣医さんから、床材をバスマットやタオル系にとアドバイスを受けたので、それを使ってバリアフリーにしようと考えた。
プーさんのバスマット買ってきて
ケージサイズに切断
トイレ部分をくりぬく
あープーさんの顔は救えなかった
通気口を開けてみた
隅っこは特に念入りに
湿度高いモンね(笑)
かなり重労働(-"-)
足ふきマットを敷いてふかふかベットの出来上がり♪

きもちよさそ〜
私が寝たい!!(^^)

もう、個人的には大満足なんだけど、ミルにとっちゃ,余計なことを(-"-)だったりして・・(^^;;;
気に入ってくれると嬉しいんだけど、気に入らなくても、しばらくふわわ〜〜と寝ころんでて欲しい。
心配なのは、足ふきマットはおしっこで濡れたままになってしまうことと、いくらナンでもこの季節、その床材は暑いだろ〜〜ってこと(凹)
エアコンは、タイマー始動だったけど、とりあえず一日中空調完備することにした。

ケージの準備が終わって、ミルを入れてあげると、やっぱり一番先にトイレへ行った。いい子だねぇ・・
そしてグッタリ横になった。
痛いしコワイし疲れるし・・・
痛み止めが効いてゆっくり眠れるといいね。
ご飯は、食べたくなったらゆっくり食べてね。
おやすみなさい・・・・




集中治療のおはなし


ミルちゃんの足は、ガッチリとテーピングをされました。
普通、人間なら冷やしたり、足を上に向けたり、これ以上腫れないような工夫もできますが、うさぎはそうもいきません。
悲しいね・・
おうちの中でミルはさすがにグッタリ痛みに耐えて居るようです。

ふかふかベットは、足に優しいかな?
暑くはないですかぁ〜〜

さすがのミルも、トイレも行かずに濡れたまま。
マットを拭いたり交換したり忙しい。
心配なのは、あの腫れ具合。
私の足首がビーチボール並に腫れてるようなモンだ。
内出血もかなりありそう。
当然熱も出てくる。
敗血症にでもなったら??
出血の謎・・感染症は??
最悪、切断の話まで出たわけで・・・
抗生剤の威力はどこまで貫くか???


でも、獣医さんも私も「ンなわけないよね・・・(^^;;;;」と、もちろん思っているわけで・・
こんな状態、ICUで特別扱いかな?
ミルちゃんは、寝ながらでも一生懸命食べる。そして痛いから動かない。
なんと、安静と栄養をきちんと守って偉すぎるぞ!!

見ていて切ないのは、
お顔が洗えない。
お耳がかけない
食糞がたいへん・・

アトは、左足を引きずりながらすこおし移動。
たまにトイレにも入る。
ムリすんな!(;_;*)


ウチのビワも、こんなに大きくなりました。
時々おやつに一枚千切ってはあげていますが、ビワは百薬の長?
今回はおやつじゃなくて、完璧お薬!
免疫力を高めよう!!
  
  


頑張って食べてる割には、米粒のような糞。でも、コロコロリッパ。大丈夫!
受傷してから、4日めにはケージ内をちょこまかするようになりました。ヤバイ!!
見ると上手に左足を持ち上げて、3本足で動いてます。
このまま治っても足が使えなくなってしまうような気がしてチョト悲しくなりました。
初日・二日目と、あのヒドイ状態から、4日目にこんな元気を見せるなんて、回復力に驚くと同時に、
逆に言えば、あれよあれよと転がり落ちるように衰弱したかも知れない。
小さい体は、どちらにしてもホントに進行が早いと感じました。。。
5日目には片手でお顔を洗う技を身につけました。これはスゴイ!!!
両手ブンブン、と振り上げようとして、そこから片手に変更です。どこのうさぎが出来ますか?
残された能力をフル回転させるのは、動物の方が長けてますね。ミル、スゴイよ(^^)
お耳だってかけます。足で踏ん張らず、お尻で踏ん張るんだよね。左耳はムリだけど・・・
6日目には、目を疑った。両手でお顔を洗っている!!
片足バランスが上手になった!もちろん、患足も着いてしまって居るんだけど・・・・(´。`)
そして、ついにテーピングした足でお耳をかいた!
嬉しいやら悲しいやら・・・・・(T△T)
一週間経たずにこんな感じ・・・・
この先3ヶ月って・・・・・ しかも禁固一ヶ月の刑ですよ?我慢できるのかな・・私も・・・(^◇^;)

お薬タイムには、足の腫れが酷くなっていないか、熱を持っていないか注意してますが、悪化はなさそう。
ミルの糞も、少し大きくなってきた。床材ホリホリが始まった(!o!)
ICUは卒業できるね。抗生剤もよくやった!
負傷したときから、ミルはずっと怪我をした足をなめています。
テーピングの上からでも一生懸命なめてなめてなめてなめて・・・・・ なめたら治るんだよね・・・

このたった6日間で、ミルは私を困らせるほどケージの中でいたずらを始めました。
痛みが落ち着いてきたのか、それとも、お外で遊べないストレスか・・・
明日はまた病院。
このテーピング、巻き直すのかな?取るとき痛いだろうな〜 ひ〜〜〜(-_-X)



とんがりスイカのてっぺん。
やっぱりミルにあげようかな〜
7合目あたりでもいっかな〜〜?




痛みが取れてから、骨が固まるまでの、ミルのお転婆ぶりをそーぞーするだけで頭痛が・・(^_^ゞ
気が付いたら、足が逆さにくっついてそうで怖い(;ヘ;)
てっぺんは、母のモンじゃ・・


                                      ミル受傷一週間〜 →




Introduction