Olympic/Mamiya-OP

マミヤOP・リベロMamiyaOP Libero
オリムピック・シャルマン/Olympic Charman

 オリムピック釣具は日本で最も歴史の古い釣り具メーカーでした。日本で最初にリールを作ったとされ、その黄金時代は1960年代です。いち早くグラスロッドのプラントを作り上げ、投げ竿「アマゾン」と投げリール「93」で名声を得ました。

 しかし、この国内での絶対的な地位がアメリカ市場への消極さを生みます。アメリカへの自社拠点で出遅れOEMに甘んじ、ダイワ精工などに差をつけられる原因になっていきます。

 80年代釣り具部門は国内市場だけになった同社は、80年代終わりにアブ・ガルシアの正規代理店となり、その後も米国フィンノールを買収するなど積極的でした。

 「マミヤOP」の社名は、1992年にカメラのマミヤ光機を吸収した際、「オリムピック」の社名ではアメリカへカメラ輸出ができず、1994年「マミヤ」にOlymPicの「OP」を付けた社名に変えたのだそうです。このあたりは商業五輪のとばっちりなのかもしれません。

 90年代の国内釣りブームではそれなりの成績を上げていたようにも見えましたが、ブームの去った2000年、釣り具から撤退しました。

Olympic was the oldest fishing tackle company in Japan.

Olympic had a great share in 60's and 70's Japan. Its surf casting tackles, " 93 "spinning reel and " Amazon " rod , had made Olympic Japanese top brand.

But the great share made Olympic passive to the exportaion. It become the cause of its decline.

In the end of 80's, Olympic started inportation AbuGarcia and bought Fin-Nor. Olympic become MamiyaOP by joinning to the camera manufacture in 90's.

But MamiyaOP ended its fishing tackle division by Japanese recession in 2000.

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