週刊てーて ひらく農園から
「大地の鼓動」
毎日がお天気のことばかり考えているような、農を基とする生活とはそういうものなのでしょうか。東京での十三年前までの十一年間は、暑ければ暑い、雨が降れば「今日は雨か」、雪が降れば「おーっ」などというような反応が関の山であったように記憶しています。ここ数年のように、無茶としか言いようのない気候の変化が、お天気ばかり気にする日々に変えさせたのかもしれません。
歌にする詩にも、自然と雨、風が出てきます。もう数年前に書いた詩を最近またバンドで演奏するようになったのですが、やはり、雨風に対する印象が現在とは違ってきています。三十代に書いたものはガサツでひとりよがりが強い感じがしますが、今では書けない部分や飛躍があり、エネルギーの変質も感じます。その数年前とは気候そのものの変化が大きくあるのが現実であり、大地の悲鳴が聞こえてきそうな今日この頃であるのです。
この大地の鼓動を歌いたい
できることなら一緒に歌いたい
憧れは君の中にしまってね
未来からと過去からの声が 大地の上で永遠の詩(うた)になるから
風は大地の頬をたたき吹く
緑の木々や草はどこにある?
雨の悲しみは海へと流れ
地下水の血液は枯れてしまいそう
君は僕 僕は君
この地球の生まれたときが僕らの生まれたとき
この大地の鼓動が聞こえますか?
君と僕に満ちてるエネルギー
いのちつなげて永遠の詩(うた)を歌おう
2002年9月5日 寺田潤史
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