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週刊てーて ひらく農園から

「雨の前にお茶摘みを」

 今日も雨。雨ばかりの日々がずっと続いています。玉葱の収穫ができないままに、玉葱畑が草に埋もれて、ますます収穫できない状態が加速するばかりです。

 十一日の日曜日に、水窪にお茶摘みに行ってきました。日曜日の午後から雨になるとの天気予報でしたので、前日の土曜日から子供たちを恭さんの実家に預かっていただいて、雨前の仕事を片付けてのお茶摘みとなりました。その土曜日に、田んぼの代掻き、ししとうや枝豆、西瓜の畑への定植、鶏のえさの仕込みまで終えることができたのも、子供たちを預かってもらったおかげです。

 日曜日の朝五時に鶏のえさをやり、五時四〇分に家を出て水窪に到着したのが七時十五分頃、七時半からお茶摘みを始めて、十時前には一通りのお茶摘みを終わらせました。お茶摘みバリカンでいっきに摘み取ってしまいました。手摘みをしたい恭さんを、もっぱらバリカンにつけた袋に入ったお茶の葉の管理とバリカンの動力線の扱い、という助手になりきってもらってのいっきの作業です。お茶摘みが終わって機械の片付けやデジカメでの撮影をしている間に、恭さんは楽しそうに手でお茶を摘んでいました。

 昨年は十二日にお茶摘みをした記録があるのですが、すでに時期が遅かったのでもうひとつのお茶の出来でした。今年は涼しいこともあって、ちょうどよい時期のお茶摘みでした。龍山村のお茶名人の鈴木定次さんも「こりゃ、いいお茶だ なぁ」といってお茶の加工を受け取ってくれました。しかしながら、僕たちは、雨ばかりなので今年のお茶はだめかな、もう摘む時機は失してしまうかなと心配ばかりしていたのです。「ああ、神様がそばにいてくれたよ」とほっと安堵したのは言うまでもありません。

  いつだって僕たちは、綱渡りの日々です。先週の火曜日も次の日は雨とわかっていましたから、あわててとうもろこしを植え付け、ナスやピーマン類、オクラの植え付け用に畝立てをしてビニールマルチを暗くなるまで張っていました。「とーと畑」は雨が降れば作業ができなくなりますから、配達があっても、作業は済ませておかなければならないことがしょっちゅうなのです。野菜を買っていただいている皆さんには、配達が夜遅くなってしまってご迷惑をおかけしてばかりで申し訳なく思います。土曜日、日曜日は配達がないのでできる限り畑仕事を進めなければなりませんが、小学校や保育園が休みですから、子供たちもにぎやかでありますのでなかなか思うようにはいきませんし、第一にこのところのこのお天気です。ここ数年、浜松の街に出かけることもなくなりました。それでも、お茶摘みを終わらせることのできた奇跡に、ありがたい気持ちに包まれています。

2003年5月15日 寺田潤史

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↑お茶畑全景
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↑石垣のだんだん畑
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↑いっせいに伸びたお茶の新芽↓
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↑摘み取る前と摘み取ったあと↓
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↑籠に入った手で摘んだお茶
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↑山に自生する藤
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↑「ちーち畑」のキャベツもおおきくなってきた
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↑「とーと畑」に植え付けられた夏野菜。

今週の野菜
(すべて無農薬無化学肥料栽培です)
  野菜 品種 播種日




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ユリ
ユリ
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アブラナ
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New 表示はおおよそ2週間以内に収穫の始まった野菜です。


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