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週刊てーて ひらく農園から

「晴れの日のうれしさ」

 昨日は久しぶりにいいお天気でした。五月晴れとはいきませんでしたが、雨のない畑の仕事は穏やかな気分を漂わせてくれます。こんなに晴れの日を待ち望むということは、今までになかった感触です。

 晴れ間のおかげで、「とーと畑」の胡瓜畝の草取りを一気に片付けることができました。一昨日も小雨の中を草取りしていましたが、通路に水がたまっている状況の中ではあまり気持ちのよいものではありません。三月三日に胡瓜の種をまいて、四月三日に畑に植え付けています。植え付けた日の前日も雨でしたし、翌日も雨でした。その前後も、晴れたり雨だったり曇りだったりの連続でしたから、まだ日の浅い堆肥を土にすきこんで馴染ませる余裕がなく、畝立てして、畝の上に堆肥を散布して、そのまま胡瓜を植え付けたのでした。紙マルチをする時間もありませんでしたから、今、草をとりながら、米ぬかの入っていた要らなくなった米袋を胡瓜の根元に敷いています。

 第一弾の胡瓜は、地を這う地這胡瓜です。米袋を敷いた以外のところには、稲藁を敷く予定です。第二弾の胡瓜もすでに植え付けしてあって、場所は、今も細々と収穫が続いているスナックえんどうとさやえんどうと同じ畝です。背丈以上に伸びたえんどうたちの根元に、胡瓜が植わっているのです。同じ誘引ネットを続けて使います。当然、不耕起ですから土の相が壊されておらず、土の中にできた水道(みずみち)が生きていて、梅雨の時期でも排水の心配をしなくてもよいという利点があります。弱点としては、誘引ネットを続けて使うので、補修しなければならないことがたまにあるということです。昨日も、収穫しきれずにたわわになったスナックえんどうの重みで、誘引線が切れてしまっていました。

 晴れの日になると、畑で作業することによって、次の作業をイメージすることができるようになります。このことが、自分たちを前向きにしてくれるのです。雨が続けば、収穫はできますが、仕事はどんどんたまってくるばかりで、気持ちがマイナスになってしまいがちですし、次の仕事がイメージしにくいという面もあります。少しでも体を休める、ということに割り切ってはいますが。

 昨日は、田んぼの代掻きと田んぼ脇の道路の草刈もできました。次の日曜日には田植えですから、毎年田植えの四日前に二回目の代掻きを終えるとほっとします。何事も準備が大変で本番の仕事はあっという間に終わってしまう、という風に持っていくこと、これこそがお天気との相談の結果であります。雨と晴れがあるから作物は育ってくれるけれど、雨が続くから晴れの日のうれしさがあると達観できないのが小農民の常なのでしょう。

2003年5月22日 寺田潤史

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↑自然発芽の青紫蘇
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↑↓ミニトマトが大きくなってきた
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↑↓胡瓜の花とつけたばかりの実
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↑地這胡瓜の根元に米袋
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↑さやえんどうの株元にも胡瓜
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↑胡瓜の葉を食べるウリバエ

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(すべて無農薬無化学肥料栽培です)
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