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週刊てーて ひらく農園から

「近頃の鶏の様子」

 二月の初めに鶏舎が完成して、鶏五十羽がやってきて半年近くたちました。来てまもなく、二羽の鶏がいじめによってお尻をつつかれて死にました。さらに、二羽がいじめられていたので隔離し、五月の終わりにオスの名古屋コーチンが二羽やってきました。隔離されていた二羽も合流し、五十羽の鶏は元気にしています。

 砂地の鶏舎床は、餌となる草や野菜屑の残りかすと鶏糞で高く盛り上がり、長雨で絶えずぐじゅぐじゅしていたにもかかわらず、水がたまるということはありません。近くの石山工務店さんからいただいた鉋屑(かんなくず)を床に敷くことで、ぐじゅぐじゅも解消されるのですが、こんなにどっと雨が降ることが多いと世話をする僕のほうがストレスになります。横殴りの雨を防いだなら雨も入りませんが、酸素要求量の大きい鶏のことですから、通気を優先させています。

 鶏の餌は、自分でミックスする濃厚飼料と、野菜くずや草の緑餌があります。濃厚飼料は、信頼の置ける肥料屋さんから遺伝子組み換えや薬物抽出でないものを選んで買った大豆粕、牡蠣ガラ、魚液、木酢液と、お米屋さんから出た米ぬか、石山工務店さんからいただいた鉋屑を混合して発酵させたものです。卵の色を濃くするのに普通はとうもろこしを使うそうですが、うちでは使わないで、草や野菜くずの色物で補っています。ですから、黄身の色が薄いのです。

 緑餌としての草は、その季節のものを片っ端から与えています。ミミズに代表される虫類も鶏の好物ですので積極的にあげていますし、魚のあらなども壮絶な取り合いを演じます。おもしろいのは、野菜くずです。四月には、新玉葱の青く太い葉をバリバリと食べていました。トマトのくずも奪い合いですが、ミニトマトの固めのものだとうまくつつけないらしく、すぐにあきらめてしまっていたので、少し割ってあげるようにしました。胡瓜も、最初は丸ごとあげてみてほとんど突付けないでいたので、ちぎって与えると奪い合いになり、今では、濃厚飼料をあげた直後に胡瓜をあげると、五十羽中の数羽を残して皆胡瓜に集まってきます。ししとうなどは大好物ではないけれど、ほかに食べるものが特になければいくらでも平らげてしまいます。ししとうの豊富なビタミンCが、鶏にとっても必要な季節なのでしょうか。

 産卵も順調で、一日に平均で三十個強は産んでくれます。産卵には波があって、三十五個前後を続けて産む時と、三十個弱を続けて産む時とがあります。これからの暑さで、どの程度の産卵率が低下するのかを見守りたいと思います。

2003年7月31日 寺田潤史

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↑↓保育園では納涼祭が行われた
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↑朱里と穂乃香↓
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今週の野菜
(すべて無農薬無化学肥料栽培です)
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