週刊てーて ひらく農園から
「今年の作付け計画の重要性」
年が変わって、早々にやらなければならない仕事が山積している。やりたい仕事といってもいいかもしれない。まずは作付け計画。夏野菜の種播き、葉ものの種播き、玉葱やキャベツ、葉ものの畑への定植。夏野菜のための畑の準備。乾燥している畑への水撒き。どれもはずせないものばかりだ。そして、出来そうにもないが、夏場を乗り切るための体の養生。
去年は、作付け計画をたてなかった。もう、経験上やらなければならないことがわかっているということもあるが、何よりも天候が季節どおりにならなかったことが大きな要因だ。そういう意味では、今年も作付け計画をたてる必要もないかもしれない。しかし、今春に恭さんの出産を控えているために、僕のほうが季節の前倒しをしなければならないのだ。四月はじめの出産予定がずれたとしても、まるまる四月の一ヶ月は農作業をほとんど出来ないと思っていなければならない。この場合の農作業とは、夏野菜の植え付けが主体となる畑作業のことで、収穫や仕分け作業は含まれない。一年で一番の農繁期である四月に、収穫と配達に追われることは目に見えている。通常、恭さんが収穫を主に担当し、種播きや苗の定植、畑の準備、水撒き、仕分けなどを僕がやっていて、配達は分担している。収穫と配達のすべてが加わり、子供たちの新年度も加わってくるので、これはもう想像もしたくないくらいのものだ。
夏野菜の種まきを今日にもしたいと思っていて、それは、三月中にすべての夏野菜を植えつけてしまうくらいの気持ちでいかなければ追いつかないからだ。ということは、畑の準備も、雨のない今のうちにしておかなければ間に合わないということでもある。先の十一月の雨の多さで、農家という農家は打撃を受けたところが多く、小麦を播いた大規模農家などは播きなおしをしていたほどであるし、うちでも玉葱の定植が大幅に遅れ、一月中に植えつける予定のものもある。そして今度は、極度の乾燥が来ているので、水撒きに時間を割いている。おっと、こう書いているだけで疲れてきてしまった。
畑では、さやえんどうの花がすでに咲いているものがある。例年は三月に咲くはずのものだ。狂い咲きか?四月収穫のさやえんどうを収穫できなくなるといけないので、少し早めに播いたことは播いたのだが、いくらなんでも早すぎる。花につられて、僕たちまで急いではいけない。ゆっくりいかなきゃ、息切れしてしまう。作付け計画の段階で、無理なことはやらないように釘を刺しておかないといけない。さっきも恭さんに釘を刺された。「新しい鶏小屋はやめておいて。今年はそのまま行こうよ。新しいことはやめておいて。葉ものがたくさんあるだけでいいよ」と。
2004年1月8日 寺田潤史
↓鞘ができているものもある!! |
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