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「啓蟄の頃」

 もうすぐ二十四節季の一つ、啓蟄であるが、啓蟄とは冬の間土の中にいた虫が出てくる頃を差すという。一方で、春の紫外線が虫を呼ぶらしい。紫外線が強くなると、アブラムシのような虫が増殖する。その顕著な例が、レタスのアブラムシである。僕はアブラムシだと思っているけれど、アブラムシは動かずに、アカダニは動く、というようなことが書かれた文献も読んだことがある。アブラムシでもアカダニでも、僕にとってはどちらでもよく、問題はこの虫の増殖を防ぐことができるかどうかである。

 この冬は、この虫の増殖を完全に制圧した。完全な制圧という戦闘的な言葉は、虫を一切発生させない、ということではない。少し発生した時に一網打尽にすべく、この小さな虫を潰して回るのである。まさに、人間と虫との戦いである。負けたら、レタス類を売ることができなくなってしまう。増殖して大発生状態になってからでは遅い、ということなのだ。

 去年の冬も、この戦いに勝った。でも、かろうじて勝ったに過ぎない。増殖したアブラムシを。根気よく潰していくことに、大いに時間をとられた。今年は、レタス類そのものが、潤沢にあるわけではなかった。業務用途のレタス類の出荷を制限し、お店に迷惑もかけた。その分、アブラムシも少なかったのか、あるいは寒さが厳しすぎて、大発生にいたらなかったのか、どちらにしても、今年は人間の勝ちである。たとえ、勝ったとしても、常に虫を監視しなければいけないことに変わりはない。

 秋から初冬にかけての、ヨトウムシの大発生には惨敗であった。土の中にいるものを潰して回るのは、とても困難を極める。せいぜい、土にトレイを埋めた玉葱育苗時の、ヨトウムシに勝ったくらいである。トレイという仕切りがあれば、ヨトウムシが苗を食いちぎった時点で、ヨトウムシがどこにいるか見当がつくからだ。トレイのどこかに潜って隠れているので、潜ったときにぽっこりと土が持ち上がるのだ。そこを針金か何かの金属の棒でほじくり返せば、ヨトウムシを見つけることができる。これを、仕切りのない土が続くところで見つけるには、面積が広すぎるし、畑全体を回るには時間的にも困難である。

 真夏のナスのニジュウヤホシテントウとの戦いを何度か取り上げたが、農薬を使わない方法で、虫を大発生させないためには、とにかく虫の発生初期をたたくことが有効だ。このことを、シンクイムシやヨトウムシにも適用するには、何らかの栽培方法を持って対処するほかはないが、今のところ有効な手立ては見つかっていない。未熟な有機物を土の中にいればければいい、という単純なことでは解決ができない。野菜の中の一割や二割は虫にあげるから、残りは食べないでね、そんな取引ができればいいのだけれど。

 啓蟄の頃、虫は限りなく少ない。だからこそ、春の葉ものは美しい。この時期だけは、無農薬野菜というものが困難を伴わないと思わせる季節である。野菜のトウ立ちというハンディキャップもあるけれど、トウの立ち始めたばかりの葉ものは、とても栄養価に富んでいるし、まだまだ柔らかい。よくぞ冬を乗り越えたものだ、と思う季節でもある。

2011年3月4日 寺田潤史


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