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風呂上りを部屋でくつろぐ子供たち

風呂上りを部屋でくつろぐ子供たち

    「十津川休養旅行」


 恒例の年末休養を、奈良県南部の十津川で過ごしてきました。着替えのほかに子供のおもちゃや米や野菜、ノートパソコン、書籍は司馬遼太郎の風塵の門と矢追日聖さんの二冊、山尾三省さんの聖老人などが荷物の中身です。寄り道はほんの少しだけでしたが、往復約千キロメートルの距離で、四国へ行くのと変わらない道のりです。娘三人との道中は、恭さんが車内を行ったり来たりで賑やかなものです(車は兄貴のところの七人乗りのワゴン車を借りていきました)。

 上湯温泉の神湯荘というところに五泊してきました。昔、司馬遼太郎が長逗留していたところで、旅館の別館を自炊できるように変えた湯治宿です。部屋のすぐ隣に岩風呂の家族風呂が二つあり、さらに外にはやはり岩風呂の露天家族風呂を二つ利用できました。子供が小さいと家族風呂はありがたいものです。宿の周りはとても山深く、民家も数件程度で、車で走っても、そう簡単に遊ぶところを見つけられないような環境でした。リスやサルも見かけました。

 外食を一度もしなかった旅になったために(熊野本宮大社の下でめはり寿司と詣で餅をおやつに食べただけ)、胃の調子もよく、体重も変わりませんでした。例年は外食ばかりで5キロくらい体重が増えていたので、この違いには驚きました。自炊で恭さんは休まらなかったというわけでもなく、例年の、外食の連続で子供たちに気を使っているほうがよっぽど疲れたことでしょう。

 五泊で疲れが取りきれるものではないけれど、そこそこは肩のこりが治まって、何よりも頭の中が一度リセットされたように空っぽに近くなれたことが嬉しい旅でした。

二〇〇一年十二月十三日 寺田潤史

こちらが湯治宿

こちらが湯治宿

こちらは本館

こちらは本館

上湯温泉神湯荘のホームページはこちら↓

http://www.totsukawa.org/iyashi/hoyou/index.htm



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