梅雨明け宣言、発表する方もタイミングに気を使うだろうなと予想していた。あの強湿度とゲリラ豪雨の嵐では、それも無理はない。しかし、まあ良いタイミングだったと思う。梅雨明け宣言と同時に湿度が少し下がってくれたし、その２，３日前から蝉が一斉に鳴き出し始めていたもの。今夜、家の外に出て見るならば、これで２６度？というくらいに涼しく感じる。いやはや、あの湿度には参ったものである。

　熱帯夜が続くと、僕はぐっすりと眠ることができない。だから、疲れが取れない。長男とのサッカーの練習のせいか、膝から下の筋肉痛はずっと続いている。休みが必要だとはわかっているのだが、野菜の出荷もピークを迎えている。これでまだ、オクラの本格的な出荷が始まっていないのだから、この先はどうなるのかと思案している。うまいこと切り抜けたいところだ。

　次女の大学は、北海道に位置するせいなのか、８月１０日頃まで試験があるようだ。次女は、もう帰省したくて仕方がないらしい。正月までは帰ってこない、と豪語していたくせに。今から、往復の航空券を予約できるのか、微妙ではある。長女のスウェーデン短期留学は来月である。相変わらずに、用がなければ連絡をしてはこない。二人とも大学生活を満喫しているのだろう。

　三女は、自転車で片道一時間かけての通勤を続けている。ケーキ工場でのケーキ作りはしっかりとやってはいるようだが、ミュージカル俳優に気持ちを持っていかれて、お金もDVDなどにたっぷりと貢いでいる。明日は、浅草日帰りを青春１８切符で敢行するようだ。ケーキ作りとミュージカル俳優熱の友達に会うようだ。しばらくは放っておくしかないのかもしれない。

　四女は、中学の卓球部の部長になるようだ。もうすぐ先輩が引退し、なんちゃって卓球ではあっても、人を束ねることができるのだろうか？まったくもって、相変わらずにキャピキャピルンルンで、将来のことなど全くわからない。ただ、足などのマッサージだけは、向いているようなきがする。僕も連れ合いも、四女にマッサージしてもらうことがよくある。

　長男、怪我後の経過は至って順調で、怪我前よりもパワフルになってきたかもしれないくらいだ。怪我前に痛がっていたあちこちの足の痛みが、今は全くなくなっていることも嬉しい。昨日で前期のアカデミーサッカーは終了した。昨日は、選抜されたグループの一員としてプレイしていたが、気持ちよさそうに楽しそうにプレイしていた。中盤の真ん中でプレイすることが多いのだが、一度だけセンターバックでプレイした。センターバックのほうがスペースが有って、さらに気持ちよさそうだった。小さなあいつがセンターバック？と笑ってしまったし、本人もやりたくなさそうだったが、やってみると思いの外気持ちよくプレイできて嬉しそうだった。

　暑い日々を切り抜けるのは大変なことだ。忙しく働いていると、食事はどんどん遅くなって、お腹が空いて仕方がなくなる。よく考えてみると、お腹が空く、という状態になっているのだから、これは実にありがたいことである。暑くて食欲がない、という状態とは正反対であるのだから。同じように考えたなら、子供のことで手一杯になる、そのこと自体もありがたいことなのだろう。切り抜ける、という楽しさは自虐的ではあるけれど。

2017年7月20日　寺田潤史

バックナンバーへ

ご意見、ご感想、お問い合わせは、下記よりどうぞお寄せください。

★　ひらく農園の野菜の入手方法

☆　このページの最初に戻る