梅雨明け後、湿度は下がったかに見えたが、あっけなく湿度は上がり、何とも過ごしにくい日が続いた。朝の最低気温も２６度を超える日々。昨日の朝は曇り空で、涼しい風が吹き、高湿度高気温も小休止してくれた。曇り空の中、仕事を前倒ししてなんとか切り上げ、夕方４時から、地元主催の国際サッカー大会を見学に行ってきた。

　去年からはじまったＵ１２の国際サッカー大会。去年も２度ほど見に行った。長男にとっては他人ごとではない大会で、来年は出場できるつもりでいる。国際大会と名打っているが、アジアから韓国と中国とタイの３か国３チームが来て、Ｊリーグ下部組織チームや、トレセンチームと対戦する。国際大会というのなら、ヨーロッパやアフリカ、南米中米などからの参加もあってほしい。将来的にそのようになれば、一層面白くなると思う。去年は韓国のチームが優勝した。

　地元として、去年はアスルクラロ沼津、キューズエスパルス、ジュビロ磐田のスクール選抜、静岡県トレセンが出場した。今年は、エスパルス三島が清水エスパルスとして出場し（清水エスパルス清水のメンバーは海外遠征かな？）、静岡県トレセンのほかに、WEST静岡として、西部地方選抜が出場する。こちらはまさに地元代表であるし、ジュビロのスクール選抜もいるから、応援しやすい環境を少し前面に出した印象だ。

　Ｕ１２であるから、ほとんどが６年生の子どもたちである。５年生ながらＵ１２の試合にも出ている長男としては、いつも闘う相手の中の何人かが出場するわけである。早速、試合会場でWEST静岡の試合を見てみると、「あれはRチームの誰それだ」などと教えてくれる。僕達大人は、なかなか子供の顔を覚えられないが、子供同士は顔を覚えるのも早い。通常は８人制のサッカーをしているが、この世界大会では１１人制であるから、通常のポジションとは違う子も多いだろう。ピッチも広いので、スペースもある。

　WEST静岡は、長男も参加しているアカデミーのコーチが監督をしている。ジュビロのトップチームのように、チェックの早い、ボールを奪いに行く練習をしているので、この世界大会でも、見ていて気持ちが良い。相手はエスパルスなので完敗かな？と予想していただけに、ボールを奪いに行っての引き分けは、なかなか気持ちのよい結果だった。

　静岡県トレセンの選抜チームは、最強メンバーというわけではなさそうで、タイのチームにスピードで負けて先制されていた。しかし、徐々に慣れてきて実力を出しはじめて、逆転勝ちした。当たり前かもしれないが、自然と静岡県トレセンを応援してしまう。負けている時には、足元のパスが多く、スペースを使う動きが少なくて、残念に思っていたが、逆転すると嬉しいのはなぜかな？

　この大会では、メンバーに選ばれた子供たちの親御さんたちが、当然のごとく応援しに来ている。その方々の試合での反応や話し声も楽しめる大会だ。親御さんの気持ちは、とてもよくわかる。来年は、当事者になることができるのだろうか？今日は忙しくて見に行くことができなかったが、明日はもう一度時間を作って、見に行きたいと思う。

2017年7月28日　寺田潤史

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