★ 「週刊てーて」+αをブログでどうぞ。 ☆ ひらく農園の野菜を入手できるお店
秋らしいお天気が続いた。十月の雨と台風の日々からは信じられないような、穏やかな日々だ。ファーマーズマーケットへの出荷を休むと決めて、なんだか心ゆくまで農作業ができるのが嬉しい。出荷ばかりだと、時間をひねり出すというストレスを毎日抱えることになる。大袈裟なストレスではないけれど、農家が野菜の世話をできないのはなんだかおかしな話ではある。収穫と出荷作業も立派な農家仕事には違いないし、お金を稼ぐには必須の作業である。
玉ねぎの苗を植え付けるために、台風の影響で、もう収穫の見込みがなくなったナスの樹を片付けた。例年よりひと月早いかな?この作業。ナスの樹の根本に鎌を突っ込んで、ナスの根を切って樹を取り除いていく。極早生の玉葱の苗は、もう種を播いて六十日苗になるので、植え付け適期である。ナスの樹を片付けたなら、ハイ、玉葱の植え付け畝の出来上がり。分解マルチフィルムにところどころ破けがあるが、そのまま苗を植え付けて、あとから堆肥をのせていく、簡易的な不耕起栽培である。もう何年もこの方式で玉葱を育てている。この頃は、あまり機械を使わなくなったのだ。
苗の植え付けも、どんどん進んでいく。堆肥を一輪車に載せて、スコップでまいていくのは連れ合いの作業である。ネット類をかぶせたり、トラクターで耕して畝を作っていくのは僕の作業。種播きは、もう3回目の小かぶの種播きを終えた。暖かなうちに何度も種を播き、何度も苗を植え付ける。寒くなった12月からは、また出荷の日々に戻るだろう。野菜の成長している間に、農作業を進める。時間に追われるような出荷の日々から、束の間の開放期を堪能して、カラダも休めている。農作業をしたほうがカラダを休められるのだから、不思議な感覚かもしれない。腰は痛くなる、かな。
この時期を利用して、長男のサッカーに付き合う時間も長くなった。個別練習の時から、指示を出し、ドリブルの練習にもディフェンス役をやって、実践に近い練習としている。止めて蹴る、という基本の練習時間も長くしているが、僕が相手としている限り、長男は十分にサッカーを楽しんでいる様子だ。リフティングなどは、それだけで練習するということをなくして、行程から行程への移動をリフティングさせて動きのあるものにした。ジュニアユースの選考会まで、一年を切って、濃い内容の一年をできるだけ怪我させないように見守っていきたい。だから、毎日、「ストレッチ」という掛け声は何度もしている。
大工になりたい、と言い出した四女に対しては、少しずついろいろな可能性を探し始めている。地元にも建築高等職業訓練校というものもある。家から通う、という場合にはかなりいい環境だ。また、他県の知り合いの大工を頼る、という連絡はしていない。昨今の物騒な事件の数々を考えると、少なくとも18歳までは親元においておいたほうがいいような気もする。宮大工のような修行期間の長いことは、通常の在来工法の基礎をやってから考えたって遅くはないような気もする。こちらはまだ中学2年生だから、慌てることはないだろう。少しずつ、いろいろな方の意見を聞いてみるつもりだ。反対する身内も出てくるだろうし。
2017年11月10日 寺田潤史
ご意見、ご感想、お問い合わせは、下記よりどうぞお寄せください。
1 | ピーマン | 京みどり | ナス科 | 2017年3月16日播種 | 2017年7月13日から収穫 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | ししとう | 伏見甘長 | ナス科 | 2017年3月16日播種 | 2017年7月13日から収穫 | |
3 | なす | 千両2号 | ナス科 | 2017年3月16日播種 | 2017年7月13日から収穫 | |
4 | オクラ | スターライト | ナス科 | 2017年5月15日播種 | 2017年7月22日から収穫 | |
5 | モロヘイヤ | (自)モロヘイヤ | シナノキ科 | 2017年3月16日播種 | 2017年6月1日から収穫 | |
6 | 空芯菜 | エンサイ | ヒルガオ科 | 2017年3月16日播種 | 2017年6月1日から収穫 | |
7 | 胡瓜 | (ときわ地這 | ウリ科 | 2017年3月16日播種 | 2017年6月10日から収穫 | |
8 | 葉ねぎ | わかさまパワー | ユリ科 | 2016年9月10日播種 | 2016年12月23日から収穫 | |
9 | 玉葱 | 七宝早生7号 | ユリ科 | 2016年9月23日播種 | 2017年5月1日から収穫 | |
10 | ミント | (自)ミント | シソ科 | 2013年3月10日播種 | 2014年1月13日から収穫 |