昨日の朝までの一晩の雨量は、８５ミリ。降る時には相変わらずにどっと降る。乾燥した畑には恵みの雨だ。雨の前々日に畝立てと堆肥まきを終え、雨の前日にあわてて苗を植えた。ずっと植えたかったモロヘイヤ、空芯菜、バジルの苗である。さらに、早生玉葱の収穫と軒下への収納まで済ませた。出荷の合間に一気に植え付けと収穫をしたので、どっと疲れが出た。さっさと一杯やって寝ようとしたが、疲れすぎて眠れない。疲労は蓄積され、腰も痛みだした。

　それでも、横になっている時間を増やしたので、雨が上がった昨日はまた葉ものの植え付けができたし、刈払い機での草刈りもできた。そしてまたさっさと一杯やって、今度はあっという間に眠りについた。ぐっすり眠ることができるって、素晴らしい。腰の疲れも治まって、今日はまた胡瓜の植え付け準備と植え付けまで半分できた。まだまだたくさん植え付ける苗が出番を待っている。これからゴールデンウィーク終了あたりまで、出荷と植え付け、草刈りの連続だ。

　長男のサッカー、県トレセンの選考会の二回目に行ってきた。前回選考会に出席できなかった人も来たので、フィールドプレイヤーだけで６０人くらいの小学６年生がいたと思う。３チームずつ二つのグループに分けるのは前回と同じで、各チームの顔ぶれも一緒である。前回出席できなかった子が増えただけで、前回と同じ２チームとの対戦だ。この選考システムの意味合いはよくわからないが、どうして違う組み合わせを用いないのか不思議ではある。前回からの自己修正能力を判断しているのだろうか？それなら嬉しいくらいなのだが…。

　前回と同じ１５分ハーフを前後半、同じチームと戦う。最初の試合は、５年生時の県トレセン国外遠征組のレギュラークラスのチームとの対戦だ。言ってみれば県内最強チームと対戦するようなわけで、相手はほぼチームとして成り立っているのだ。長男チームは、国外遠征組にはなれなかった県トレセン経験者にプラスして、長男のように新しく選考会に推薦された数名である。勝敗よりもどこまで食らいついてプレイできるか、というところだろう。

　前半を中盤の真ん中でプレイした長男は、後半を左サイドバックでプレイした。後で聞いてみると、一回目の選考会の時にドリブルで何度も抜かれた子とマッチアップしたかったのだそうだ。今回は、相手のドリブルを待つような守備はせずに、かなり前からガンガン行っていたと思う。さらに、試合全体を通して押されていたが、危ない部分は長男がポジションを変えてクリアに何度も行って救っていた。生き生きとしたプレイは、実に楽しそうで躍動感に溢れている。

　二試合目では、得点こそできなかったが、左タッチライン際までドリブルでえぐってセンタリングしてオウンゴールを誘発させることはできた。連携という部分ができるようなチームではなく、決定的なスルーパスが少なかったのは残念だ。得点が一回目に１点、今回は０点で、その部分は物足りなかった。得点で選考を決めるのであれば、今回もまた選考から落ちるかもしれない（得点できなかった子は３０人以上はいるだろうけれど）。しかし、プレイの質と守備的な躍動からすれば、十分に選考に値する内容だった。親の贔屓目を差し引いて、後からビデオで検証してもそう思う。しかし、結果は受け入れるつもりだ。

2018年4月26日　寺田潤史

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