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この猛暑続きは、僕たちをどこへ連れて行こうとしているのだろうか?このまま2ヶ月も3ヶ月もこの気温のまま過ごしたら、僕たちはどうなるだろう?ひょっとして、暑さに慣れて暑さに強い人間になるのだろうか?それとも、このまま干からびてしまうのか?
朝のオクラの収穫には1時間半を要するし、胡瓜の収穫にも30分はかかる。収穫が終わってひと風呂浴びて汗を流す。連れ合いが専門としているのは、大葉(青しそ)の収穫で、やはり1時間半ほどかかかる。これらを袋詰にするのにも時間が掛かるが、袋詰はエアコンの効いた納屋の中である。外仕事の合間に、エアコンでからだを冷やさなければ、こちらがまいってしまう。そのような暑さが、これからいつまで続くのだろうか?持久戦である。ワールドカップサッカーが終わって、変則的な睡眠は終了したが、今度はこの猛暑で、暑くてぐっすり眠ることができない。如何に眠るかが、持久戦を乗り切る肝であろう。
そのワールドカップサッカーの決勝。予想通り、なんだかなぁ〜、という内容だった。クロアチアは攻めた。モドリッチをマークするのはやはりカンテであったが、モドリッチは下がり目でボールを受けたり、ポジショニングでカンテに対応していた。さらに、カンテがボールを奪ったところをクロアチアが狙ってまたボールを奪い返したりした。カンテが今ひとつ機能しないので、後半途中でフランスのデシャン監督はあっさりとカンテをエンゾンジに替えた。これがまた成功だった。そこのところは、デシャン監督の卓越した見る目があったと言うべきだろう。あとでニュースが伝えたところでは、決勝前日の夜にカンテは高熱だったらしい。
マンジュキッチのオウンゴールからはじまって、セットプレイの流れからペリシッチ左足シュート、グリーズマンのPK 、ポグバとエムバペのミドルシュート、さらにはGKロリスの凡ミスからのマンジュキッチのゴール、と計6点も入った決勝だった。グリーズマンの時間の使い方など、勝つためのプレイは、優勝という結果が欲しかった証である。
クロアチアは、最後は集中力を欠いた。延長戦を3試合続けて戦ったあとであり、疲労困憊は隠せない。それでもクロアチアは最後まで攻めた。結果的に、モドリッチが、この大会のMVPに選ばれた。それは妥当だった。それほどに、クロアチアの中心選手としてボールに触り、よく走った。レアル・マドリーのモドリッチとは違う、クロアチアの中心選手としての誇りを伴ったプレイを見せた。
今回、サッカーのことをはじめて週刊てーてに書いた。いや、長男のサッカーのことはいつも書いているが、専門的とも思われるようなマニアックに選手名を挙げて書くのははじめてだ。長男と一緒にテレビ観戦をしたことも多かった。長男は朝の3時起きを3度決行した。物心ついて、選手のこともよく知っているこの12歳という時期に、ワールドカップサッカーの時間を共有した、そのことを記憶にとどめておきたかった。長男が好きなモドリッチやクリスティアーノ・ロナウド、カンテ、カゼミーロ、デ・ブライネなど、もうただの憧れでは済まされない時期に来ている、そのタイミングでのワールドカップであったのだ。
2018年7月19日 寺田潤史
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