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「2018 今年の総括 その1」

 ここ数日の暖かさは、師走に入ってのものとは思えないようなものだった。気温二〇度を超える日が続いた。今日は雨で、ようやく一〇度台中ほどの気温で推移したが、それでも例年に比べたなら暖かい。明日から寒くなる予報で、そろそろ納屋にもストーブが必要になるだろうか?薪ストーブの出番がこれほど遅い年は初めてだ。

 僕たち夫婦も結婚丸24年が過ぎて、25年目に突入。そしてこの時期は、もう今年を振り返る時である。今年の最初に書いたものを見てみると、「三女は今年春にはイケメンタレント詣でをやめて、製菓衛生師の資格をとるべく勉強するらしい。四女の大工志向に段取りをつけなくてはいけない。長男は、J下部組織に入ることができるかどうか、という一大事に臨む年である」とある。それから11ヶ月。状況はかなり変化した。

 まず劇的に状況を変えたのは三女である。確かに、イケメンタレント詣では控えて、製菓衛生師の勉強を始め、6月には試験を受けた。しかし、その時はすでに、勤めるケーキ工場の専務に退社の意思を伝えていたのである。7月になって、僕と連れ合いに「浦安で面接してきて、実習に十日ほど行ってくる」とはじめて伝えてきた。そして、8月になって浦安での実習を終えたところで、他の店の面接の段取りをつけてきた。そうして会社を辞め、東京は品川の東急沿線での仕事を決めた。

 新しく住む部屋の選定をし、入社日が10月5日になり、9月の後半はまた地元のもとの会社でアルバイトをして三女は過ごした。壮絶な台風が来た混沌とした状況の中を、引っ越していった。今は、元気にパテシエとして働き、自炊し、一人暮らしを堪能している。独り立ちできるようなパテシエになるまでには、まだまだ年月を要するのは言うまでもないが、小学校6年生の時に「パテシエになる」という夢を語ったことを実現させたのだった。まさかこんなに早く18歳と半年で一人暮らしをするようになるとは、僕たちはまだまだ先のことだと思っていたから、驚くやら呆れるやら…。

 四女は、受験生である。三女の影響下、就職する、大工になる、と言っていたのが二転三転した。定時制高校に行く、と言い出し、さらに変わって農業高校を普通受験することになった。卓球部の部長を経験したが、姉たちに比べて一番まっとうな現代の女の子である。人気の食品系を受験するのではなくて、生産系を受験するそうだ。オープンスクールに行って決めたらしい。友達の誕生日祝のために、ストーリー系の冊子やビデオを作ることなら何時間でも熱中しているが、まだ本当にやりたいことは見つけていない。

 長男のサッカーについては、さんざん書いてきた。ひとつの目標を達成することができたけれど、こんなにも親がジリジリとして緊張するものだとは予想できなかった。合格した子の親御さんと話をしてみても、どこの家も同じらしい。いや、合格しなくても、親御さんたちは子供の進路に多大なエネルギーを注いできたのだ。サッカーだけでなくスポーツ全般に関わる子の親御さんは似たようなものだ、ということを実感した年である。

2018年12月6日 寺田潤史


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