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「2019年に向けて」

 慌ただしく年は暮れた。例年通りに30日に餅つき、最後まで出荷、家の中、納屋、家の外の掃除、同級生との忘年会とこなし、大晦日に長女と三女が、夜10時半を過ぎて東京から帰ってきた。子供五人が揃って、賑やかしいこと。大きく成長して、それなりに意見を持つようになった娘たちを見ると、よくもまあ育てたもんだと思う。今からでは、とても育てられっこない、と漠然と後ずさりしたような感覚の中で年を越した。

 元旦、これまたいつものようにおふくろと兄貴の家で午前中を過ごし、午後は連れ合いの実家で過ごす。連れ合いと長男は、朝からサッカー初蹴りで、夜はそのまま実家に泊まり、僕は娘4人とともに家に戻った。2日の朝には、朝から収穫して大型ショッピングモールに納品に出かける。ショッピングモールに着く頃、電話が鳴った。次女からで「隣の竹やぶが燃えている」と。これには驚いた。そのうちに「消防車が来て、もうだいぶ収まった」とのこと。慌てて家に戻る。

 隣のアパートに住むおじいさんが、隣接する竹やぶの脇で焚き火をして、燃え移ったらしい。 その竹やぶは、もう長いこと放置されたもので、アパートの大家さんの土地と、地元の神社所有の土地にまたがっている。うちとの境界線を超えて、竹やぶはこちらにも進出してきてもうかなりの年数になる。その竹やぶの竹をおじいさんが切り倒し始めたのは、去年の夏前だったか。その頃にもおじいさんは、その切った竹を焼こうとして焚き火をした。高く炎が上がって、僕たちがそれを見つけて抗議し、大家さんに連絡して、その時はすぐに中止して事なきを得たのだった。

  僕が、今回、ショッピングモールに出かける時には、煙のようなものは見かけなかった。僕が出掛けてすぐに焚き火を始めたのだろう。竹が焼けてポンポンと弾ける音が、1キロメートル先まであちこちで聞こえたらしい。消防団の放水で大事に至らなかったが、火は西風で東へ飛んだようだった。南側には駐車場を挟んで僕たちの家屋がある。竹やぶのさらに東には中国人がやっている廃プラスティック工場の置き場があり、そこが大きく焼けたら大変なことになっていたところだった。

  元旦に、スマートフォンアプリのおみくじが来ていたので、引いたら大吉だった。しかし、2日にこの火事騒ぎである。これを吉ととるか、凶ととるか。こちらにまで燃え移らなかったからラッキーではあるが…。そして、これを書いていると、熊本で震度6弱の地震が起きたとのニュース。今年も、簡単な年にはなりそうもない。きっと、自然界も人間界も。その中で、いかにラッキーを見つけていくかは、自分次第かな?

 結局、2日の納品は1箇所のみ。2日も3日も来客があり、全面的に通常出荷に戻るのは明日からである。今日は、長男との家での初サッカー練習も済ませている。長女は昨日、早々に東京へ戻り、ホルンの音合わせがあるという。三女も今日の朝、東京に戻った。束の間の家族集合だった。長女がドイツに渡れば、しばらく皆での顔合わせはないだろう。それでも、家族が顔を合わせることができたことは、残像として皆の中に残る。火事騒ぎのあったあの時のこととして、永遠に残るのかもしれないな。それが2019年の始まり。

2019年1月3日


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